Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)2巻 の感想とあらすじとネタバレ
今回は舞台をロズワール邸に移しての死に戻りです。ただ、実は本巻では完結しないんですよね。次巻をセットでロズワール邸での死に戻りループ状態が解決する感じです。最初の死因がすぐにわからなかったり、メイドの片割れに殺されたり。さらには今さらですが、死に戻りのことをエミリアに教えようとするなど、色々と考えられており、それなりに楽しめました!もう少し主人公がいい奴ならよかったのですが。。。
詳細は以下をみてくださいね。
プロローグ 贖いの始まり
しょっぱなから誰かの回想シーンです。ネタバレですが、これは双子のメイドの1人、レムの記憶です。魔女教に自分たちの故郷を襲われ、その際に姉であるラムの角が切られてしまったシーン。。これが何を意味するのかは本編で。。。
第一章 自覚する感情
スバルは大きなベッドの上で目が覚めます。どうもかなり身分の高い人の屋敷(実は、エミリアの後ろ盾であるロズワールの屋敷)の客間みたいです。周りには誰もいないので屋敷内を散策しようと表に出ると、ベアトリスの結界内にある書庫に迷い込んでしまいます。ベアトリスは見た目は11、12歳ぐらいの少女ですが、精霊?でしょうか。少なくとも人間ではないですね。パック(エミリアの守護精霊)のことをニーチャと呼んで慕っているようです。
それはそうと、ベアトリス(ベティ―)の怒りをかってしまいマナを吸い取られ、再び意識を失います。
再度目を覚ますと、毒舌姉妹のラムとレムが・・・思いっきりデスられるスバルですが、そんなところにエミリアが来て一緒に園庭にでて、ラジオ体操をしたり、ちょっとしたリハビリみたいな感じで、エミリアとも交流し、さらにはパックとも再会して、ひとまずは安心ですね。
パックは、スバルのおかげでエミリアが助かったので、お礼をしないと、と言います。そこでスバルはお礼として、パックの毛並みをいつでもさわれるのがいいと言います。うーん、毛並みフェチですね。ベティーがしったら怒られそうですが(^_^;)。
そんな感じでくつろいでいるスバルとエミリアの下に、ラムとレムが来て、屋敷の主であるロズワールが返ってきたことを伝えます。
そして、スバルは初めてロズワールと対面することに。。。
第二章 約束した朝は遠く
ロズワール(屋敷の主)が返ってきたということで、エミリア、スバル、ラム、レムはお迎えに。といっても、朝なので朝食を食べるために食堂に集合。
そこには、すでにベティーの姿が。ベティーはパックのことをにーちゃと慕っている通り、久々にエミリアと戻ってきたパック目当て見たいです。
で、ロズワールが登場。巣の顔はハンサムのようですが、見た目がピエロのようなメイクで大分頭のいかれた奴みたいです。フルネームは、ロズワール・L・メイザース。辺境伯にして、宮廷の筆頭魔術師だそうです。
朝食をとりながら、スバルはこの国(ルグニカ王国)の現状を聞きます。王様が崩御して、その一族も流行り病のため、みんな死んでしまい王が不在とのこと。そして、次の王を選ぶために、王選が行われるのですが、その候補は竜がどういう基準かわからないですけど選んだ者5名の女性で、これらから選ばれるとのこと。。
さらに、その王選の候補の1人が、エミリアであり、エミリアの後ろ盾がロズワールであることを聞かされます。エミリアが王選の候補であることの証が「徽章」なのですが、そんな徽章が盗まれたところを助けてくれたスバルは恩人だということで、ロズワールはお礼をしたいと言いだします。
スバルは、そのお礼としてロズワール家で働かせてほしいと言いだします。うーん、何かこれってお礼じゃない気もしますが。
ロズワールはOKしてスバルの使用人生活が始まります。当然まったくの素人なので、使用人のラムとレムがスバルに色々と教えてくれます。先輩となったラムとレムですが、ラムはなぜかスバルのことを「バルス」と呼びます。うーん、天空の城が壊れなければいいですが。。(^_^;)
そんな中、スバルはエミリアの日課である朝、微精霊との語らいの場を狙ってはエミリアのことを「エミリアたん」といってちょっかいを出します。
まあこれはこれでいいのでしょうね。
5日をすぎて、ロズワールはラムにスバルの様子を尋ねます。ロズワールとしては、スバルは他の王選候補者のスパイじゃないかとも疑っていたようです。が、ラムはその可能性は薄いだろうと言います。
他方、スバルは4日目の朝、エミリアと語らいます。エミリアに様子を聞かれて結構大変であること、昨日なんて街にいって、子供たちに絡まれたこと、さらには、子供が勝っていた子犬みたいな動物に噛まれたことなどを話します。そんな中、エミリアと翌日のデートの約束を取り付けます。
明日を楽しみに寝るスバルですが、目を覚ますとなぜか「死に戻り」が発動!屋敷で最初に目を覚ましたところに戻ってしまいます。混乱するスバル、屋敷の連中との今までの思い出(といっても5日ですが)がリセットされ、呆然とします。
何がスバルが死んだ原因なのでしょう?・・・
第三章 鎖の音
ロズワール邸での2回目の一週間がスタートです。前回の死に戻りにまったく身に覚えがないのとと予想外の死に戻りに動揺し、スバルは一時的にベアトリスの部屋(書庫)に緊急避難し、自分を落ち着けます。
どういう原因で死んでしまったのかわからないスバルですが、前回エミリアと約束した5日目のデートを一つの目標として、前回となるべく同様の結果になるように、動きます。
徽章を取り返したお礼にということで、前回と同じくロズワール家の使用人になったところまではよかったのですが、なぜか前回通りいかず、今回はなぜかロズワールと一緒に大浴場に入るというイベントが発生。
せっかくなので、ということで、スバルは魔法について、ロズワールに聞きます。この世界では4つの属性、火、水、風、土の4つがメインのマナ属性。それ以外にもレアなものとして、陽と陰があるそうです。ロズワールに魔法属性を診断してもらったところ、スバルの属性は闇とのこと。しかも魔法の潜在能力も低いと言われていしまいます。また、前回はなかったのですが、なぜ今回、ラムとレムがスバルに勉強(文字の読み書き)を教えてくれることに。。毎夜ラムかレムが教えてくれます。この世界ではイ文字、ロ文字、ハ文字の3種類があって、スバルはイ文字からスタートです。
前回と違うイベントのためか、今回はエミリアと5日目にデートの約束をするイベントが発生しなくなりそうです。。焦るスバルに、4日目の夜の勉強の時間に異変が。。いつもはラムかレムが教えに来るのですが、今回はエミリアが来てくれます。何でも二人は忙しいとかで。
これはチャンスとばかりに、スバルはエミリアと5日のデートの約束をこぎつけます。
そういえば、デートの約束をする4日目に、昼間レムと語らっている際に、前回同様村に行った際に子供たちになつかれ、子犬?にかみつかれた話がさりげなくされています。
この犬にかみつかれたことがどうも死に戻りの原因ではないのでしょうか?暗にそんな感じに読めました!
で、4日目の夜、スバルは前回の死に戻りを回避するために、寝ないで夜を明かすことを決意します。が、突然全身にふるえと冷や汗が、。。。呼吸もままならない状態です。何が起こったのかわからないですが、ヤバイ!と思うスバルは廊下に這い出て、エミリアの元へ行こうとしますが、何者かによって、鉄球のハンマーで左半身を吹き飛ばされ、最後は頭を砕かれ死んでしまいます。。。合掌。。。
第四章 逢魔時の鬼ごっこ
ロズワール邸での3回目の死に戻り。。。スバルはベティーの扉渡りの魔法?をいともたやすく破って、今はベアトリスの部屋で今回の死因を検証中です。スバル曰く、衰弱死と。うーん、釈然としませんね。そこでベアトリスに衰弱死させる魔法があるかと聞くと、どうも呪術の類ではあるとのこと。うーん、多分これですね。そしてスバルは最期に聞いた鎖の音から、王選がらみで襲撃があったんだ(あるんだ)と考えます。。
そんな独白に近いことをベティーに部屋でして、時にベティーのアドバイスもある中、ベティーはスバルの治療をしたのは自分だということを明かします。が、ここはスバル、命の恩人に対しても、すごい失礼な態度。ベティに「肝が据わった大ウソつきか。マジ、性格最悪だな、お前!」との暴言。ホント、こいつ(スバル)はクソですね、管理人的には!
スバルは今回は前の二回と対応を変えます。今までは使用人になったんですが、今回は客人として扱ってもらい、その間にイ文字の読み書きを習得し、4日後にはここを旅立つことにします。というのも4日目の夜に襲撃があると踏んでいたので、屋敷を出るふりをして、近くで襲撃に備えようと思ったみたいです。
でもその前に情報収集にいそしみますが、キーワードは魔法と鎖の音だけでなかなかはかどりません。。
文字については、前回のループでも勉強していたため、今回はかなり早く読めるように。そんな中、この世界のおとぎ話集を読みます。ラムから感想を聞かれたりする中で、自分の好きなおとぎ話「泣いた赤鬼」の話をラムにします。ラムは興味深そうに聞きつつも、その話はレムにしない方がいいと言います。うーん、何ででしょうね。どうも「鬼」が関係してそうです。
また、物語の中には、「嫉妬の魔女」の話もありましたが、物語というより、警告に近いやたらと魔女の恐ろしさを書いたもの。違和感を感じラムに聞くもその話はしたくない!と言われてしまいます。
そんなこんなで、4日がすぎ、スバルは屋敷を離れます。当初の予定通り、旅に出るふりをして屋敷が見えるところに隠れて、夜を待ちます。
あ、ちなみに今回のループではスバルは客人扱いだったので、近くの村に行って子犬モドキにかまれることなどのイベントはないです。実はこれが結構重要なイベントなのですが(^_^;)。
で、日も暮れてきたころに事態は動きます!屋敷を見張っていたスバルが何者かに襲われます!前回みた鉄球も飛んできてます。ということは前回の犯人ですね!
スバルは覚悟を決めて犯人と対峙しますが、そこにはあろうことかレムの姿が。。。
実はレムが、ロズワールやエミリアに不利益になりそうな者は排除していたんです。レム曰く「疑わしきは罰する」みたいな感じです。しかも、レムはラムやほかの人たちと違って、「魔女の臭い」をかぎ分けられるようで、スバルからは魔女の臭いがプンプンするとのこと。
そうなると、当然スバルは魔女の関係者だと思われますよね。。。死に戻りもどうも魔女の仕業みたいですし。
逃げ惑うスバルですが結局はレムに殺されてしまいます。
うーん、かわいい顔して殺人メイド。恐ろしや・・・・(T_T)
第五章 待ち望んだ朝
ロズワール邸での4回目の死に戻り。。といっても今までとだいぶ状況が変わってきています。スバルは助けたいと思っていたうちの1人であるレムに殺されたショックで狂乱状態?で目を覚まします。ラムとレムは訳も分からず、スバルを抑えて落ち着かせようとしますが。。。
しばらくして落ち着いたスバルは暴れた時に負った傷の治療をエミリアより受けます。。。そんなエミリアと会話をしつつ、そうだ、いっそのこと「死に戻り」のことをエミリアに打ち明けようと決意。さすがに今回は八方ふさがりですからね。。
で、打ち明けようとしたら、体に異変が?!嫉妬の魔女の仕業なのでしょうね。死に戻りの秘密を言おうとすると、全身の自由を奪われ心臓を素手で握りつぶされるような、想像を絶する苦痛を味わされてしまいます。
そんなスバルの異変に気づき声をかけるエミリアですが、スバルはひとこと「俺のことは構わないでくれ」といいます。
そんな状態で何もやる気が起きないスバルのもとに、ベアトリスがやってきます。どうもエミリアやにーちゃは一番最初にスバルがベティーの部屋に行ったときにベティーに何かされてスバルが供覧状態になったと思ったようです。なので、ベティーにスバルの元へ謝りに行けと言った様子。。
まぁ、お門違いなのですが、。。。そんな中、スバルはベティーに5日まで守ってほしいとダメもとで言います。最初嫌がっていたベティーは渋渋了承。仮の契約をスバルと結びます。何気にベティーってすごい精霊?のようです。
ベティーと仮初めの契約ができたことで、スバルも少し楽になったようです。食事も少しですがとれるように。。。ただ、やはり悪夢を見ることはあるようで、うなされてしまうこともありましたが、そのとき誰かがスバルの両手をそれぞれ握ってくれて、安心して眠れたようです。。
で、問題の4日目の夜、ベティーはスバルをベティーの支配下にある空間の書庫へ連れて行きます。ここなら安全だということで。
特に面白味もなく、時間が過ぎる中、ふとベアトリスがにーちゃに呼ばれていると言いだします。ベアトリスに続いてスバルも禁書庫を出ると、既に夜は明けていました!何のことはない5日目を迎えることができたんです。
やっと乗り越えられたと喜ぶスバルですが、屋敷の様子が変です。禁書庫を出たところでスバルはエミリアに会いますが、エミリアも様子が変です。促されるままにレムの部屋に一緒に向かうとそこには冷たくなったレムの遺体とその横に号泣するラムの姿が。。。
なぜだかわかりませんが、レムが最初にスバルが死んだ時のように呪術的なもので衰弱死していたんです。
動揺するスバルの様子を見て、みんながスバルが何かを知っていると思い始めます。が、スバルは魔女の呪い?のため、死に戻りをしゃべろうとすると、死よりもつらい苦痛にさらされる身です。そんなスバルの状態を見て、レムやロズワールはスバルを「黒」と決めつけ、襲い掛かります。が、そこに意外な助っ人が。ベティーがスバルを護ったんです。スバルはいてもたってもいられずに、屋敷を逃げ出します。
うーん、対応としては最悪ですね(ーー゛)。。。
森の中でがけを見つけ、もう死んでしまおうと思うも死ぬこともできず、いつの間にか疲れ果てて眠ってしまいます。そんなスバルをベティが見つけ、領外に逃げるならば手助けすると。ベアトリスって何気にいいやつです!
そんなやりとりをしているところに、レムが追いつき、ベティと一触即発の状態に。。。
そんな中、スバルが悪夢にうなされているときに、両手を握ってくれたのはレムラムだったことや、前回レムに殺されたとき、実はラムもいて2人がかりで殺されたことなどを悟ります。
それでも、スバルはレムやラム、そしてエミリア達を助けたいと決意し、自ら崖を飛び下りて自殺します。。。
死後の世界なのか、スバルは全くの無の中で意識がおぼろげに覚醒します。そんな中人影が見えてきます。実態はわかりませんが、「---まだ会えない」という意味深な言葉を残して影は消え、スバルも意識が飛びます。。。
次回へ続く!
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続いて、以下の管理人のレーダーチャートを見て下さいね。
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2巻では主にロズワール邸での騒動が書かれました。やはり、ここら辺のスバルはちょっとアレだなっと
今読み返しても酷く感じられます。しかし、WEB版の方が更に酷いというね。スバルに何か恨みがあるのだろうか・・・
セクシーはこの作品で求めてはいけない要素です。多分、いやきっとこれからの得点も3点以下ですね
リゼロの感想非常に楽しみに待ってます!
感想ありがとうございます!WEB版の方がひどいのですね(^_^;)。今度時間があったら読んでみます。おっしゃる通りセクシーはかけらもないですね。5巻まで読み終わって、今3巻の感想を書いておりますが、セクシーはないです。次の感想を楽しみにしていただけると幸いです。またお気軽に絡んでください< (_ _)>。
お前にループ物が合わないだけ
たしかにそうかもしれません。。。(>_<) ただ、途中でやめてしまうと作品のよいところを知らずに終わってしまうかもしれませんので、最後まで読ませていただく予定です。
主人公が大嫌いなので、飛ばし飛ばししていたら
ストーリーがわからなくなってしまい大変参考になります。
ところで、人のサイトに来て匿名でお前呼ばわりとか
主人公以上のクズがいたものですね。
まぽさま
コメントありがとうございます。お役にたてて何よりです(^^)。なるべくわかりやすく、簡潔に、を心がけているのですが、まだまだ長すぎですね(^_^;)。たまに遊びに来ていただけると幸いです。
匿名で色々とご意見をくださる方もいますが、それも私の未熟さゆえですので・・・(^_^;)。
お心遣いありがとうございます。