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クオリディアコード そんな世界は壊してしまえ2巻のネタバレ感想とあらすじ【ラノベ】61点

そんな世界は壊してしまえ 2巻 クオリディアコード

 

クオリディアコード東京編の一応の完結巻?です。朱雀壱弥とカナリアとの出会いから、朱雀壱弥の人格形成の過程が描かれています。

 

ネタバレ感想ですが、1巻に比べて朱雀は大分丸くなってしまった感じがしました。もっととんがっていてもいいのかな?と思ってしまいました。

 

東京主席も名無しでいくのかなぁと思いきや、嘴広という名前がわかったり、ただ、ちょっとドン引きするメンヘラ系女子が多すぎな感じがしました(^_^;)。

 

詳細は以下を見てくださいね。

 

原作ライトノベル(小説)情報

【著  者】さがら総(Speakeasy)

【イラストレーター】カントク

【出版社】 MF文庫J

【発売日】 2016/6/24

【ジャンル】近未来学園バトル

【ISBN-13】978-4040683188

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そんな世界は壊してしまえ 2巻 クオリディアコードの公式あらすじ

人類の『敵』―“アンノウン”と戦う近未来。防衛都市東京に所属する朱雀壱弥は、初めての問題に直面する。狂っているのは自分か、それとも世界か。あるいは―「いつもにこにことなりでスマイルピース!あなたのカナリア、みんなのカナリア!毎度おなじみ、宇多良カナリアです!」―この女か。水着で無意味にぴょんぴょんするカナリアに、朱雀の正義が揺れ動く。逡巡の末、新たな仲間たちを指揮するが…「教えてあげる―その気持ちが、恋だよ」「おまえ、もしや目が腐っているのでは?」TVアニメ『クオリディア・コード』7月より放送開始!原作プロジェクトにして、『変態王子と笑わない猫。』コンビが贈る青春ラブコメの最前線、待望の第二弾!

 

出典:「BOOK」データベースより

 

続いて、以下の管理人オリジナル「感想とあらすじとネタバレ」を見て下さいね。

 

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そんな世界は壊してしまえ 2巻 クオリディアコードのネタバレ感想とあらすじ

 

さがら先生の特徴なのか、メンヘラヒロインや羞恥プレイのようなおもらしシーンイラストがあったりとちょっと病的な感じがして(^_^;)、管理人的には引いて読んでました。

 

内容としては、朱雀壱弥の人格形成と世界異常さが対比されていて、それなりに考えさせられる感じもしましたが、その結果、朱雀も当たり障りのない優等生チックな主人公に変ってしまったのが、残念でした。もっととんがった感じがあってもよかったのですが。。。

 

また、落伍者が同士討ちをするほど精神的に追い詰められていたなど、やはりちょっと病的な感じの精神状態のやつが多すぎな感じがしました。

 

気持ちよくハッピーエンドという感じではなかったです(^_^;)。

 

詳細な感想とあらすじは以下をご覧くださいね。

 

0 愛しています!

冒頭、カナリアの独白?からスタートです。カナリアは世界のことが大好きだそうです。愛していると大声で叫んで訴えることができるぐらいに。。自分は残念ながら戦う能力が著しく低く、特に防衛都市東京においては、飛ぶ能力がないので自分は無価値だと言い切ります。そしてアンノウン襲撃の際に家族もみんな失ってしまいました。自分は生きている意味だってない。世界が私のことを好きじゃないとしても、自分が世界のことを好きだったならば、世界とつながっていられるはずだと思っています。だからだれもみてくれていなくても、なにもしてくれなくても、自分はただ世界を愛しています。。。

 

うーん、冒頭からこれですからね・・・カナリアってかなりメンヘラ入っているような(>_<)。。。前に読んだクズと金貨のクオリディアでもそうでしたが、さがら先生の書く女性ってメンヘラチックな子が多くないですかね(>_<)。。。

 

A-1 慕情、あるいは廃棄

朱雀壱弥は、前巻で発覚した防衛都市を追われてしまい、かといって内地に行くことも拒んで防衛都市の近くのがれきに潜んで暮らしている生徒たちの面倒を見ているカナリアとなぜか行動を共にしています。カナリアは今日も東京都市の活動領域から大きく外れたがれきの下の空洞で生活をしている落伍者たち(元生徒たち)の集落に来て甲斐甲斐しく駆けずり回っています。そして、何か自分にできることがないかとおせっかいを焼いています。まるでそうすることにより自分の存在意義を見い出しているようです。ただ、相手からしてみれば親切の押し売りですが。。。強引に引き止めるカナリアのおかげで、トイレが我慢できずおもらしをしてしまう女生徒(鶉野珠子)までいます。しかもそんな失禁シーンの挿絵までご丁寧にあります(>_<)。。そういったプレーが好きな人には必見のイラストでしょうが、あいにく管理人はそっち系の趣味はないのでちょっとひいてしまいました(>_<)。。

 

戦闘科の次期エースと目されていた冬燕桃華が、東京都市主席のドレッドヘアの少年(未だ名前は出てきてません。)に裏切られて目の前で見捨てられてから1か月。未だ冬燕の心の傷はいえない様子です。そのときに少年が言った言葉「なにせ、俺は人類が大好きなんだ」。。。まるで鏡に映った自分を見ているような錯覚に陥った壱弥です。もし壱弥が飛行能力があればこの少年と同じ行動をとったかもしれません。未だ少年の言葉が間違った者とは思えない壱弥。ただ、少年の考えが正しいともいえない気がしてそのギャップに苦しんでいる様子です。狂っているのは世界か自分か。。。

 

そんな中カナリアが廃墟の元生徒たちにアンケートをとって、不便なことベストワンがわかったとやってきます。それは女性用のトイレがないことだそうです。男性はそれほどトイレに気を遣いませんが、女生徒はやはり男性と同じトイレというのに抵抗もあり、我慢して回数を減らす生徒もいるらしいです。そして女性用のトイレを増やそうというカナリアに対して、壱弥は女生徒が「個別の」質問で答えたということは、大々的に女性用トイレを使ってもかえって女性も使いづらいから、男性用のトイレを作って、そっちに男子をよせて隔離して、女性は男性の目を気にしないでトイレを使えるようにすればよいと言います。まぁ言っていることはちょっと遠回りですが間違いではない感じもしますが。そして、そのためには男性用トイレに特典などをつけるといいと言います。んんん?そういうもんですかね?それでカナリアが壱弥のアドバイスでつけた特典のキャッチコピーは、「大特価!今だけ無料!早く来て来て、カナリアが念入りにお掃除します!オプションサービス盛りだくさん!たっぷり使って、たくさんすっきりしてくださいね!」という、風俗の店のようなコピーです。あほですね。。。まぁ、いいんですけど。。壱弥いわく、つぐみが隠し持っていた書物のイラストをまねたそうです。その書物というのが、「変態でネコがどうとか、ロリでフェラトゥがどうとか」。。これって管理人は読んだことないですが、さがら先生の「変態王子と笑わない猫」のことをいっているんでしょうね。。オマージュというかセルフ・プロモーションですか!?ちょっとひきます(>_<)。。

 

まぁ、それはおいておいてそんな看板をみた男子生徒の嘴広(はしびろ)コウスケがちょっとカナリアに絡んできます。「相変わらずぱねーっすね!」て感じです。それで少しずつでも改善していけばよくなるというカナリアに対して、むりむりとあきらめのコメントです。それに対して壱弥もやってみないとわからないだろといいますが、コウスケは悟ったように言います。コウスケ、そして珠子は兄が戦闘科にいて、その兄に追い出されて今の廃墟で暮らすことになったというんです。なんか切ないですね。しかもコウスケなんて危うく兄に殺されそうになったとか。。そして「俺たちは、世界に捨てられたんだ」とかすれた笑い声交じりにいうコウスケ。朱雀たちはただただ絶句するだけでした。

 

B-1 みんな大切です!

ふたたび、カナリアの独白です。コウスケの話を聞いて、絶句してかける言葉もでなかったカナリアですが、内心ではコウスケも珠子もちゃんと生きる価値があると思っています。この世界に意味のないものなんてないと。。

 

10年以上まえ、カナリアは「夢見の季節」から途中で覚醒してしまいました。不慮の落石事故で冷凍睡眠の機械が壊れてしまったんです。その結果、世界の強度が著しく劣ってしまいました。カナリアの目の前にいる研究者は、そのおとったデータが取れたことが収穫だと言って、どんなものでも意味があるものねと言います。そして、もうデータが取れた以上あなたは用済みみたいなことを言います。残酷ですね。。。

 

こういった経験を通してカナリアが学んだこと。それは、自分「以外」の全ての人には、ちゃんと生きる価値があること。。。宇多良カナリア以上に意味のないモノなんて世界には絶対にないこと。。。

 

A-2 価値、あるいは挑戦

鷹匠詩(都市次席)と朱雀壱弥は二人で都市間列車のプラットホームで電車を待ってました。そうしている間にも自分の中で世界との折り合いが付けられず葛藤を繰り返す朱雀です。うーん、ある意味まじめなのでしょうね。。他方の鷹匠はお気に入りの小説を読んでいたみたいです。思わずお気に入りの文章を声を出して読んでしまうぐらいに。。。って、ここでもさがら先生の代表作の「変態王子と笑わない猫」が出てきます。うーん、微妙ですね、この設定。。。ネタなのでしょうが、自分の作品の中で他の自分の作品を引用するやり方は個人的にはあまり好きにはなれませんが。。鷹匠は小説を読むことで、世界のない世界の話を読むことでストレス発散みたいなことをしていたようでした。。。

 

電車が来て扉が開くと、電車から生徒たちが下りてきます。とそこには管理人の見知った連中が!?神奈川都市の首席である天河舞姫と神奈川四天王の面々です!なんかほっとしますね。この場面でわかったんですが、神奈川では「首」席というのに対して、東京は「主」席というんですね。何か違いがあるんでしょうか。。鷹匠はそんな面々をみて憧れにも似た態度を見せます。他方の朱雀は武闘派の神奈川首席といえば、剛腕のゴリラみたいな者をイメージしていたみたいです(^_^;)。

 

そんな神奈川の連中を横目に電車に乗る朱雀と鷹匠。。。朱雀は鷹匠に言われて一緒にきたみたいですが、向かった先は管理局の医療棟。そこに入院している冬燕桃華のお見舞でした。しかも今日行われる三都市合同の中央会議をさぼってです。。。

 

冬燕桃華は朱雀たちが救助したときより元気になっていました。ただし、外見的には。抜け殻のように朱雀や鷹匠が話しかけても反応せず。精神が崩壊した感じです。お見舞いと言っても何の反応も示さない冬燕にたまりかねたのか、朱雀はすぐに席を外します。そして、鷹匠にしょっちゅうお見舞いに来ているのになぜ中央会議がある今日も来る必要があったのか聞きます。鷹匠は言葉少な気に今日は「医務官の回診があるから」とだけ答えます。

 

そこに大國医務官(女性)が現れます。そして手際よく診察し、戦線復帰か、内地送りか、経過観察かを作業的にさばいていきます。そして、冬燕桃華の番になり、大國医務官は診るまでもない、内地送り。と一刀両断します。そこに鷹匠が食って掛かります。診もしないで内地送りなんて、そんな判断はひどいと。大國医務官は楽しそうに自分はそんなこと言ったからしら?とはぐらかします。それに対し鷹匠はキレることなく、「大國医務官がみもしないでそんなことはいわない、だから内地送りという話もない。」みたいなことを言います。大國医務官はそれほど動ずることもなく、それじゃ次回まで経過観察にしましょといいます。うーん、どうでもいいんでしょうね、彼女にとって。大國医務官は本巻の冒頭でカナリアがコールドスリープから目覚めた時に診察した人ですね。カナリアのときとどうように、固有名詞で管理するほどの者でもないと言ってましたので。

 

話の中で大國医務官は、冬燕に対して東京都市からは現場復帰の陳情など鷹匠以外きていない、他方神奈川都市の生徒には毎日のように陳情とお見舞いが来ている。特に都市首席の天河舞姫が一番多いみたいです!舞姫いいやつですね~。そんな生徒と比較すると必要とされていない冬燕桃華はやはり不要なのでは?と鷹匠の感情を逆なでします。。

 

大國と別れて、鷹匠はこんな世界を朱雀はどう思うのか?と再び聞いてきます。朱雀はなんとなく自分の今までの価値観が壊れていくのを感じますが、鷹匠の質問には答えず。。。病院からの帰り際、病院の庭で子供たちと遊んでいるカナリアをみつけます。何をやっているんだ?と聞く朱雀に子供の相手をして遊んでいると・・・うーん、戦闘科で訓練もあるのに。。。そんなカナリアをみつつ朱雀は複雑そうな顔をしていました。

 

とそこになんと都市首席から呼び出しが入ります。朱雀が都市首席(嘴広コウスケの兄)のもとへいくと、朱雀に戦闘科に転入しないかと持ちかけてきます。ドレッドヘア君こと嘴広主席にとっては空を飛べようが飛べまいが強ければいいんです。さらには自分が主席でなくてもいいんです。人類にとって一番得になればいいんです。だから弱い人間、戦えない人間、いわゆる社会的弱者は不用だと考えています。ちょっと前まで朱雀も同じだったんですが、鷹匠やカナリアと行動をともにすることによって考えがかわってきます。「守るべき者も守らない世界に、何の意味があるのか」そんなことを言うようになります。結局朱雀は戦闘科への転科は受けますが、嘴広主席とは違った方法で強くなる、お前が切り捨てた者達を拾って戦うといいます。嘴広にとっては強ければいいので、あまり関心なく勝手にすればみたいな感じでした。

 

B-2 がんばります!

さて、カナリアパートです。さがら先生ってメンヘラチックな女性が大好きなんでしょうね(-_-;)。再びカナリアの独白劇場です。ちょっと読んでいて自分が病んでしまいそうです(T_T)。カナリアは医務官(大國)の判断で内地送り=廃棄処分になりそうなところを統括管理官(多分、朝凪と夕浪)によって救われます。その後再度コールドスリープで夢見の季節を体験するも世界の力は貧弱なままでちょっと頑張ろうとするだけで、血がびゅうびゅう出てしまうそうです。自分は役に立たないがそれは重要じゃないと言います。つまり自分のライバルは自分だけなので、必定、誰も周りにいなくてもいいみたいなことを言い出します。いっちゃんでさえいてもいなくてもどちらでもいいそうです・・・まじメンヘラですね(-_-;)。いくらかわいいと言ってもちょっとひいてしまう管理人でした。

 

A-3 努力、あるいは英雄

朱雀は自分が正しいと思うやり方で、廃墟に住んでいる生徒たちを叱咤激励し訓練をします。訓練で一人一人の世界の能力が向上するわけではないのですが、戦闘という場においてそれぞれ補い合うことによってアンノウンと戦うことはできるはずです。そんな朱雀の気持ちに応えるように、落伍者たちも懸命に訓練についてきます。そこにはもしかしたら東京都市に戻れるという希望があるのかもしれません。

 

ある哨戒任務の帰り道、ドレッドヘアの嘴広主席は朱雀にお前が考えているやり方とやらは順調かと聞いています。やはり気になりますよね。ただ、一応は主席なので朱雀が何をやっているかの情報は入ってきている様子です。彼は朱雀は自分と同類と思っていたので、未だに解せない様子ですが。なぜそこまで弱者のためにやるのかと聞く嘴広に、昔自分が小さいころに助けてもらったから、今度はオレの番だといいます。たぶん、カナリアのことでしょうね。。。主席は興味をなくしたように言います。このままずるずるいっても仕方ないので期限をきろう、アンノウンの出現パターンから近々大規模な戦闘が予想される。その際にお前のチームも一緒に戦闘に加われ。そこで成果を見て俺が判断すると言います。次の戦闘って月末ぐらいでほとんど時間がないんです。

 

このことを廃墟にいるコウスケや珠子たちにいいます。最初はドン引きして俺たちは逃げると言っていたものの、なんだかんだ言って朱雀の特訓に付き合う面々。やはり戦闘科に戻りたいのかもしれません。。そんな中朱雀のカナリアを見る目も徐々に変わります。鵜飼いわく、それは恋だというのですが、管理人的にはちょっとわかりません(^_^;)。もしかしたら今のカナリアの姿、ふるまいに、自分が助けてもらった時のカナリアの姿を重ねてみているのかもしれません。。

 

B-3 ハッピーエンド!

さて、またカナリアの独白ワールド。今までの独白で、カナリアは世界が好きですが、世界はカナリアが好きじゃない。自分は無価値で自分以上に価値のない人間はない。でも自分は自分自身と戦っているので、正直どうでもよい。そして、自分と戦っているので自分がまけても勝ちなので、必ずハッピーエンドになるんです!なのでめたしめでたし!と言います。

うーん、マジで頭おかしいですね。。

 

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A-4 懐古、あるいは叛逆

アンノウンの襲撃が予想通りとあって、現在は戦闘最中です。三都市合同?で迎撃しているようですが、東京都市は嘴広主席が前に朱雀にいったとおり、落伍者のチームも一緒に戦っています。といっても彼らは空を飛ぶことはできないので、地上で複数名でチームを組んでシールドを重ねがけして、アンノウンの行く手を阻んでいる感じです。みんなおびえながらも必死に戦っています。そんな中戦闘科の連中はいつもどおり、戦っています。アンノウンに結構押されていますが、いつも通り戦っていれば勝てると嘴広は考えて戦っています。ただ、戦闘科の連中が補給の際に地上付近に飛んでくるんですが、その際に落伍者たちをゴミ同然に罵倒しまくって、跳ねとばしたり、とても同じ仲間という扱いではないです。落伍者たちはアンノウンというより仲間の東京戦闘科たちに小突かれてボロボロになっています。

 

嘴広主席が地上の朱雀のもとにきたのち、戦線(上空)に戻ろうとした矢先、思わぬところから攻撃がきて、なんと海に落ちて行ってしまいます。誰の攻撃か?というと、なんと落伍者です。落伍者たちは今までの、そして今もなお戦闘科から理不尽な扱いを受けていることで、感情的に壊れてしまったみたいで、あろうことかアンノウンとの戦闘の中、戦闘科の連中に攻撃をして、どんどん彼らを落していきます。今までの不平不満を吐き出すように、何度も何度も仲間である戦闘科を攻撃していきます。そんな落伍者の気持ちを代弁するように鶉野珠子は朱雀に言います。私たちはどんなに頑張ったって、戦闘科の連中のようにはなれない。そして、自分たちは無価値で誰も好きでない、世界と人類が嫌いです。いっそのこと彼らも貶めて、そして、戦争で負ければみんな同レベルになっていいかもしれないとまで言います。その結果、東京都市戦闘科は歴史的敗退をすることになってしまいます。

 

朱雀は必死に落伍者たちを説得するも、むなしさだけが残ることになりました。

 

C-4 鵜飼つぐみの物語

鵜飼つぐみには小さいころにお気に入りのおもちゃがありました。ハンドルを回すと梯子のようなものを王子様が上っていき、てっぺんで待っているお姫さまとキスをするというもの。。。何度も何度も遊んで、そして夢見の季節を過ごして目が覚めると、つぐみには目の前の物質の発展可能性を視れるという世界が備わっていました。

 

中学の頃、つぐみは早々と高校の工科生に交じって車両整備をしています。そういったことが好きでたまらない様子です。そんな中、偶然朱雀を目にして、王子様に対するあこがれのようなものを持ちます。ただ、その思いは大胆な告白とともに消えてしまいました。ただ、以前より身近に朱雀を感じることができるようになり、それでもよいかな?と思うようになります。

 

場面は東京都市歴史的敗退後に戻ります。病棟では今までにないぐらいのけが人が運ばれて騒然としています。同士討ちがあったとかいろんな噂が錯綜し、つぐみも不安を隠しきれません。そこに朱雀を見つけて、どうしたのか聞くと、朱雀は、嘴広主席は間違っていなかったといいます。誰かを信じようとしたことが過ちだったのか。手を差し伸べたことが愚かだったのか。そうつぶやく朱雀は、今までに見たことがないくらい怒りの形相でした。。

 

A-5 狂気、あるいは狂気

南関東管理局では異例のことで東京都市の戦闘科の面々が呼び出されています。そして、管理官の一人夕浪から今回の戦闘では大変だったこと、そして、早々に隊を再編してアクアラインを奪取しないといけないため、再び戦闘に参加するようにお願いします。そこには、落伍者を率いて、その結果落伍者たちが同士討ちをした責任追及の声はありません。違和感を覚える朱雀。そんな戦闘科と夕浪とのやりとりから少し離れたところで、落伍者たちの代表、嘴広コウスケがもう一人の管理官朝凪と話しています。そして朝凪は、不当に都市外に追い出されるような事態となってしまい申し訳ないとコウスケたちに言っています。それに対してコウスケは、今回どうしてこんなことになってしまったのか、まさか東京主席が同士討ちを命じたなんて、そこまで兄貴がぶっ壊れていたことが信じられないと言っています。それを聞いて朱雀はぎょっとします。コウスケ自身は嘘は言っていないです。彼は別のところで必死にシールドを展開し、アンノウンの侵攻を防いでいたので、珠子たちが行った戦闘科への攻撃について知らないんです。

 

それよりも、全ては主席が指示したことになっているとは・・・。戦闘科の連中がすべてを嘴広主席に責任をなすりつけたんです。怖すぎです。。管理官との会議後廊下に出る面々。戦闘科の連中は嘴広は強かったけど、ひどすぎた。あいつのせいで色々と不遇な扱いを受けたとか、もう言いたい放題です。そして自分たちは空を制する東京都市の生徒であり、他の都市とは違う。俺たちの力を見せつけよう!と一致団結しています。ただ、そこには何の個性もなく無貌の集団の無機質な連帯感と昂揚感がむなしく響き渡っていました。

 

それを目の当たりにした朱雀はくるっているのは自分か、世界か?そんな世界はどうすればいいのか、結論に達します。狂っているのは自分だけではなかった。世界もくるっているのだ。。。

 

「そんな世界は壊してしまえ」

 

C-5 鵜飼つぐみの物語・2

真夜中、車両整備基地のシャッターが何者かに破壊されて、つぐみは目を覚まします。つぐみは兵装の整備のために休む暇なく働いた結果、その日は二階にある部屋に泊まっていたんです。飛び起きて犯人を捜すつぐみがみたのは、朱雀の姿でした。

 

朱雀は車両の扉を破壊し、オーラを流して動作確認中です。びっくりして何をやっているのか?!と詰め寄る、朱雀に憤怒の表情でこれから地上ルートでアクアラインにいって、アンノウンを殲滅してくるとのこと。とても正気の沙汰とは思えない様子ですね。でも、つぐみは先の戦いでかなりまずい状態になり、それは結果として朱雀の行動が招いたことを知っていますので、強く攻めることもできず。そんなつぐみの気持ちを知ってか知らずか、朱雀は一人でたんたんと爆薬を車に詰め込んで、夜中にアンノウンを倒しに行く気満々です。そんな朱雀をとめることもできず、つぐみは運転手として自分もいくと言い出します。冷たく突き放す朱雀ですが、結局一緒に行くことになったようです。

 

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A-6 狂気、あるいは――

朱雀はつぐみの運転する車でアクアラインに来て、早々つぐみと別れて上空からアンノウンの群れに向かってひたすら重力球を叩きつけひたすらアンノウンを屠っています。一体どれだけのアンノウンを屠ったのでしょうか。そんな中でも壱弥は今回の出来事、落伍者と呼ばれた者達のことに思いをはせます。そして、彼らを救おうなんて思ったこと自体ごう慢だったと自虐的に思います。それがなお一層自分への怒りを駆り立てるのか、激しくアンノウンを攻撃していきます。やり場のない怒りとともに。そして、そのことを嘴広主席の責任とした戦闘科の面々。狂っている世界の中で自分だけが正しくあり自分さえ強くいれば他の無能はいらないと思うようになります。

 

そんなダークサイドまっしぐらの壱弥の耳に本来ここでは聞こえないはずの歌声が聞こえてきます!驚愕する壱弥。そうです、カナリアの歌声です。声にいざなわれるように壱弥は声の方へ行きます。アクアラインの建物の上にカナリアは一人独唱していました。その周りには極端に動きが遅くなったアンノウンがひしめいています。どうもカナリアの唄(世界)の影響みたいです。カナリアのうたには、バフやデバフの効果があるみたいですね。歌を一心に歌っていたカナリアはふと壱弥に気づいて、声をあげます!とっても嬉しそうです。

 

で、なぜこんなところにいるかというと、先の戦闘で鶉野珠子がおとしたブレスレットを捜しに来たんですが、見つけたはいいけど、気が付けばアンノウンに囲まれていたそうです。単独離脱することもできず、とりあえず歌おうということで10時間ぶっ続けで歌っていたようです。何でそんな無謀なことを!?という壱弥ですが、カナリアは平然と自分がそうしたいからと笑顔+ダブルピースでいってのけます。うーん、ここまでくるとバカを通り越して天才かもしれません。ダークサイドまっしぐらで怒りまくっていた壱弥ですが、カナリアの裏表のない感情に癒されます。そして、ああ、カナリアは昔から純粋に世界のすべてを愛しているんだな。。。と気づきます。壱弥が初めてカナリアに会ったころから何一つ変わっていなかったんです。

 

そんなカナリアの純粋な心に触れて、ダークサイドから帰還した壱弥は、カナリアをつれて、つぐみの待っている車へ向かいます。つぐみはもうアンノウンを殲滅したのか?!とびっくりしますが、壱弥はいったん撤退すると言いだします。カナリアも拾いましたしね。そんな壱弥の発言にびっくりするつぐみ。厳密にはその言葉ではなく、壱弥の表情です。笑顔なんです。これにはつぐみも参ったかもしれません。自分にはどうすることもできなかった壱弥を笑顔にしたカナリアにはかなわないなぁと思ってしまいます。女心は複雑ですよね。。。

 

7 世界のなかでたったひとつ

防衛都市東京中央指令棟の最上階主席の部屋に鷹匠詩がいます。次の東京主席は戦闘科の連中が暗黙のうちにきめた奴がなるかと思ったのですが、一部の戦闘科の連中が反対し、次期主席選びは泥沼化し、その結果、管理局主導で次席の鷹匠が繰り上がって暫定主席になったそうです。鷹匠は「主」席という表現から治していくみたいです。「首」席にね。。。(^_^;)。

 

そんな中、鷹匠詩は内地送りになった連中を見送りに行った際に、鶉野珠子の兄も見送りに来ていたことを朱雀に話します。そして、珠子に対する仕打ちに対しても後悔している様子でした。また、鷹匠はその電車の中に、冬燕桃華と嘴広主席の姿を見たことも話します。二人は隣同士の席で言葉少な気ですが、何か話していた様子でした。少しずつかもしれませんが、二人の時間は動きだし、関係も改善されることでしょう。。。

 

とそこで、朱雀はつぐみへの伝言を鷹匠に託します。最近、つぐみは朱雀を避けているみたいなんですよね。。おそらくカナリアが朱雀を笑顔にした場面をみて、自分は朱雀にはふさわしくないと思い、気まずくなって避けているのかもしれません。で朱雀の伝言ですが、「戦闘科に転科願いを出しそれは却下されてしまったが、人には持ち分、やるべきことがある、お前は工科向きなのだから進路になやむな」というものでした。

 

朱雀が出て行ったあと、隠れていたつぐみが出てきます。多分、朱雀も気づいていたんでしょうね。。。そんな朱雀の言葉をかみしめつつ、つぐみは朱雀担をカナリアに譲ることに。。。まぁ、誰が決めたことでもないんですけどね。。。ちょっとした失恋かもしれません。。。

 

 

今日はここまで。。

 

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続いて、管理人のレーダーチャートを見て下さいね。

クオリディア・コード既刊ラノベ一覧

 

そんな世界は壊してしまえ 2巻 クオリディアコードの管理人評価チャート

 

そんな世界は壊してしまえ2巻クオリディア・コード。レーダーチャート

主人公 9 主人公、朱雀壱弥は短絡的なところもありつつ、自分のあり方を客観的に見ることができ、現実とのギャップに葛藤するところなど、結構好感が持てました。ただ、ちょっと気まじめすぎるところがありましたが(^_^;)。1巻ではもっとぶっとんだ印象だったのですが、2巻では優等生とあろうとする感じがしました。特に落伍者に訓練するところなど、ちょっと壱弥の意図がよくわからなかったです。
ヒロイン 6 カナリアはかわいいし、露出度も高くてこの点問題ないのですが、いかんせん頭がイカレテいる?感があり、管理人的には若干引いてしまいました。さがら先生のメンヘラ系ヒロインは管理人的にはちょっとあいそうもないです。怖すぎです。。。
登場人物 7

TVアニメで活躍する統括管理官(朝凪、夕浪)がでてきたり、東京主席は名無しでいくかと思いきや、きちんと名前が出てきたりでそこそこ数は多かったんですが、混乱することなかったです。鶉野珠子の股をもじもじしてちょろちょろという能力にはドン引きです。やはりさがら先生は大分変態が入ってますね(>_<)。おもらし失禁シーンの挿絵などラノベではいらんです。

セクシー 6 カナリアのむやみやたらと自分を卑下?しての風俗なみのアピールには引きました。。セクシー要員のカナリアも前巻に続いてそこそこの露出といったところでしょうか。
萌え 5 カナリアの天然さに癒され、萌え系と言えるのでしょうが、ちょっとメンヘラヒロインは・・・でした。。他にも鷹匠詩の魔女っ娘にも癒されますが、今回は割とシリアスな場面が多かったです。
バトル 5

バトルシーンこそ、そこそこありましたが、あまり戦いの中身が精緻な駆け引きがあるようなものではなく、ただひたすらにアンノウンを叩き潰す系だったので、評価は低めです。

テンポ 6 可もなく不可もなくといったところです。
感動(涙) 4

うーん、なかったです。

奥深さ 5 朱雀壱弥という人間が形成されていく過程が描かれてましたが、それほど奥深さというものは感じませんでした。
意外性 8 アンノウンとの戦いの際にまさかの同士討ちにはびっくりしました。戦争しているのに、その場面で同士討ちできるということが、根の深さを語ってましたね。

 

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