灰と幻想のグリムガル7巻のネタバレ感想とあらすじ
灰と幻想のグリムガル 7巻 彼方の虹の公式あらすじ
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灰と幻想のグリムガル 7巻 彼方の虹の感想とあらすじとネタバレ今回はまさにやられた~という感じでした。何がやられたのか?というと、今まで積み上げてきたものをここにきて一気に振り出しにして、一から生活の基盤を構築するなど、なかなか勇気がなくてはできないような場面設定だったと思います。 義勇兵見習いのころを思い出すような展開でした。なので、結構もどかしく感じる面もありましたが、一歩一歩着実に成長していくメンバーを見ていて、ドキドキワクワクしたのも確かです(*^_^*)。
詳細は以下を見てくださいね。
第一章 滲む稜線ハルヒロ達は、ララ&ノノとともに、くらい穴を歩いています。グリムガルからダスクレルムへの抜け道のように、そこにはたくさんのグレムリンたちがいます。その穴を抜けると世界が開けてました。でも彼らの知っているグリムガルでもダスクレルムでもない世界です。一見暗いので、ナイトレルムかと思いましたが、どうも違う様子。新たな世界です。そこでララ&ノノはハルヒロ達を残してさっさとどこかへ行ってしまいます。戸惑うチームハルヒロですが、このまま呆然としているわけにもいかなく行動を開始。あてもなく歩くうちに川にぶつかり、どうにか飲み水は確保できるかな?と思っていると、この世界の住民の死体を発見。一見人間みたいですが、腕の数が多いです。どんな生き物やら。。。持ち物を物色し盾やら硬貨のようなものもゲット。身ぐるみ剥ぐのは義勇兵の基本ですね♪。と観察していると謎の生物にユメが襲われ瀕死の重傷を負ってしまいます。半ばパニックになるメンバーですが、メリイが回復魔法をダメもとで使ったところ、グリムガルほどではないですが、魔法が発動しどうにか夢は一命を取り留めます。。
第二章 プリーズハルヒロ達は、正体不明の生物に襲われないように注意しつつ、さらに進むと前の方に光が見えてきます。人工的な光は近づくとどうも村のようです。盗賊であるハルヒロが潜伏スキルを使って偵察に行きます。囲いがあって、見張りもいる様子。外敵から守っているようです。どう見ても人間ではないです。種族も様々の様子。で、みんなに共通しているのが、顏を隠しているんです。そんな話をみんなの元に戻って話すと、ランタが何かひらめいたのか、俺に任せろとばかり、一人で集落の方へ行きます。見張りは警戒するもののなぜかランタを襲いません。ランタは顔を隠していったんです。どうもこの世界というかこの村では顔は隠すべきものみたいです。でみんな顔を隠しておっかなびっくり近づくと、無事に集落内に入ることに成功します!第一歩ですね。みんな腹ペコでのども乾いている様子。集落の中には鍛冶屋、服と鞄屋、お面屋、食料品店と雑貨屋があって、小さいですが生活するためのものは手に入りそうな感じです。井戸も発見しますが、見張りがいて守っています。ハルヒロは勇気を出して近づき、さっき拾った黒い硬貨を見張りに渡すと、水を飲むことができました!仲間みんな久しぶりに水をたらふく飲んでどうにか落ち着きます。。それであの黒硬貨があればどうにかこの世界でも生き残っていけるのではと思い始めます。
第三章 禁湯までハルヒロ達は手金を集めてそれを村の住民に見せるもどうもこの世界では使えない様子。やはり黒硬貨を手に入れるしかないということで、一旦村を出て付近を散策します。偶然川の中におちていた黒硬貨を見つけて、それを持って集落に帰るも既に夜で門は締まっており中に張ることができず。。。仕方なく野宿をして翌朝一番で集落に入って、飲食店の大蟹店主(かにのような外見の店主さん)に黒硬貨を見せると、6人分の黒シチュー(虫入り)と干し肉らしきものをくれました!やっと食事ありつけたメンバーは我を忘れて食らいつきます。昨日お金を払っていたため、井戸の水も飲めて、ひと段落。その後川に戻って簡易お風呂を作って入浴中に、モンスターに襲われハルヒロは結構重傷?を負いますが、メリイの光魔法で回復させてもらいます。うーん、前途多難だぁ。。
第四章 う・なあハルヒロ達は、この集落をイド村、川をヌル川と名付けました。そして徐々に行動範囲を広げて黒硬貨を手に入れる方法を模索してます。井戸村の南側には湿地が広がり、そこには白骨化した死体やら遺品やらが埋もれていることも見つけて、背に腹は代えられないということでそこで黒硬貨探しに精を出します。黒硬貨以外にも武器の類やお面なども出てきて、多少は金になりそうです。が、そこに死体があるにはそれなりの理由があり、大きなライオンのようなモンスターに襲われます。どうにか退けるものの、その際にハルヒロは愛用のダガーを失い、そしてまたもや手傷を負ってしまいます。この世界に来てからハルヒロはよく怪我しますね。。あまり無理をしないようにメリイにもくぎを刺されてしまいます。。黒硬貨をいくらて手に入れて井戸村に戻ると、案山子のような見た目の旅人が街中で買い物をしています。その案山子の発する言葉を聞いて、最低限の言葉を理解していくようになります。ちなみにタイトルにある「う・なあ」は「これはいくらですか?」という意味だそうです。
第五章 難しいことばかり転がっているハルヒロ達は、イド村の南の湿地をカバネ湿地と命名し(屍が多いから)、日々そこに行ってはどぶさらいならぬ、沼さらいで、黒硬貨や戦利品を物色しています。イド村にもだいぶ慣れてきて、簡単な数やあいさつは理解できるようになりました。1日湿地をさらって、1食分から2食分は稼げるようになってきた矢先に、以前ハルヒロが襲われた獣以外の脅威に遭遇。蛇のようなにょろにょろとしたやつで、数がすごいです!噛むと毒もあり、ランタなんて泡くってぶっ倒れてしまいました。珍しくユメが介抱してくれて膝枕にご満悦のランタ君。。まぁたまにはご褒美ということで。。ランタが毒にやられてビビったこともあり、その日は無難に帰りました。。
第六章 生きることはハルヒロ達は徐々にこの世界での生活に慣れてきました。が、未だ生活の拠点は野宿。イド村の中とはいえ寒さはしのげず、森の枯れ木を集めて火をおこしたりして寒さをしのいでいます。とそこに炭焼き師の馬車に出くわして、その後をつけていってちょっとだけ世界が広がったり、炭焼き師の家からの帰り道、ひょんなことからハルヒロがシホルを見て発情したり(珍しい~)、イヌザルみたいな生き物に襲われて、空腹に耐えられずその肉を食べたり、、、ほんと、生きるということは大変です(-_-;)。。。
第七章 未来志向プロジェクト徐々にこの世界になれてきたものの、本当にこのままでよいのか?元の世界(この場合はグリムガル)に帰れるのか?帰れない場合にはここに骨をうずめる覚悟もと考え始めるメンバー。ランタはもっと露骨で子孫繁栄のためにはペアにあって子づくり!みたいなことをいい、女性陣の反感を買ったりしてます。。である朝、イド村にいくと、大蟹店主の食料品店には先約が・・・よく見るとどうもここの住民ではないような。要は人間?と思ってみていると振り向いて、人間の言葉で話しかけてきました!
第八章 人生の先輩彼の名前はウンジョーといって、はっきり言わないですが、ハルヒロ達と同じ元グリムガルの義勇兵っぽい感じです。ウンジョー氏いわくもう8年以上もここにいて、自分以外に人間に張ったのはハルヒロ達が初めてとのこと。それに帰る方法はないとも。。。にわかに受け入れがたい話ですが、色々と聞くランタたちに、ヌル川の下流に亡者の街があって、義勇兵のお前たちにはお似合いだと意味深なことを言って、去っていきます。ハルヒロ達も当てがあるわけでもないので、早速ウンジョー氏のアドバイス通り、下流に行くと亡者?(目玉が白く反転して共食いもするようなゾンビだかグールみたいなやつ)と遭遇。手間取りますがどうにか倒し身ぐるみを剥ぐと早速黒硬貨(中)が4枚も!狩場としてはよさそうな場所ですね!!!ウンジョーさんありがとう♪
第九章 告白作法ハルヒロ、ランタ、クザク、ユメ、シホル、メリイは、ウンジョーさんに教えてもらった亡者の街に狩場を変えて、7日。慣れるまで多少は時間がかかったものの、大分狩場にもなれ、しかも亡者は結構黒硬貨を持っているんです。なので、蓄えも増え大分生活に余裕とリズムができてきました!
第十章 プラスとマイナス亡者の街の思いのほか大きくて、オルタナよりも大きいみたいです。以前はかなり栄えた街だったのでしょうね。場所によってはかなり凶悪な亡者もいるので、ハルヒロ達は警戒を怠らずにある程度いい稼ぎになる中程度の亡者のいる場所を選んで狩をしています。とそんな中突如嫌な感?がして、ハルヒロは前転しながら前に転がってさけると、そこには獅子に似た巨大な獣が襲ってきます。ハルヒロは自分がおとりになって獣をひきつけているうちに逃げろと言います。
第十一章 発展形の夜、ハルヒロはみんなが寝静まっているところ、一人たき火を見ながら、眠気にまどろみながらぼうっとしています。このままなら眠りに落ちていくんでしょうね。とふとシホルが起き上がって、ハルヒロに話しかけてきます。ちょっと話があると。。。既にみんな寝ているのでちょっと離れたところに二人並んで座って話すことに。2つ話したいことがあるとシホルは言います。シホルからって珍しいです。。で1つ目はハルヒロは自分のことを軽く考えすぎている。自己犠牲的な。そういうのは控えてほしいと。ハルヒロは自分たちのリーダーでなくてはならない存在だから、自分を大切にしてほしいと。。。多分メリイもそう思って、減点1とか言ったのでしょうね。
第十二章 キヌコ様ハルヒロ達は、この世界に来て既に49日が過ぎました。だいぶ慣れてきて、以前は逃げてばっかりの獅子の亡者とも互角に戦えるようになりました。黒硬貨も稼げるようになって、装備品も新調し、すっかりこの世界の住人です(^_^;)。新しい仮面も買ってました~。で、シホルは前章で話していた独自魔法開発の成果が出て、影魔法のエレメンタル(名前をダークといいます)を呼び出して使役するまでに。。うーん、約2か月でかなりの成果ですよね。
第十三章 明かされるハルヒロ達はウンジョーの助言もあり、早速イド村からヘルベシドまで旅をすることに。途中獣に襲われないように獣除けの鐘をもっていったおかげで大した戦闘にもならず。道中、ウンジョーはこの世界の話をしてくれます。ダルングガルとは絶望の土地という意味とのこと。ただ、もともとは、ファナンガル(楽園)とよばれ、エノスという1柱の神が治めていたが、エノスがルミアリスとスカルヘルに分かれて争うようになったとのこと。。うーん、奥が深いですね。でそんなこんなでヘルベシトの街に到着。が、この街の住民はやたらと喧嘩っ早くて、よそ者だろうと町の人間だろうと何かと因縁つけて喧嘩するやから見たいです。ハルヒロ達も例外にもれずに、ひたすら住民に挑発されまくりながら、どうにかウンジョーの家に。。。よくランタが切れなかったなぁと思いました(^_^;)。で、ウンジョーの家には女性がいて(といっても見た目は人間に近いですが人間ではないです)、ウンジョーの妻とのこと。名前をルビシヤ。うーん、ウンジョーさん、本気でこの世界で骨をうずめる気なんでしょうか。。
第十四章 依存体質ヘルベシトの街にハルヒロ達が慣れたころ、ウンジョーはこの世界の出口(=グリムガルとつながるところ)を見せてやると言います。それで、ヘルベシトからひたすら西へ。。。途中、骨だらけの平原をとおったり、赤茶けた川をわたったり、昔は栄えていた廃墟アルウジャをとおったり、それはもうウンジョーさん任せで、まさに依存ですね(^_^;)。モンスターにも襲われます。木人のロゴクや、トカゲのようなニィヴルなどなど。ハルヒロは都度都度ウンジョーさんにどうするか聞きます。それでいいのか?ハルヒロ!!
第十五章 そこに理由があるアルウジャの廃墟を抜けるとながーい下り坂。。。そこを下りて行くとなんとオークの都市ワルァンディン。。何とオークが何千何万といる都市です。その向こうの山に火竜が住んでいてその奥にどうもグリムガルとの道があるとのこと。ここを抜けるなんて正気の沙汰ではないと一同は意気消沈します。。。そんな中、ウンジョーが帰ろうとしたところ、あろうことかソウマからもらったレシーバーが振動します。そしてソウマの声が。。。ソウマは何度もレシーバーで話しかけていたようでした。そしてソウマのパーティーメンバーである、リーリヤ、ケムリ、シマ、ピンゴがそれぞれ励ましの言葉を言います。さらにソウマはアキラやゴッホ、カヨといったメンバーやトッキーズも無事であること、みんなお前たちを心配していると言います。そのうえで、また会えることを信じているとも。。。みんなこれを聞いて涙ぐみつつ、グリムガルに帰りたい、帰ろう!と決意します。なぜレシーバーが反応したか。。やっぱりここワルァンディンがグリムガルに近いからでしょうね。。ハルヒロ達はリスクは冒せないが、じっくりと調査して、帰る方法を探すことにします。
第十六章 ひより日和ハルヒロ達は、ワルァンディンが見える場所で、ウンジョーとは別れ、ワルァンディンを偵察することにします。まずは盗賊でハイドのスキルもある、ハルヒロが単独で偵察に。ワルァンディンに行く前に農村地帯(もちろんオークの)を抜けて、ワルァンディンまでどうにかたどり着くも、やはりそこから先はオークが多すぎてなかなか進めず。。その後いったん仲間の元へ戻って、6人全員でワルァンディンの近くまで行くことにしますが、1人でいくときよりも3倍は時間がかかりさすがにすぐにどうこうなるレベルではないと悟ります。一旦はヘルベシトまでもどります。ヘルベシトを拠点にするという話もありましたが、やはり住みずらい街なのでその後、イド村まで戻ってほっとするメンバーでした。。まだまだ先は長そうです。
第十七章 今日と明日を駆け抜けてイド村に戻ってきてから、前と同様に亡者の街に行って亡者狩りです!それでたんまりお金を稼いで、またワルァンディンへ遠征に行って、グリムガルへ戻る方法を探す。。そんな生活のリズムができて、5回以上こんなことを繰り返していると、それなりにみんな腕も上がって、金もたまるので、装備品をさらに強化。もはや寄せ集めのゴブリンスレイヤーとは大違いですね。前に苦戦をしていた獅子の亡者もきっちりと狩れるようにもなったようです。
第十八章 フェスの前ダルングガルにきて、200日が過ぎました。今日もハルヒロ達はワルァンディンの偵察に来ていますが、今日は様子がどうも違うみたいです。お祭りの準備をしているようで、街中にぎやかです。どうも竜をかたどったものがたくさんあったり、また街の中心では檻に入ったオークの女性が・・・とてもきらびやかな恰好で奴隷でもなく、どうもいけにえのようです。火竜にいけにえとしてさしだすんですかねぇ。。。とそんな街の様子を見てみんなのことへ帰ろうとしたハルヒロですが、首筋にぞっと寒気が走ります!誰かにみられている??ハルヒロは急いでみんなのまっているところにって、逃げろ!というと、思わぬところから声が。。。ハルヒロをつけていたのは、ララとノノだったんです。
第十九章 Over the Rainbowハルヒロたちと、ララ&ノノは情報交換をして、ちょうどオークが火竜祭(ララが勝手につけた名前)の真っ只中であることを知ります。火竜祭は火竜にいけにえを捧げるお祭り見たいです。オークたちはごった返しているので、このすきにグリムガルへの出入り口を目指すことに。 今回はここまで!
次回に続く!
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