Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)3巻 の感想とあらすじとネタバレ
3巻目ということもあり、ちょっとだけスバルを見直してきました~。また今さらですが、やっとこさ、死に戻りのことを第三者(エミリア)に伝えようとしたり、それなりに疑問が解決する面もありました。レムの鬼化した力のすごさや、ベアトリスのかわゆさ(ツンデレ)も見れて良かったです。ですが、結局は呪術の犯人はだれなのか、その黒幕がわからずじまいです。1巻目の腸狩りといい、王選関係者?の妨害工作が当然のように書かれていますが、そうなんでしょうか。。。 謎が謎を呼びますが、今回はひとまず、5日目の朝を迎えられたということで、やっと先に進みます(^_^;)。。。
詳細は以下をみてくださいね。
第一章 ナツキ・スバルのリスタート
スバルは死に戻りの結果、またロズワール邸での1日目に戻ります。目の前にはラムとレムが。スバルは二人を見るなり、二人の手を取って「にぎにぎ」します。手の感触を確かめつつ、前回の死に戻りで自分が悪夢にうなされているときに、両手を握って安心させてくれたのはこの手だったんだと今さらながら実感します。 そしてやるべきことを確認し、新たな気持ちでロズワール邸での5度目の一日目がスタートします。今回のやることはおもに2つ!1つ目は屋敷でのみんなの信頼を得ること、2つ目はスバルやレムを殺した呪術を放ったものを突き止めて、誰かが死ぬのを防ぐこと。 うーん、何気に大変ですね。。。スバルはこの2つをクリアすべく、初日からかなり飛ばします。もう5回目のですからね。使用人としてもある程度こなせるようになります。が、それでも必要以上に笑顔を振りまいたり、かなり空回り状態です。 そんな状態をラムやレムにも見透かされ、ラムはロズワールへその違和感を報告します。が、敵の間者(スパイ)の可能性はかなり低いと評価されているようです。が、それでも屋敷の中について詳しすぎるので気持ち悪いですよね。。。 そんな空回りが長く続くわけもなく、スバルは2日目にして精神的にかなりせっぱつまります。食事をとってもすぐに戻してしまう始末。。。 パックもそんなスバルの心がぐちゃぐちゃになって、近いうちに擦り切れてしまうことをエミリアに伝えます。 エミリアはそんなスバルを見かねて、頑張ったご褒美にと膝枕をしてあげます。そして、大変だったね、つらかったね、といたわってくれます。うーん、できた女のことですね。思わぬエミリアの優しさに、今まで失敗できないと緊張していたスバルのタガが外れます。思いを寄せる相手の前でも、構わず、大泣きをしながら胸の内を暴露します。。疲れ果ててそしてエミリアの優しさに触れて、気が付けばスバルはエミリアの膝枕で眠ってしまいます。。。
第二章 泣いて泣き喚いて泣き止んだから
目を覚ましたスバルは、エミリアの洋服を涙と鼻水でぐちゃぐちゃにしてしまっていたことに気づきます。気まずさもあって、スバルは今ベアトリスの禁書庫の中に。。。もちろん他に目的もあります。 スバルはエミリアの優しさの一端に触れ改めて、いな、今まで以上にエミリアのことが好きになります。エミリアのためなら文字通り死んでも構わないし、彼女なしでの生活などできないぐらい。。。 それはさておき、スバルは今回もベティーに協力を依頼します。最初は自分の気持ちを素直に伝え、スバルにしては珍しく正攻法で頭も下げてベティーにお願いします。が、ベティーからは無下もなく断られます。そこで、対応を切かえ、パックをネタに無理やり協力させることに。 で、そんなやりとりの後、スバルは相手を衰弱させて殺す呪術について前回以上に詳しくベアトリスに聞きます。呪術は発動したら誰も止めることができないが、発動前ならば無効化できることや、呪術を仕込むには例外なく対象と接触する必要があることなど。。呪術の仕込む条件を聞いて、スバルはふもとの村に呪術を仕込んだものがいることに気づきます。それ以外で屋敷の人以外との接触なんてありませんので。 5度目の死に戻りにしてようやく見えてきた解決策に喜ぶスバル。 スバルはさらに嫉妬の魔女について、ベア子に聞き、かつて存在した6人の大罪の魔女をもくらって、世界の半分を飲み干し、最後は英雄とドラゴンの力で封印されたものの、滅ぼすことができなかった存在、そしてその外見は銀髪のハーフエルフだったということを聞きます。 エミリアがまさに銀髪のハーフエルフなので、今まで彼女が生きてきた道は容易な道ではなかったことを知るのはたやすいことです。それでも今の優しいエミリアで居続けられるのは奇跡に近いですね。 エミリアが朝、微精霊との契約で語らっている間、スバルとパックはそんな会話をしています。そこにエミリアが戻ってきて、ひょんなことからスバルの魔法属性の話に。。。以前ロズワールにも見てもらったけど、結局闇属性であることに変りはなく、少々落ち込むスバル。 能力は低くても魔法の実体験はできるよということで、パックにコントロールしてもらいつつ、闇属性の魔法「シャマク」という黒い霧を生み出す魔法を試してみますが、パックの予想外にスバルのゲートは甘くて、ちょっと暴走気味に。。マナを出し尽くして横たわるスバルに、エミリアがボッコの実というマナ回復のできる果物をもらいます。 これでどうにか使用人としての仕事に戻るスバル。いろいろありましたが、当初の予定通り、近くの村に潜伏しているであろう呪術者を見つけに行くべく、ラムレムに村に買い出しに行こうと持ちかけます。最初は渋っていましたが、結局二人とも同行することにOKしてくれます!
第三章 勇気の意味
4日目の昼間、スバルはラムとレムの3人で屋敷そばの村アーラムに買い出しに来ます。通算で3度目の訪問ですね。スバルは子供に好かれるタイプのようで、村に入るなり子供たちがまとわりついてきます。買い物はラムとレムに任せ、スバルはしばし自由時間です。 ラムレムが返ってくると、スバルは村人や子供たちとラジオ体操をしていました。その後もう少し自由にしてよいとのラム・レムの好意で、スバルは子供たちに秘密の場所に連れて行かれ、子犬モドキと出会います。一見かわいいんですがこれは魔獣なんですよね。 で、前二回と同様に子犬モドキはスバルにかみつきます。もうわかりますよね!こいつが呪術の犯人です!スバルはまだ気づかず。。。 村から帰って早速ベアトリスのところに行き、呪いを受けていると思うので解呪してほしいと頼みます。ベティは何を言っているんだ?とバカにしますが、本当に呪いを受けていたため、解呪します。 そこで初めてスバルは子犬が呪術の原因だったことを知って驚愕!村が危ないといいだし、夜にもかかわらず、村に向かいます!その際、経緯を話してレムも同行することに。 で村に行くと案の定、子供が数名行方不明です。どうも子犬モドキにさらわれたのでしょうか。。。 スバルは森に向かうと、森と村の間の結界が切られていることを知ります。 躊躇なく森の奥に進むスバルに、レムも同行し、子供たちを見つけます。どうも子供たちも呪術を食らっている様子です。さらに奥にいる子供を助けた際に、ついに魔獣と遭遇し戦闘になります。が、スバルは戦闘能力0なので、レムが鉄球月の鎖(モーニングスター)で、応戦。ただ、多勢に無勢で不利な戦況になります。一時はレムもぶっとばされてヤバイ状況になるも、鬼の力が暴走?して、ざっくざっくと魔獣を屠ります。ただ、我を忘れたレムのすきをついて魔獣の群れがレムを襲ってきます。が、スバルがとっさにレムをかばってレムは助かるものの、スバルは全身魔獣にかみつかれ内臓やら骨がぼろぼろに。。。
第四章 鬼がかったやり方
スバルが目を覚ますとそこはベッドの上です。でも死に戻りが発動はしていない様子です。それを証拠に全身傷だらけ。横を見るとエミリアが椅子に座ったまま寝ています。夜通しスバルの看病をしていたのでしょうね。。。で、エミリアの髪の中から出てきたパックに聞いて現状を把握します。 スバルと子供は満身創痍のレムによって、村まで連れてこられたこと。子供もレムもみんな無事であること。。ほっとするスバルは村の中を散策し、ラムにも会います。ラムは村人のために、炊き出しのようなことをしています。配っているのはふかしイモですが。 で、そこでベアトリスにあって、自分の体にはまだ呪術がかけられた状態であること、そしてその呪術はレムを助けた際に、複数の魔獣(ウルガルム)にかみつかれたため、呪いが重ねがけされた状態で、解呪が難しい状態だと言います。 ただ、わずかだが助かる方法があるとも。それは呪いをかけた魔獣を全て殺すこと。スバルにかけられた呪いはマナを強制的に吸い上げるもの、魔獣にとっては食事のようなもので、その魔獣が死ねば、マナを吸い上げ荒れることはなくなるとのこと。 なるほど。。。とそこでスバルは初めてレムがいないことをに気づきます。レムは同じことをベティーに聞いて、単身スバルを救うべく、魔獣の巣窟である森に入って行ったんです。そんな話を聞いてしまったラムは、焦ってレムを助けに森に行こうとします。が、それにはスバルも同行することに。 森に入ってレムを探すも、中々見つからず。ラムは千里眼でレムの居場所がある程度わかるのですが、森は広くなかなか見つからず。また、単発的に魔獣も襲ってきます。 で、ここでスバルは賭けに出ます。ラムに対して死に戻りの話をしようとすることにより、意図的に魔女の呪い?(口止めのために死ぬほどの苦痛をアジア和されること)を発動させて、魔女の臭いを濃くすることにより、魔獣を意図的に寄せ付けたんです。 これにはラムもびっくり。スバルの予想通り魔獣が一気にスバルに襲い掛かってきます。こうして魔獣が群れをなして襲って来れば、レムも来るだろうというかけです。 で、最初はラムも応戦して襲い掛かってくる魔獣を倒していたのですが、それも17匹目までで、あとはラムも魔力切れで倒れます。スバルはラムを抱えて逃げますが、すんでのところでレムとも合流できました!が、レムは鬼化して正気を失っており、スバルにも襲い掛かってくる始末。うーん、また以前のようにレムに殺されて死に戻り発動か??と思いきや、ラムがレムを正気に戻すには、鬼の角をぶったたけばよいとのこと。うーん、無理を言いますね。。。 スバルは決死の覚悟で、ラムをレムに投げつけ、レムがラムに気が向いているうちにどうにか角をぶっ叩きます!!
幕間 レム
レムが意識を戻すか?と思いきや、ここでちょっと幕間ということで、レム目線で今までのレムとラムの歩んできた経緯が明らかに。二人は鬼族の中では双子の忌み子として扱われていましたが(本来鬼は2本角なのに双子のため1本ずつしか角がない)、姉であるラムが歴代の鬼の中でも最高の能力を有し、そのまま行けば鬼の長にもなる器であったため、周りは次第に双子に対して、嫌悪感をなくすどころか、姉のラムに対して頭を垂れるぐらいになっていました。 レムはそんな姉に追いつこうと努力をするも、まったく追いつくことはできず、常に姉の背中をおいかけるようになっていました。よくある優秀な姉と平凡な妹といった関係でしょうか。ただ、レムは姉のことをねたむのではなく、敬愛していました。 そんなある日村は魔女教の連中に襲われて壊滅状態に。ラムは善戦するもレムをかばって?ついには角もおられてしまいます。その時、レムが思ったのは、「やっと、折れてくれた・・・」。 多分、レムの本心だったのかもしれませんが、レムはそんなことを思ってしまった自分が許せないようになります。 その後意識を失ったレムとラムは、どういう経緯かロズワールにかくまわれ、メイドとして働くようになります。ラムはロズワールに心酔し、全霊を以てつくします。レムもそれに倣い、ラムの代わりに、角があった時の完璧なラムならこうした、というように、尽くします。 それからのレムはラムが本来歩んだであろう道のりを自分が姉の代わりに成し遂げるということに人生を捧げます。 そんな中、レムはスバルと出会います。。。。
第五章 オールイン
レムが目を覚ますと、誰かの腕に抱えられている感じ。スバルがレムを抱えて未だ迫りくる魔獣の群れから必死に逃げている最中でした。レムを抱えて走るスバルの横には、ラムも一緒です。もう少しで結界までたどり着き、そこを抜ければ魔獣は追ってこないのですが、どうもそこまで追いつかれずに行けそうにない状態です。そんな中、スバルはラムにレムを預け、単身おとりになるので、そのうちにラムとレムは逃げろと言います。 そんなことはできないというレムですが、すでにレムは身体の自由がきかず。。ラムはスバルの覚悟を尊重します。 ラム・レムとスバルが分かれて逃げると、魔獣は魔女の残り香の強いスバルを追っかけてます。スバルの行く手には、魔獣のボスらしき子犬(スバルにかみついたやつ)が。子犬はその本性を現して巨大化します!スバルは魔獣と対峙するも、パックから習った闇魔法『シャマク』を無理やり発動させて、魔獣に深手を負わせますが、それも致命傷には届かず。 スバル絶体絶命のピンチの場面に、ロズワールが駆け付け、彼の魔法で魔獣は一掃されました!スバルはそのまま意識を失います。
エピローグ 未来の話
スバルは黒い影に支配された世界に一人。。。いつも死に戻りをする際の世界に似ているみたいですね。その中で対峙した影は意味深な言葉「・・・いしてる」とだけ言って消えていきます。多分、「あいしてる」だと思います! で目が覚めると、そこには看病をしていたレムの姿が。 レムからその後のことの顛末を聞きます。魔獣はすべてロズワールが掃討し、呪いも解呪はできなかったものの、術者である魔獣は死んだので今後発動はしないとか、スバルの体は思いのほかマナが枯渇状態で、また無理やり魔法を発動させた結果、ゲートがかなり傷んでいるなどなど。 その後レムは、自分がもっとしっかりしていれば、角のあった時のラムのようにできていれば、こんなことにはならなかったと言います。うーん、レムは優秀だったラムの呪縛から未だ脱せられない状態のようですね。 そんなレムを見て、スバルは薄皮を剥ぐように、レムのいいところや、レムは決してラムの代替品ではないことを諭します。。 辛辣なスバルにしては優しいですよね。。これなら女の子は惚れてしまいます(^_^;)。現にレムはスバルに惚れてしまったようですが。 その後、スバルはエミリアとあいます。エミリアは看病していた相手が目を覚ますといなくなっていたのみならず、椅子にがんじがらめにされていたことなど、恨み節たっぷりです。 でも結局はスバルに助けられたということで、お礼がしたいと言います。でスバルは一緒にデートをしようといいます。 スバルにしてみれば何度も死に戻りをしてやっとたどり着いたエミリアとのデートの約束です。感慨深いものがあるでしょうね。。。
幕間 月下の密談
夜、ラムとロズワールは、恒例の?密会中です。 ラムは今回の事件の経緯をロズワールの指示で調べていたようです。そこでは魔獣がすべて「ツノナシ」にされていたことがわかります。ツノナシにされた場合には、そのツノをおった者に従う(=しもべになる)とも。そうなると誰が魔獣の角をおったのか気になりますが、今回の事件後、「お下げの少女」が行方不明になっています。村人に聞くと、誰も「お下げの少女」の素性をしらず、気が付けば村に溶け込んでいたそうです。 また、魔獣の子犬を最初に連れてきたのもこの「お下げの少女」とのこと。うーん、ということはこの少女が魔獣使いで今回の真犯人ということですね。 これは驚きです。ということは計画的な犯行でやはり今回の事件も王選がらみということでしょうかね。。。 って、ここで一つ重大なことが!!管理人としてはこのくだりは非常に違和感がありました!ツノナシは、ツノを折った者に従う。。。これは魔獣に限ったことなのでしょうか?? ラムはツノナシですよね。。。そして、ラムが角をおられた時の状況はレムの回想シーンである程度わかりましたが、その後の話はうやむやになっていて、気が付けばラムとレムはロズワールの屋敷にかくまわれていたとか、姉のラムはロズワールに心酔しているとか。。。 このくだりを読んでいる限り、ラムのツノを折ったのって、ロズワールなんじゃないの??と思えてしまいますが、これって真相はどうなんでしょう? このあたり、もしかしたら伏線になっているかもしれませんね。 で、話は戻りますが、ロズワールとラムの密会?にはちゃんとした目的があって、ツノナシになったラムはマナを取り込むことがうまくできなくなっており、毎夜ロズワールが魔法でマナを注入していたようです。うーん、ラムとしてはもはやロズワールなしでは生きれない体になっているんですね。。。 それはそうと、最後にロズワールは、自らの目的を言います。 竜を殺すため。。。と。うーん、意味深すぎますね。。。 と今回はここまで。うーん、だいぶ長くなってしまった(^_^;)。。
次回へ続く!
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続いて、以下の管理人のレーダーチャートを見て下さいね。
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今回も楽しく読ませてもらいました。主人公のあられもないところが出なかったので
確かにセクシーさには欠けますね!
ふむ、問題はここからなんですよね~。嫉妬で主人公がとんでもなくなるのは
頑張ってくださいね?感想楽しみにしてます!
コメントありがとうございます!スバルの嫉妬。ある意味?楽しみというか。。。やはりスバルが嫉妬の魔女に愛されるのはそれなりに理由があるのでしょうね。現段階ではまだ5巻までしか読んでいないので、何とも言えませんが(^_^;)。先が読めない展開でドキドキして読んでます。また近々4巻感想もアップしますので、また遊びに来てくださいね。
実際にスバルの立場にたってみたときを考えると、そう上手くは運べないと思いますよ…
主人公の屑っぷりに関しては作者も狙ってやっていることなのでなにも言いませんがまさか獣が呪術なんて使ってくるとは思いもしないでしょうし
基本的に、主人公ではありますが普通の人間とそう変わらないスペックしか持っていないのがスバルです
マトモな主人公となったスバルをみたいならweb版読破する勢いか、書籍最新刊まで行かないと、厳しいですね
コメントありがとうございます。確かに読者は客観的に見ているから、気づく点があるかもしれませんね。。。主人公のくずっぷりは、ご指摘の通りですね。ここからどれだけ変わっていくか、楽しみに読んでいます。色んな意味で期待が裏切られないか、ドキドキワクワクしてます。最新刊までもう少しなので、読んでいきつつ、どう変わっていくか感想をかければと思っています。また遊びに来ていただけると嬉しいです。ありがとうございました。