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クオリディアコード そんな世界は壊してしまえ1巻のネタバレ感想とあらすじ【ラノベ】69点

そんな世界は壊してしまえ 1巻 クオリディアコード

 

シェアワールドプロジェクト:クオリディア・コードの東京都市編の第1巻です。TVアニメ版も放映開始され順調な滑り出しですね。

 

ネタバレ感想ですがTV版では何か一見すると東京都市の首席である朱雀壱弥が主役のように見えてしまうのは私だけでしょうか(^_^;)。

今回は一巻ということで、まだ壱弥が首席になる前の話です。

 

亡霊と呼ばれる者達の影響で戦闘科のエリート君たちは続々と成績をダウンさせてしまう状況下、都市の暗部をみて壱弥は何を思い、どう動くのか?

 

詳細は以下の詳しいあらすじ&感想で!

 

原作ライトノベル(小説)情報

【著  者】さがら総(Speakeasy)

【イラストレーター】カントク

【出版社】 MF文庫J

【発売日】 2015/10/23

【ジャンル】近未来学園バトル

【ISBN-13】978-4040677828

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そんな世界は壊してしまえ 1巻 クオリディアコードの公式あらすじ

人類の『敵』――“アンノウン"の襲撃により世界が崩壊した近未来。湾岸防衛都市東京の学園に所属する朱雀壱弥は――人類を愛しすぎていた。全人類の発展のため、美少女の告白をバッキバキに叩き潰し、戦わない同級生の心をボッキボキに叩き折る。デート? カップル? それはこの世界でどんな意味が? なにもかもを論理で語れ。自分の正義を信じてやまない朱雀に、謎の転校生少女の調査任務が与えられ……? 「人類が好きか?」「大好きです! 」「なんでもできるか?」「なんでもします! 」ポジティブクズとドM天使が出会い、新たなる変態ストーリーの幕が上がる――!
『変態王子と笑わない猫。』コンビが贈る青春ラブコメの最前線! 刮目せよ!

 

出典:「BOOK」データベースより

 

続いて、以下の管理人オリジナル「感想とあらすじとネタバレ」を見て下さいね。

 

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そんな世界は壊してしまえ 1巻 クオリディアコードのネタバレ感想とあらすじ

 

壱弥が都市首席になる前の話です。なのでテレビアニメ版の前日譚になります。シェアワールドということもあり、随所で他の都市の話や、クズと金貨のクオリディアの内容がちょっとだけ出てきたりで、クロスメディアで楽しめます。

 

内容としては、お互いちょっと人格的に問題のある朱雀壱弥と宇多良カナリア。この二人が再会しそして物語が始まる感じです。

 

壱弥の偏った性格(ちょっと不適格者です)が、徐々に常識人?というか普通になっていくのが書かれています。ただ、いい意味で個性は残ると思いますが。

 

壱弥は本段階では落ちこぼれ扱いですが、その対極にいる首席のドレッドヘア君と何気に考えがおなじなんですよね(^_^;)。このあたりの対比がうまい作品でした!

 

詳細な感想とあらすじは以下をご覧くださいね。

 

0 乙女の断罪

冒頭、朱雀壱弥の独白から始まります。どうもある女性に告白を受けた時のやりとり見たいです。そしてこの告白をしたのは、鵜飼つぐみという優秀な工科生の生徒です。見た目もかわいいです。巻頭イラストでも登場してますよ。

 

彼女の付き合ってくださいとの告白に対して、壱弥はありがとうといい、自分も好きだといいます。ただ、ちょっとずれていて自分は「人類」が大好きなんだそうです。なのでその人類の1人でもある彼女のことが好きであると。

 

そもそも一個人に対して向けられる恋愛感情というものがわからん、わかりやすく説明しろ、なんてことものたまってます。

 

うーん、壱弥は性格に問題があるんですね。。。つぐみ可哀そうに。。

 

A-1 偽姫の憂鬱

現在の東京都市次席に呼ばれその執務室に向かう壱弥。そこにはなんとつぐみの姿が。つぐみは壱弥を見ると嫌悪感をあらわにします。冒頭の壱弥への告白のシーンが忘れられず、かといってリセットできるわけもなく、否応にも嫌悪感出てしまいますよね。不幸にも、当時のつぐみの壱弥への告白は、友達の応援のもと、影からたくさんの友人に見られていたそうです。おかげでつぐみに黒い歴史が刻みこまれ、それ以来「朱雀担」や「苦情処理受付」など壱弥に関する苦情受付センターのようになってしまったようです。南無三(合掌)。

 

壱弥は外見詐欺と言われるにふさわしい外見を有しているのですが、中身たるや、人格破損も著しいんです。が、本人はそんなことはお構いなし。本人いわく愛しい人類のためにアンノウンを最後の1匹まで倒すことが至上の目的であり、そのためにはつぐみの異能力である世界「物品の未来可能性を視る力」が欲しいといいます。もちろん、壱弥にとっては人類のための能力の優劣がすべてでそこに伴う人格はどうでもいいみたいです。うーん、ホントなんでこんなになったのでしょうね(^_^;)。クズと金貨のクオリディアには壱弥の父親(朱雀零璽(すざくれいじ))がでてきますが、父親はもっと普通でフレンドリー、かつ、生徒会長をやるぐらいなので人望もあったんですけどね。。。

 

それはそうと、壱弥とつぐみがそんな身もふたもないやり取りをしていると、待ち人である東京都市次席は来ずに、アンノウン出現の警報が。。

 

B-1 戦士の職分

人類の敵、アンノウンが突如現れて29年。すでに人類の勝利で終戦をしているものの、コミュニケーションも取れない相手だけに終戦協定などなく、相変わらず断続的に攻めてくるみたいです。

 

警報を受けて東京都市の戦闘科のメンバーは迎撃に向かいます。東京都市は他の防衛都市神奈川、千葉とは違うところがあります。それは、東京都市の戦闘科は、空を領域としていること。つまり彼らは空を飛ぶことができ、逆に空を飛ぶことができないと東京都市では「戦闘科」には入れないんです。なんか特権意識みたいですね(>_<)。そうして空を飛べないとどんなに強くても戦闘科には入れない=下に見られるみたいな風潮があります。

 

そんなエリート集団の戦闘科は襲撃してきたアンノウン13体をやすやすと屠ります。現在の東京首席はドレッドヘアで雷を世界として操る少年です。彼の前の東京首席の不祥事(神奈川編の「いつか世界を救うために」を読むと不祥事の内容がわかります。)により主席になったみたいですが、実力は折り紙つきです。統率力もあり、味方のピンチも救うようなできた少年のようです。現に、敵に捕まりそうになった少女(冬燕桃華(とえももか))を助けてますしね。。

 

そんな活躍を陰ながら見守る少年。戦闘科に入りたくても入れなかった朱雀壱弥は見守っています。そして、人類は勝ち続けなければならないと独白します。この言葉は戦闘科のメンバーにかけられた言葉なのか、それとも自分自身への言葉なのか。。。

 

 

A-2 魔女の通達

アンノウン襲撃を戦闘科が一蹴し、壱弥たちのもとへ戦闘を終えた戦闘科の1人、都市次席の鷹匠詩(たかじょううた)が、窓からやってきます。もちろん、空を飛んで。見た目魔法少女まんまです(^_^;)。お約束の帽子もかぶってます。彼女の世界(能力)はテレパス、鼓膜を不可知の力で振動させることで彼女の無音の声を望む相手にのみ伝える能力です。組織的戦闘の際にはかなり有意義な能力です。

 

で、一通りあいさつをすませ、早速鷹匠は二人を呼び出した理由を説明します。それは壱弥とつぐみに中央指令部直属、進路指導情報局という新たに設置された部署への出向です。やる仕事は、戦闘科で成果をあげられない生徒に対して、新しい道を示すこと。つまり転科させること。というのは、各都市にはアンノウンの戦闘によりランキング制がとられており、上位ランカーだと内地で優遇されたりとベネフィットがあるのですが、もっともポイントを稼ぎやすいのが戦闘科ということもあり、戦闘科に固執しその結果死んだり仲間に不利益を及ぼす生徒が問題になっているとのことです。それを速やかに転科させること。要は不適格生徒のリストラ担当ですね(-_-;)。

 

命令なので従う壱弥とつぐみ。ただ壱弥はこういった考えに反対みたいです。そして、不適格生徒が適確生徒になれば問題ないと言います。さて、どうするのやら。

 

B-2 戦士の日常

東京都市首席のドレッドヘアの少年と少女(先の戦闘でドレッドヘアが助けた少女=冬燕桃華(とえももか))が休日一緒にお出かけです。まさに戦士の休日ですね。桃華は、ドレッドヘアに助けられてちょっと意識している様子です。休日のお出かけも桃華から誘ったようです。ネタバレですが、都市首席(ドレッドヘア)の名前は結局最後までわからないんですよね。。。理由としては、都市を人類を守るのに、各人の個性は関係ないという、この少年の考えが反映されているようです(-_-;)。。まぁ、最後まで読むとわかりますが、早めにカミングアウトしちゃいます。

 

二人は結構いい雰囲気です。まだ付き合っていないですが、このままいくと付き合うんでしょうかねぇ。。。

 

A-3 悪魔の裁判

ここでいう悪魔とは多分壱弥なのでしょうね(^_^;)。壱弥は出向を命ぜられた進路指導情報局の仕事を精力的にこなしています。ただ、リストラというより、壱弥としては不適格になってしまった戦闘科の生徒を励まし、「適格生徒」に戻そうとしている様子です。ただ、その手段が容赦ないしごきみたいになっています。壱弥の世界は、重力を操る能力なのですが、それを用いて空を飛んで攻撃してくる戦闘科の生徒を容赦なく地上に叩き付け、悉く屈服させてしまっていました。壱弥って強すぎですね。戦闘科の生徒も最初はプライドもあり、壱弥に向かって挑んでいくのですが、結局勝つことかなわず、最後は諦めて転科すると自ら言う始末です。ちなみに戦闘科の生徒も世界をもっているのですが、東京都市の戦闘要員は例外なく「デュアルコード」の保持者です。デュアルコードとは世界をふたつもっていること。つまり、空が飛べること+戦闘能力があることです。

 

壱弥の意図とは反していますが、結果として進路指導情報局の本来業務をこなしていることに。ただ、壱弥はなぜ不適格生徒になってしまったのか疑問でなりません。不適格リストの生徒はほとんどが当初は優秀な能力と成績なのにある時点から急激に成績が悪くなっているんです。しごきの際に戦闘科の生徒に聞くと、渋渋答えます。「この世界には、亡霊がいる」と。。これだけだとよくわからないですよね?なので壱弥もどういうことだ?と聞きますが、教えてくれません。うーん、成績ダウンは亡霊が絡んでいることだけはわかりましたね。。。

 

B-3 戦士の孤独

夜、都市首席のドレッドヘア君は、次席の鷹匠に連絡をして端末で話をしています。最近、不適格リストに載った生徒が自ら転科を申し出るケースが多くなってきていることから、次席の鷹匠が何かしていないか確認をしたみたいです。どうも最近鷹匠は不調なのか、活躍の場がなくなり補給科の手伝いをするぐらいのため、巻き返しのために何かやっているのか?と勘ぐられている様子です。まぁ、やっているんですけどね(^_^;)。鷹匠は何もやっていないといいますが。。。

 

そんな中ふと鷹匠は数年前までこんな手軽に遠距離通話はできなかったのに、工科にいる生徒(鵜飼つぐみです)が発明した機器のおかげで容易にであれでも遠距離通話ができるようになったといいます。それ以外にもつぐみの物の将来可能性を視る能力は重宝されており、ランキングでも正統評価されているとも。。かたや鷹匠の能力はテレパス。。。どうも彼女の能力はつぐみのおかげで評価されなくなってきているような。。。

 

そして、鷹匠はアンノウンとの戦闘に役立たなくなった生徒の扱いについて、疑問を呈します。ただ、ドレッドヘア君はあそびで戦っているんじゃないんだから、使えないやつはどんな扱いを受けるにしても、仕方がないだろ。と切って捨てます。。。。うーん、価値観の違いなのか。。

 

通話後、鷹匠はこんな行き詰った世界を打破してくれるヒーローは現れないのかと思ってしまいます。。壱弥がなれるのでしょうかね。。。

 

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A-4 天使の追憶

壱弥は数日間、つぐみの前から姿を消してました。何をしていたかというと、戦闘科の生徒から聞いた「亡霊」を探っていたようです。ただ、かくたる成果もなく、つぐみと合流します。そんなヤル気満々の壱弥につぐみは聞きます。戦闘科に入りたくても入れなくて、そして、追い出し役という嫌な役回りなのにどうしてそんなに頑張れるのか?と。壱弥は人類が好きだからだとまた大風呂敷を広げます。さらにつぐみは、だからどうして「人類が好きなのか?」と聞きます。

 

壱弥は自分がコールドスリープに入る前の話をします。壱弥の親(霊璽ですね)は、コールドスリープに当初反対していたそうです。そのためか、壱弥はコールドスリープのシェルターに入るのが遅れ、その結果アンノウンが襲ってきた戦場を体験したそうです。真っ赤に焼けて死体だらけで建物が朽ち果てた絶望の世界。そんな中、壱弥は天使に会ったと言います。カナリアですね!当時壱弥より2、3歳年上だった彼女は不安で泣いている壱弥を慰め、「困ったときは笑顔だよ」といって、励まします。その後壱弥は両親を見つけコールドスリープに入ります。一緒に親を探してくれたカナリアの両親は見つからず、彼女のみコールドスリープに入ります。ただ、壱弥が目覚めたときは横にあったシェルター、カナリアが入っていたシェルターはぺちゃんこにつぶれていたそうです。

 

その後壱弥は世界の能力が目覚めますが、そんな経験から壱弥は人類が好きになったみたいです。よくわからんですけど(^_^;)。

 

とそんな話をしていると、鷹匠次席から次なる追い出し対象者のリストが送られてきます。そこには、「宇多良カナリア」の名前と写真が。。。壱弥が死んだと思ってた彼女です。同姓同名ということもあるかもしれませんが、こんな名前と外見の子が二人はいないですよね。。。汗

 

B-4 戦士の亡霊

東京都市首席の属する第一班は珍しく陸上哨戒任務中です。ここ数年海上以外でアンノウンの出現は見受けられないのですが、万が一がないとは言い切れないので、行っています。ただ、ほとんど出ないんですよね。。そんなことをぼやきつつ任務遂行する面々ですが、一人がやっぱり「シングル」がいるからじゃない?といいます。シングル。。。それは世界を1つしか持っていない者のことです。通常東京都市の戦闘科はデュアル(世界を2つもつ)じゃないとなれないのですが、最近転校してきた生徒=カナリアが他の都市でも戦闘科だったことから、面倒を見ることになったようです。ただ、空飛べないんですよね。。。

 

そんな中、最近噂になっている「亡霊」の話になります。ドレッドヘア君は自分が見たものしか信じないタイプなので、そんなもんはいないといいますが、それでも生徒内には動揺があるみたいです。哨戒任務を無事終えて帰って、点呼をすると、1名足りません。。。カナリアがいないんです。ざわめくメンバーにドレッドヘアはつぶやきます。。。「亡霊」なんていない・・・。

 

A-5 歌姫の恐怖

鷹匠次席からカナリアが不適格者=追い出し候補ときいて早速接触を試みる壱弥とつぐみ。カナリアは朝からトレーニングをしています。そんなカナリアをみて、壱弥は好感を持ちます。そして自分たちは進路指導情報局の人間で訓練をするといい、カナリアに特訓をさせます。空を飛べるようにですね。カナリアはやる気だけは誰にも負けないで必死に食らいついてきます。

 

そんなときに鷹匠からテレパスで連絡が入ります。そして、宇多良カナリアの以前の都市での個人データが消されていて胡散臭いとの話を聞きます。そして、データの一部の復元に成功したのでみたところ、「新アンノウン派の疑いあり」との一文が書かれたのち、データが削除されたとのことです。うーん、胡散臭すぎですね。もしかしたら、そういった恐れのある人間を前の都市は放逐したのかもしれませんね。また、かなりは陸上哨戒任務中に3回連続行方をくらまし、その後何事もなかったように戻ってきているとのこと。うーん、怪しい。彼女が亡霊なのでしょうか。。。壱弥は何か思う所があるのか、新アンノウン派と聞いて感情的になっています。そして、彼女の化けの皮を剥がしてやると息巻いてカナリアの元へ行きます。それをおう鷹匠とつぐみ。。しかし、鷹匠とつぐみの前に立ちふさがる者が。。冬燕桃華です。まるで犯罪者をにらむような目つきで鷹匠をにらんでいます。

 

他方、壱弥は早々にカナリアの下について、特訓を再開。といいつつ、カナリアがスパイか新アンノウン派であることが前提のような厳しい特訓?です。そして、お前が人類の敵であるアンノウンと戦う戦士であることを証明しろと迫ります。何を思ったかカナリアはビキニに着替えてきます。そして、ピースなどをしてます。。。うーん、こいつ頭の中はお花畑いっぱいのやばいやつなのでしょうか?壱弥も何のつもりかをきくと、湾岸近くなのでアンノウンを倒した暁には水着で浜辺であそんで、そして水着が平和の象徴なので最も優れた抵抗とか・・・うーん、管理人の思考ではついていけません(^_^;)。ここは学校の中ということで他の生徒もそんなカナリアの姿を見て結構ドン引き状態です。カナリアも涙目に。。

 

その後制服に着替えて、お前の世界を見せろという壱弥。カナリアは授業中の中等部のクラスに飛び入りしてそこで彼女の世界を披露します。彼女は歌を唄うことで世界を体現します。そしてその歌には、各人の命気(世界の源みたいなエネルギー)を増幅する能力があるようです。この歌をきいた壱弥はなぜか涙が出てしまいます。

 

その後向かったのは、壱弥が不適格者の戦闘科の生徒を何人も転科させた地下の練習場です。そこでカナリアと模擬戦をしますが、カナリアは戦闘能力は皆無です。壱弥はバーベル100キロが持ち上げられるぐらいになってから出直せといい、出て行ってしまいます。カナリアは一人ボロボロになって練習場に残されます。

 

壱弥は中央指令部の執務室に戻るとそこはおもぐるしい雰囲気です。メンバーは鷹匠とつぐみ、そして桃華です。ももかは今回の生徒指導情報局というのは、鷹匠が勝手に作ったもので、迷惑していると言います。壱弥にしてみれば鷹匠の指示でやったんですから、とやかく言われる筋合いないですよね。。鷹匠はどうしてこんなことをしたんでしょうね。とにかくこれで生徒指導情報局としての仕事は終わりです。

 

その後の後始末に追われる壱弥やつぐみ。壱弥は鷹匠を気にかけて中央指令室の前で逡巡していた桃華に会います。そこで、不適格者のその後を聞きます。その際、カナリアはそもそも不適格者に入ってなかったことを知ります。鷹匠が意図的にいれたんです。

 

その後、カナリアのルームメイトからカナリアが帰ってないことを聞きます。まさかと思って壱弥は地下の練習場にいくとカナリアがなんと自分の能力を使いつつ、バーベルを100キロ持ち上げていました。特訓の後も見て取れます。彼女のきれいなブロンドは汗と砂でぐちゃぐちゃで体中傷だらけです。でも、やる気だけは変わらず。ちょっとというか大分怖いです。ある意味いっちゃっているやつかもしれません。こんな状態になりつつ、やればできるんですね!といって、次の特訓を!空を飛べるようになる特訓を!と迫るカナリアに壱弥は恐怖さえ覚えます。

 

カナリアから逃げるように地上に出て、壱弥は鷹匠に連絡を取ります。カナリアとはどういうやつなのだ?そもそも不適格者リストにさえ入っていないと詰めますが。鷹匠は、いちやとつぐみにカナリアに会ってほしかった。そして、朱雀とつぐみはこの世界を体現していると言います。うーん、ちょっと抽象的すぎでわからんですね。ただ、この世界は歪んでしまっていていると思っているようです。そして、次のアンノウン警報が鳴った時に連絡するので待ってほしいと言って通信をきります。

 

B-5 戦士の陥穽(かんせい)

深夜。アンノウンの襲撃です。迎撃に向かうドレッドヘア君率いる部隊。ただ、最近その部隊に配属されたカナリアはいません。うーん、どこに行ったのか。そんなことは気にせずに戦闘に向かう面々です。そんな中ドレッドヘア君は、桃華の背を見ながら、二度は助けねえぜ・・・とこぼします。この言葉、結構怖いんですよね。後でわかりますが。。。

 

で、肝心のカナリアは戦場から離れたがれきの山が堆く積もっている場所にいます。大きなリュックサックをもっていて何か夜逃げみたいですね。。とそこに壱弥が現れて敵前逃亡の現行犯だといいます。

 

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A-6 亡霊の欺瞞

カナリアは、壱弥とつぐみを見てびっくりです。亡霊かと思ったようです(^_^;)。壱弥はなぜカナリアが戦闘に参加せずにこんなところにいるのかを聞きますが、黙して語らないカナリア。ただ、つぐみがカナリアの格好に気づきます。いつぞやのビキニ姿です。背中にはおおきなリュックをしょってますが。それを指摘すると壱弥は合点が言った様子。ようは水にぬれるところに行くんだと。プールですかね?バカンスですかね?!とそんなわけでもないんですが(^_^;)。

 

カナリアは観念したように自分の目的地へ二人を連れて行きます。ついたところは湖みたいなところです。その真ん中にちょっとした島みたいながれきがあってその中に隠れるように住んでいる人たちがいました!その人たちにカナリアは生活物資を定期的に運んでいたんです。ここに住んでいるのはいわゆる不適格者になってしまい、内地に行くことを拒んでここに残った者達です。内地にいくと不適格者は迫害されるようなこともあるみたいです。この世界で言う所の落伍者、壱弥風にいうと底辺の人間です。

 

壱弥は人類を愛していますが、だからこそ彼は人類は常に強くなくてはならず、落伍者は愛するに値しないと思っています。かたやカナリアはどんな人類でも愛するという考えで真っ向から意見がぶつかります。カナリアは自分がアンノウン襲撃時に家族はみんな死んで自分は天涯孤独だ。なので、自分から他人を愛さないと自分の存在価値がないとも言います。他人を助けることで自分の価値を見出しているんです。そんな彼女の考えに嫌悪する壱弥。

 

ただ、カナリアはいいます。「いっちゃんならわかってくれると思った。昔のいっちゃんは違った」と。

 

ここで初めて壱弥はカナリアが自分が幼い時に助けてもらったカナリアと同一人物であることに気づきます。カナリアは最初から気づいていたようですが、壱弥が他人行儀で初めましてというので、そういうプレイなのかと勘違いしたそうです。。うーん、やっぱカナリアは頭のねじがちょっとゆるゆるみたいですね。。そんな会話をしている壱弥、カナリア、つぐみですが、そこに鷹匠がテレパスを使って壱弥に助けを求めてきます。。壱弥は重力を操る能力を駆使して、疑似的に空を飛んで(というか駆けて)、鷹匠のもとへ向かいます!

 

B-6 戦士の論理

少し時間を戻します。深夜のアンノウンの襲撃に迎撃をするドレッドヘアの少年たち。順調にアンノウンを駆逐していきますが、ツインテールの女の子冬燕桃華はドレッドヘアの少年にいいところをみせようと調子に乗ってしまい、またピンチに陥ります。アンノウンの粘液に脚をとられてしまったんです。急降下する桃華。。。ドレッドヘアの少年はあきれたような顔をしてお前学習しろよなぁ、と言います。それを受けて恥ずかしそうに苦笑する桃華は当然ドレッドヘアが助けてくれるものと思い手を伸ばしますが、ドレッドヘア君は「二度は助けないって言ったぜ」といって、桃華を見殺しにします。一瞬何を言われたのか理解できない桃華はそのままアンノウンに引っ張られて海面に落ちていきます。他の生徒たちもドレッドヘアに、隊を乱すような奴は放っておけと言われてそれもそうだということになって桃華を助けません。怖すぎです。。。桃華はアンノウンの攻撃で落ちてピンチになりますが、それよりも好意を寄せていた少年が助けてくれなかったことの方がショックです。アンノウンは即座に桃華を殺さずになぶってきます。そんな痛みに耐えて逃げながら、心と体のどちらかがねじ切られるいびつな音を聞きました。。。

 

7 『世界』

壱弥が鷹匠のところに駆けつけると傷ついたアンノウンと鷹匠が戦闘中です。ただ、もともと鷹匠は後方支援が主たる任務。正面切ってやり合うタイプではないのですが、その後ろにはぐったりと波間に漂う桃華の姿が。鷹匠は桃華をかばっていたんです。壱弥の一撃であっさり死滅するアンノウン。

 

何があったのかを聞く壱弥ですが、ショックのためか泣きじゃくる桃華。。。そんな彼女を見守る鷹匠と壱弥でした。

 

その後、空をゆく一群がやってきます。ドレッドヘアの少年率いる戦闘科の面々です。ドレッドヘアは桃華をみて平然と生きていてよかったなぁと言います。こいつどういう神経しているんでしょうね。。。そんなドレッドヘアの態度にいかる鷹匠ですが、ドレッドヘアは思いもよらない切り返しをしてきます。「名前もいちいち覚えていないような程度の中なのにどうしてそんなにこだわるんだ?」と。ドレッドヘアは自分たちは戦闘科で人類が生き残こるために戦い勝ち続ける義務がある。そこに固有名称は存在しない。自分たちは取り替え可能なパーツだと言い切ります。種族間の生存競争の世界では個性は不要。一番効率的な方法を選んでいくべきだ。そして、俺は人類が大好きだと言います。このドレッドヘア、壱弥になんか似ていますよね。壱弥は飛行能力がなかったので戦闘科には残れませんでしたが、もし残っていたら壱弥もドレッドヘアのようになったんだと思います。ドレッドヘアにとってアンノウンを倒せる能力=強さだけが全てみたいでした。。

 

ドレッドヘアたちが去っていったのち、残された鷹匠はぼそっと言います。私はこんな世界が嫌だった。戦闘科のプライドや不適格リストを作るのも嫌だった。それで平気な人たちが嫌だった。対極にいる宇多良カナリアや不適格リストの人たちなどすべてを壱弥に見てもらいたかったと言います。あなたが好きだからとも。。うーん、鷹匠何気に大胆です。そして、こんな世界をもしかしたら壱弥が変えてくれるかもと思ったそうです。

 

そんなことを言われ壱弥は、この世界は歪んでいないと頭で思っていても、そのまま言えない自分に気づきます。自分の中でもこの世界のあり方に疑問を持ったみたいです。自分の世界観が揺らぐのを壱弥は感じました。世界と自分、どちらがくるっているのか?

 

壱弥は「そんな世界は---」とだけ呟いただけでした。

 

 

今日はここまで。。

 

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続いて、管理人のレーダーチャートを見て下さいね。

クオリディア・コード既刊ラノベ一覧

 

そんな世界は壊してしまえ 1巻 クオリディアコードの管理人評価チャート

 

そんな世界は壊してしまえ1巻クオリディア・コード。レーダーチャート

主人公 7 主人公、朱雀壱弥は見た目ちょうかっこいいのに、性格が破たんしているんですよね。ゆがみまくっています。特に女性から告白されるも、人類愛すべて!みたいなやつなので、個体を愛する意味が分からん!と切って捨てるような男です。が、多分、カナリアに出会い、また、都市の歪んだ実態を見ることで徐々に変わっていくんだと思います。その点は2巻で語られるのでしょうか。
そうそう、本人も言っていましたが、父親は生徒会長だったんですよね。「クズと金貨のクオリディア」を読めば、父親の朱雀霊璽が出てきているので、気になる人は見てくださいね。
ヒロイン 9 表紙にもなっている金髪碧眼の美少女宇多良カナリア。主人公壱弥に負けず劣らず容姿は完璧なヒロインです。あくまで容姿はですが・・・。ちょっと天然というかボケも入っていてそのギャップがよいかもしれませんね。アニメ版では歌にも注目したいですね。
登場人物 6

東京都市は空が飛べること=デュアルであることが条件といったちょっと他の都市とは変わった慣習があるんですが、みんなほうきや杖に乗った感じで魔女っ娘の世界に来た感じですね(^_^;)。現主席のドレッドヘア君が壱弥と対局をなす人物としてうまく描かれていますね。スポットをあてるキャラをきちんと絞っていて視点がぶれないなぁと思いました。

セクシー 10 カナリアのビキニ姿がやばすぎです(^_^;)。巻頭挿絵もあってかなりおいしいですよ~。
萌え 7 カナリアの天然振りや鷹匠詩の魔女っ娘ぶりに結構萌えました!
バトル 5

人類の敵アンノウンとの戦闘が中心の話かと思いきやどちらかというと人間模様が中心の作品ですね。戦いそっちのけとは言いませんが、それほど多くなく、また一戦一戦深堀されている感じはなかったです。

テンポ 6 ドレッドヘア君の目線と、壱弥の目線ということで一見すると根底で同じ思想の持ち主かと思いきや、対極的な位置づけとしてドレッドヘア君は結構生きていましたね。それを際立たせるためか、A面B面のようにこまめに視点が切れ変っていて、テンポ良かったです。ただちょっと長かったですけど。。。
感動(涙) 4

カナリアと壱弥の再会のシーンは感動するかな?と思ったんですがサクッと流された感がありました。ただ、他の箇所でもそこまで感動する場面はなかったです。

奥深さ 7 そこそこありました。人それぞれ見えているものや物事に対する価値観が違うので、その点をうまく使って物語に奥深さを出している感じでした。ここからどうやって壱弥が首席になるのか、今から楽しみです。
意外性 8 ドレッドヘア君の名前が実はどこにも書かれていないなど、結構思いっきりのよいことをする場面もあり、結構チャレンジングなことするなぁと思って読んでました。

 

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