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対魔導学園35試験小隊5巻のネタバレ感想とあらすじ【ラノベ】88点

対魔導学園35試験小隊 5巻 百鬼の王の感想とあらすじ

新ヒロインは、タケルの妹草薙キセキちゃんです。そのはかなさと危なさ(SS級危険指定)とお嬢様度で、守ってあげたくなってしまうこと間違いなしです。ネタバレですが、3巻でも張られていた伏線のハーフウッドエルフのカナリア(斑鳩と伊砂が作った)が出てくるし、タケルの師匠のオロチも出てくるし、極めつけは最後は魔女の国へ行ってしまうなんて!物語は本巻で大きく転換します。

【著  者】柳実冬貴

【イラストレーター】切符

【出版社】 富士見ファンタジ文庫

【発売日】 2013年8月25日

【ジャンル】近未来学園アクションファンタジー

【ISBN-13】 978-4040710839

 

 

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【対魔導学園35試験小隊5巻のあらすじ】  

残存する魔力の脅威を取り締まる『異端審問官』の育成機関、通称『対魔導学園』には、劣等生の寄せ集め部隊『第35試験小隊』が存在する。二学期も終わりにさしかかった冬のある日、タケルたちは一人の少女と出会う。極めて特異、極めて異端なSS級危険指定として、最奥監獄に幽閉されているはずの彼女の名は草薙キセキ―35試験小隊の隊長・草薙タケルの妹にして不確定古代属性『百鬼夜行』と呼ばれる呪われた存在だった。「―キセキを、殺してくれないかな?」脱獄してまで叶えたい彼女の願いに、苦悩するタケルだったが―。果てなき闇を切り裂く学園アクションファンタジー!!

 

出典:「BOOK」データベースより

 

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【対魔導学園35試験小隊5巻百鬼の王のあらすじと感想。ネタバレ有】

 

今回はかなり物語が動きましたね。タケルの師匠がまさかヴァルハラだったとは?!そして、斑鳩と伊砂が3巻で人工的に作り出したハーフウッドエルフのカナリアがオロチの弟子として、草薙諸刃流の妹弟子になっていたとは!?
タケルとキセキが離れ離れになってしまったのは悲しい結末でしたが、仲間を救うために魔女狩り化した桜花とヴラドのやりとりも非常に魅力的でした。
次回は舞台を内側の国(魔女の国)に変えて、どのような展開を待っているのか、楽しみです。タイトルは、瑠璃色の再契約ですからね~。おそらくラピスの話が中心になってくるのでしょうね。

 

以下、章立てであらすじと感想を織り交ぜてます。

 

プロローグ

今回のメインヒロインである草薙キセキが登場!タケルとは二卵性双生児なんですね。その詳細があきらかになります。何と禁忌区域最奥監獄に収監されていたSS級危険指定、百鬼夜行そのものだったとは。。殺しても死なない体質のため、定期的に動物実験のように殺されていく彼女。悲劇を通り越して残虐すぎてちょっとジュブナイル文庫には重すぎのような。。
そんなことも知らずにお金を貯めて会いに来たタケルとキセキの切ない面会シーンが書かれています。

 

第一章 崩壊の序曲

前巻で、協力者となった生徒会長星白流(ほしじろながれ。一応女の子ですよ)のおかげで魔導による凶悪犯罪者を摘発する35試験小隊の面々。そんな中最近疲れの見えるタケルを桜花が気遣います。うーん、桜花ちゃんも成長したというか、タケルに対して無意識のうちに恋心をもってきたような。何かタケルがうらやましすぎです。
桜花の提案もあり、休暇を取ったタケルは、休みにもかかわらず生徒会長室へ。星白から自分のレリックイーターであるラピスがこの世の魔導遺産ではなく神々の神器である仮説を聞かされる。また、星白の姉がイレギュラーの魔女で魔力をコントロールできないため、とらえられ、鉄の処女(アイアンメイデン)として幽閉され、実験材料として非業の死を遂げていることや、星白が異端審問会を乗っ取ろうと画策していることも。
生徒会長は、タケルに自分側につくように求め、さらにはその覚悟(さらけ出す覚悟)として、タケルの口から妹のことを話すように促される。
生徒会室からの帰り道、タケルは両足を失ったはずの霧ヶ谷京夜と遭遇する。変わり果てた彼に違和感を感じるタケルだった。
うーん、うまい形でレリックイーターの背景や、学校内のバランス、生徒会の立ち位置を説明させていますね。作者の文章力と発想力がうかがわれますね。

 

 

第二章 いもうと

場面はプロローグでタケルが面会から帰った後の処置の場面に戻ります。
処置とは一言でいうと処刑ですね。魔力の暴走を避けるために定期的に殺して、魔力が制圧できるうちに意図的に放出させるというもの。本当にほかに方法がなかったのか気になるところですが、タケルとの面会でキセキはタケルの想い人(桜花)の存在を知り、嫉妬してしまいます。
そんな彼女の気持ちを敏感に感じ取った肉体(百鬼夜行)はキセキのタケルに会いたいという想いを遂げようと、今までにない暴走をし、ついには最奥監獄から脱走に成功します。
一方、タケルたち35試験小隊は別の犯罪者をあげるべく、街中で変装し(もちろん、お約束のコスプレです!)、ターゲットを確認。ただ相手にばれてしまい、逃走した相手を追掛ける中、脱走してきたキセキを保護することに。タケルのキセキを守りたいという思いと、小隊メンバーを巻き込みたくないという思いから、半ばパニックになりながら、あろうことか桜花に剣を向けてしまいます。うーん、どんだけシスコンなのか(^_^;)。ただ、そんなタケルを桜花は優しく包み込みます。

 

第三章 ひと時の安らぎ

タケルの妹キセキがSS級危険指定の魔女ということをタケルから聞かされ動揺する小隊メンバー。ただしかし、そこは結束の強いメンツです。小隊メンバーでキセキを保護し、一時のやすらぎをタケルとキセキに与えてあげます。キセキのワンピ姿がまぶしすぎです(挿絵有)。
兄妹二人きりの初めてのデートを満喫し、笑顔をこぼすキセキ。満足げにタケルに自分の唯一の願いを告げます。「お兄ちゃんの手で私を殺して」と。。。そこまでキセキの精神状態は追い詰められていました。
そりゃそうですよね。定期的に実験動物のようにあらゆる殺害手段によって殺され続けるわけですから。でもそんなことを知らないタケルは、俺が守るからそんなこと言うなと・・・。キセキは兄を思って本当のことを言えず、タケルの「お前を殺すときはオレも死ぬとき」という言葉だけをよりどころに頑張っていくことを決意。けなげすぎます。
ただ、そんな幸せも長くは続きません。追手として、なんと霧ヶ谷京夜が新たなレリックイーター、ネロとともにタケル達の前に。レリックイーター同士の市街地での戦闘になるも、デュラハン最強の男、鐵隼人の介入により、中断します。
隼人は見かけによらない優しさで、2分だけ兄妹で話すことを許しますが、そんな優しさを踏みにじる理事長鳳颯月。うーん、悪役さが増してきてます。
颯月は、キセキをアルケミストの施設に移し、今後の面会は一切認めないと冷酷に言い放ちます。うーん、不幸すぎますね。

 

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第四章 草薙タケル

結局、その後タケルとキセキは別々にされ、キセキはアルケミストの施設に護送されることに。それを狙うヴァルハラのオロチとデガラシ。デガラシは女のハーフウッドエルフで、彼女は空の護送飛行機を狙いますが、残念ながらダミー。飛行機内にはエグゼの一人大野木彼方(おおのぎかなた)がおり、交戦状態に。彼女のレリックイーターは、距離が遠ければ遠いほど威力を増すという「信長」。うーん、微妙な名前ですよね。。。
ヴァルハラと異端審問会の攻防が続く中、場面は一転し囚われのタケルの夢の中へ。。。タケルがキセキと出会った当時の回想シーンに入ります。
最初は二人は自分たちが兄妹とは知りませんでした。
偶然見つけた祠の中に、タケルはキセキをみつけ、お互い惹かれあうように会うようになります。そんな情事(汗)を知ったタケルの父は、もう祠にいくな!と厳命し、あえてタケルを修行と称して他の道場めぐりに行かせます。
タケルが返ってきたころには、父は瀕死の重傷に。タケルに会えなかったキセキが暴走し、祠から出てきてしまいタケルを探しているとのこと。タケルは変わり果てたキセキに再会しますが、結局殺すことはできませんでした。
タケルは目をさますと、牢獄の中に。隣の牢獄には桜花もいます。桜花とお互いの考えを忌憚なく打ち明け、さらに関係を深める二人。そんなところに生徒会長の星白が二人を牢獄から出しに来ます。そしてタケルの妹キセキが護送中に、ヴァルハラに襲われたことも。。
タケルと桜花は処罰を覚悟に、牢獄から出て現場に向かいます。

 

第五章 草薙キセキ

一方ヴァルハラに襲われた護送中に異端審問会。英雄化のかりそめの命を宿した魔導竜騎兵相手に苦戦を強いられます。キセキを護送していた鐵隼人は、奇襲を仕掛けてきたオロチの相手は自分がするので、霧ヶ谷京夜には、キセキをアルケミストまで護送しろと命じます。ただ、復習に萌える京夜はそんな命令に背き、自らの手でキセキを殺します(もちろん、死にません)。一足遅れたタケルと京夜はお互いレリックイーターをまとって戦いに突入。すんでのところで桜花に助けられ、京夜を撃退するものの、暴走したキセキの力(百鬼夜行)は際限なく増えていき、無差別に街を人を襲っていきます。
タケルはどうにかキセキと再会したものの、キセキの暴走は収まらず、ついには今まで隠し続けてきた記憶(ひたすら殺され続ける絶望の日々の記憶)をタケルに知られてしまいます。絶叫するタケルを今度はヴァルハラのデガラシが奇襲攻撃。タケルは気を失ってしまいます。突然のことにキセキは兄を死んだものと勘違いし、今度こそ完全なる暴走状態になってしまいます。
そんな中、無理を承知で駆け付けた小隊と桜花は合流。タケルは以前意識を失ったまま。周りは百鬼夜行で後がないところ、桜花は遂に決心します。ヴラドと正式に契約することを!!
このシーンはかなりしびれます!
今まで復讐のためだけに生きてきた桜花は、仲間に出会い、そして仲間を助けるために完全なる力を求めます。ヴラドもその桜花の気高さに高揚し喜んで力を与えます。

 

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最終章 神殺しの力

タケルは意識を失っている中で、ミスティルテイン(ラピス)が現れ、完全なる契約を求めてきます。ラピスは最後にタケル自身をささげるように求めます。その結果、遂にミスティルテインの完全体として、ラピスとの魂の融合が開始。神狩り化が起動します。
ラピスの「起きなさい―神殺しの時間です」はちょっと名言です(^_^;)。
ヴラドと契約を果たした桜花は、一身でどうにか仲間を守ります。そんな中、やっとのことで仲間の元に戻ってくると、そこには覚醒したタケルが。
ただ、タケルのただならぬ様子に心配したのもつかの間、タケルの力で桜花は魔力を奪われ意識を失ってしまいます。
タケルはそのまま、キセキのところへ。途中、ヴァルハラのデガラシと遭遇し、想定外の同門対決をする羽目に。ただ、デガラシの未熟さもあって、タケルの圧勝。
やっとのことでキセキまでたどり着き、キセキととも自分も死のうと決意をしましたが、そこにきて、死に対する恐怖、35試験小隊のメンバーと二度と会えなくなってしまう恐怖に打ち勝てずに、剣を手放してしまいます。
そんな状況の二人を、草薙諸刃流奥義、クサナギノツルギが襲い掛かります。
はなったのは・・・

 

エピローグ

クサナギノツルギを放ったのは、あろうことかタケルの師匠、草薙オロチでした!おかげてキセキは首だけになってしまい、一時活動中止する羽目に。オロチは気を失ったタケルをある国へ連れて行くことにします。そんなオロチを見つけたマリに、オロチはお前も一緒に来いといいます。
そんなさなかに異端審問会の鐵隼人と鳳颯月がきて、キセキの首はとられてしまいます。
お互いにらみ合う中、オロチ、デガラシ(カナリア)、マリは転送魔法で、魔女の国へ。。。
タケルが事件から約1か月後に目を覚ますと、そこは、魔法の国。
そんな世界があるのかと驚愕するタケルに、オロチはさらなる衝撃の事実を告げます。
「ようこそ、内側の世界へ。そして魔導学園へ」

 

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対魔導学園35試験小隊5巻の管理人評価チャート

 

対魔導学園35試験小隊第5巻感想。レーダーチャート

 

 

 

 

主人公 10

今回は、草薙タケルと妹キセキの話でしたね。主人公タケルの妹のためにはすべてをなげうつ覚悟は胸が締め付けられる思いです。

強いだけではないタケルの優しさが前面に出た回でした。

ヒロイン 10 今回のヒロインは、タケルの妹草薙キセキ。生まれ持った鬼の異能のために、生まれながら幽閉され続け、また殺すこともできず、はかなくも優しい女の子です。不幸すぎるのと、兄想いの妹の心が痛いほど伝わってきます。
登場人物 9 オロチ、カナリヤとヴァルハラ側の人間にもいいやつそう?なのが出てきましたね!
セクシー 6 あまりなかったです。
萌え 10 キセキのミニファッションショーみたいな場面もあり、お嬢様系のキセキに萌えました~。
バトル 10 クライマックスの壮絶なバトルシーンに10点!
テンポ 7 ところどころに閑話休題的な面もあり(ただ、今回はシリアスな場面が多かったです)、中だるみせず一気にイケました。
感動(涙) 10 今回はやばすぎです。キセキのはかなさと切なさと、兄妹の互いを思う気持ち。それを踏みにじられてしまうシーンに涙です。
奥深さ 9 本作品の奥深さは、どちらかというと最近はダークな面がありすぎです。
キセキを暴走させたのも、理事長鳳颯月とアルケミスト社の女社長杉波朱雀の賭けの結果だったとは。ちょっとえぐすぎて人格が歪んでしまうかも。。。
意外性 10 ラノベの最後はいつも意外性が!ということで、今回はなんと魔女の世界に行ってしまったタケル。しかも、タケルの神狩り化の完全体を阻止したのが、草薙オロチ=タケルの師匠だったとは。しかも杉波斑鳩と伊砂が人工的に作り出した、ウッドエルフのカナリアが草薙諸刃流の使い手として現れるとは!?

 

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