灰と幻想のグリムガル2巻のネタバレ感想とあらすじ
灰と幻想のグリムガル 2巻 大切じゃないものなんか、ない。のあらすじ
続いて、以下の管理人オリジナル「感想とあらすじとネタバレ」を見て下さいね。
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灰と幻想のグリムガル 2巻 大切じゃないものなんか、ない。の感想とあらすじとネタバレ
冒頭も書きましたが、今回はランタのうざさを通して(^_^;)、仲間とはどういうものなのか、それぞれの個性をどうやってまとめ上げてパーティーとしての形を作っていくのかが、出ていた作品だったと思います。 また、新リーダーである主人公であるハルヒロがどうやってリーダーとして成長していくのかや、他のパーティーメンバー(特に女性)とのかかわりあい方も気になるところですね。 RPG的に徐々にスキルアップしていくところも見ものです! では、章立てでネタバレあらすじと感想を書いていきます。
第一章 格の違い前巻でマナトの敵をとったハルヒロたちは、相変わらずゴブリン討伐にいそしんでいます。今日も戦利品の山分けをしていたところ、なんとオークたちが街に攻め入ってきます。
第二章 ヘタレ議長レンジがオークの群れを倒した話を仲間たちにするハルヒロ。。そんな中、ハルヒロなりに焦りを感じているみたいです。そりゃそうですよね。いくらレンジたちがすごいと言いつつ、一応同期なので、だいぶ引き離された感があるのですから。自分たちは実力ついたのか、またもっとつけなきゃということで、ハルヒロはさりげなくみんなに狩場を変えてもっと強い敵と戦ってもいいのかな?と提案。これには意見が分かれます。別に目的があってモンスター討伐しているわけでもなく、その日をきちんと生活できればいいという意見も。。ゲームじゃなくて命を懸けているんですからね。
第三章 慣性ならぬ惰性の法則翌日いつものゴブリンの狩場である、ダムロー旧市街にいったハルヒロ達は、様子が違うことに愕然。ゴブリンの数が異常に多くて、しかも統率のとれたような連中ばかり。多勢に無勢で、狩場を変更することにします。行く先はメリイが提案してくれたサイリン鉱山。コボルトの巣窟です。最初はビビりつつも、コボルトの動物的な動きに慣れてきて、徐々に本来の実力を発揮するチームメンバーたち。どうにかコボルト相手でもやっていけることを確認したメンバーでした。そしていよいよサイリン鉱山の中へ入っていきます。
第四章 暗黒流儀鉱山内に入ってもどうにかコボルトを倒していくメンバー。本章はタイトルにあるとおり、暗黒騎士であるランタの生き方というか考え方が如実に書かれています。ランタ的には暗黒騎士であるので、悪徳(ヴァイス)を積み重ねたいので、寝ているコボルトなど襲いまくって殺しゃいいじゃねえの?ぐらい言いますが、他のメンバーはドン引き。しかも倒したコボルトも必要以上にぐっちゃぐっちゃになるほどなぶります。ちょっといっちゃってますよね?しかも、自分の獲物だとか言って、連携も無視して、スキルも使いまくり、コボルト一匹に執拗に攻撃し一人で倒したことに自画自賛。うーん、単なるバカであほで性格悪い奴としか思えません。
第五章 器街に帰ってきて、今日のサイリン鉱山の初戦利品を山分けしますが、初日ということもあり、また戦ったのがコボルトのうち下っ端(レッサーコボルト、ワーカーやローワーカー)なので、報酬は微々たるもの。そんな微妙な空気の中ランタだけは異常にハイテンションで、仲間をデスりまくります。
第六章 回り道でもサイリン鉱山2日目。早々に1層をクリアし、2層、そして3層に行く井戸(下へ降りるには井戸を使っているんです)に向かったところ、そこにはデッドスポットが。。。メリイの仲間を3人も殺したコボルトの中では最強最悪を見つけてしまいます。運よく相手は気づいていないので、別の井戸を探してそっちから3層へ。。。3層へ行ったとたん、新たな敵と遭遇。コボルトの中では階級が上のエルダーコボルトが率いる集団と遭遇します。
第七章 先生にお任せエルダーコボルトはコボルトの上流階級というだけあって、身に着けているものは結構高値で売れます。というかグリムガルを読んでいて思ったのですが、これってコボルトやゴブリンからみたら、強盗の何物でもないですよね~。相手の住処に行って散々殺しまくった挙句に身ぐるみを剥がされるのですから。。。
第八章 分不相応チームメンバーがそれぞれ、新たなスキルを習得したので、さらにサイリン鉱山にもぐります。
第九章 スルー・ジェラシーハルヒロは、ランタのくだらない、執拗な突っ込みをスルーすることで乗り切ろうとしますが、なかなか思い通りにできません。そりゃそうですよね、感情的になってしまうのが人間ですから。
第十章 かっこわるいくせに5層は4層とうって変わって、暑いみたいです。どうも鍛冶などで武器などを作っているからでしょうか。
第十一章 アレ結局ランタは上がってこず、そうこうしているうちにほかの追手が来て、ハルヒロ達は4層から上層を目指して逃げます。ランタははぐれてしまい、1人逃げます。ランタはどうにか1人で4層まで逃げてきて、豚ミミズの囲いの中に身をひそめます。豚ネズミと違って食われたりはしないので、安心できますが、いつまでもそうしているわけにはいきません。
第十二章 大事なときは3層までどうにか逃げてきたハルヒロ達は、戦いの中でランタがいない分、苦戦を強いられます。どうにか敵を倒すものの、今さらながらランタの必要性を実感。他方、ユメがみんなの気持ちを代弁します。ランタ1人いないだけでこれだけ大変なのに、ランタにしてみたら5人もいなくなって1人で戦って・・・。そんな言葉を胸にみんなはランタを助けに行くことを決めます!
第十三章 コンビここでいうコンビとは、ランタとゾディアックんですね。夫婦漫才みたいなことをしながらも、どうにか上層を目指すランタにコボルト達が襲い掛かります。
第十四章 男の子ハルヒロ達は、4層の農場あたりまでランタを探しに来ます。もうすぐ合流できそうですね!と思いきや、コボルト達が騒いでいる方にどうもランタがいるのでは?と目星をつけます。が、コボルトの大群の中に行くわけにもいかず。。ハルヒロとしては、第一優先は現在のパーティーメンバーの安全。ここは譲れないとわかっていつつも、ランタを助けに行きます。
第十五章 浮沈するドレッドナイトランタは1人孤軍奮闘でコボルト達から逃げ回っています。命からがらです!左腕は傷を負って既に使い物にならず。心も折れかかっています。今にも泣きそうなくらい。そんなランタは何で自分はあのとき、先に梯子を上らずしんがりを務めたのか?自問自答します。。。みんなに認められたかったんだな。。。と。ランタの中にもしかしたらハルヒロたちが助けに来てくれるかも、という淡い期待も芽生え始めます。
第十六章 願いと覚悟ハルヒロ達は4層の牧場近くでコボルトが仲間を呼ぶ声を聴きます。コボルトたちが集まっている先には1人の人間が孤軍奮闘中。やっとのことでランタを見つけます。ランタと合流し、感動の再開も、ランタの「ちっぱいちっぱいちっぱいちっぱいちっぱいちっぱいちっぱいちっぱい!」の連続に興ざめします(^_^;)。まぁランタだからしょうがないですけどね。
第十七章 嘘と昨日、今日と明日エピローグ的な章です。
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灰と幻想のグリムガル 2巻 大切じゃないものなんか、ない。の管理人評価チャート
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こんな前の記事にコメントしても誰も見ないかも知れませんが、コメント失礼します。
今アプリで漫画版が配信されていて見ているのですが、寝ているコボルドを殺す案を全員却下したシーンですが、リアリティを追求してきたグリムガルの世界観でハラハラしながら見てた私としては、急につまらなく感じました。
今までおまえもしにたくないよな。みたいにゴブリンとの戦いの時に描写してきた意味が消えてしまったと感じました。
個人的にランタはパーティーに向いていないので、冷たくされようとどうでもいいのですが、読むのをやめようかな。とも感じました。
この先しっかりと面白い物語になっているのでしょうか。