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対魔導学園35試験小隊7巻のネタバレ感想とあらすじ【ラノベ】85点

対魔導学園35試験小隊 7巻 逆襲の紅蓮

 

7巻も期待を裏切らない内容でした。タイトルやカバーのイラストからもわかるとおり、今回の主役は鳳桜花といっても過言ではありません!遂に桜花の復讐の相手が登場します!その名もラフメーカー(ネタバレごめん)。しかもラフメーカーに殺された養父の峰城和眞は、前エグゼの隊長で(今の鐵隼人の地位です)、さらには桜花が契約をしたレリックイーター:ヴラドの前の契約者だったんです!(もろネタバレですみません。。。)

さらには桜花の父を殺すよう後ろで手を引いていたのは実は・・・だったとは!?うすうす感づいていましたが、やっぱり!という感じでした。

詳細は後ろの方の感想とあらすじ(ネタバレあり)を見てください。

今回はエロ度が低いのと、主人公の活躍が少なかった点で点数は85点どまりですが、全体としては非常に見ごたえのある良質な作品に仕上がってます!

原作ライトノベル(小説)情報

【著  者】柳実冬貴

【イラストレーター】切符

【出版社】 富士見ファンタジ文庫

【発売日】 2014年4月19日

【ジャンル】近未来学園アクションファンタジー

【ISBN-13】 978-4040700977

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対魔導学園35試験小隊 7巻 逆襲の紅蓮の公式あらすじ

 

残存する魔力の脅威を取り締まる『異端審問官』の育成機関、通称『対魔導学園』には、劣等生の寄せ集め部隊『第35試験小隊』が存在する。タケルを欠いた小隊の面々は、純潔の徒殲滅作戦の最前線にいた。タケルのかわりに隊長を務める桜花は、戦果を上げようと逸るが、その前に因縁の魔女が姿を現す。

「さあ―あなたの笑顔を、私が作ってあげるからね」

桜花の人生を狂わせた忌まわしき仇―ラフメーカー。復讐を果たすこと、仲間を守ること。桜花は二つの想いの間で激しく揺れるが、ラフメーカーの力はあまりにも強大で…!?

絆の炎が紅く燃える学園アクションファンタジー!

 

出典:「BOOK」データベースより

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対魔導学園35試験小隊 7巻 逆襲の紅蓮の感想とあらすじとネタバレ

 

前巻の最後では、タケル・マリ・ラピス、そしてカナリアが外の世界に帰還するところで終わりましたので、てっきり本巻もその続きからかな?と思ったら、場面は変わって(少し戻ったのかな?)、残された35試験小隊たちのその後の処遇からスタートです。

タケルに替わって35試験小隊の隊長に一時的になった桜花の苦悩とそれを支える、杉波斑鳩と西園寺うさぎ。そして、35試験小隊に新たに組み込まれたのは、懲罰的な意味も含め、なんと霧ヶ谷京夜!うーん、波乱の人事異動ですね。

今回は、タイトルの「逆襲の紅蓮」からもわかるかもしれませんが、桜花の復讐の話が中心です。復讐の相手はラフメーカー。挿絵もありますが一見聖母のような美人さんです。が、「赤い蝶の虫籠」という魔女たちの過激派組織に洗脳され、兵器として育てられた魔女だったんです。そのあたりの苦悩も垣間見え、著者の手腕に相変わらずうなされてしまいます!

では、早速あらすじと感想、ネタバレを章立てで書いていきます。

 

プロローグ

桜花が異端審問会の査問委員会にかけられているシーンから物語はスタートです。前回の続き(タケルが返ってくるところ)からではないのですね。ちょっと時間は戻し、タケルがいなくなってからの35試験小隊の状況からスタートという感じです。
タケルを逃がした罰などで、35試験小隊は「純血の徒」との戦いの最前線に送り込まれることなります。桜花が当面は小隊長として。。。

第一章 戦場

場面は変わって、純血の徒との戦いの戦場である灰色都市に。。。うさぎと桜花が前線で戦って、斑鳩が後方支援といういつものスタイルですが、タケルとマリがいないので、今までとは勝手が違い、チグハグでまとまりに欠けてしまいます。桜花は今さらながらタケルの隊長としての苦労を知ることになります。
また、35試験小隊には、キセキを殺そうとした霧ヶ谷京夜も罰として正体に組み込まれています。ただ、彼が協力するわけでもなく、隊はますますまとまりはなくなっていきます。
そんな中、久々のシャワーを浴びていた桜花に近づく影が。。エグゼ隊員の大野木彼方が鐵隊長の伝言を伝えに来たのです。その内容は、戦闘に参加せずに、逃亡をしろ・・・うーん、意味深ですね。
桜花はその言葉に従うか悩みます。。そんな中、ふとほかの兵士たちの戦場での噂話を耳にします。敵味方関係なく、「笑うこと」を精神魔法で強要し、残虐な殺戮を繰り返す存在、ラフメーカー。これこそが桜花の復讐の相手だったんです。

 

 

第二章 仲間か、復讐か

キセキの身柄を手に入れたアルケミストは着々と実験を繰り返して、百鬼夜行を兵器としてコントロールする術を研究しています。また、量産型レリックイーターの開発も進みほぼ実用化がなされます。このレリックイーターの燃料はおそらく「魔女」。それを提供したのは鳳颯月。うーん、こいつホントにグロすぎますね。何をしたいんでしょうね。
一方桜花は、戦場に復讐の相手ラフメーカーがいることに悩みます。鐵隊長の指示に従って逃げるべきか。。。そんな桜花の気持ちを察して、斑鳩とうさぎは自分の身の上話をします。そんな心遣いもあって、結束を強める3人。そんな話を盗み聞きしていた京夜に対して、桜花は一緒に戦おうと手を差し伸べますが。。。

 

第三章 ラフメーカー

純血の徒の拠点の1つ。今回の作戦の副官であるミムラス・ヴァレンシュタインは傷ついた兵士の手当てをしていましたが、その中でラフメーカーによってトラウマをおった兵士を見て、ラフメーカーに憤りを感じていました。だが実は彼女こそ、記憶を操作されているラフメーカーだったんです。
他方異端審問官側の桜花たち。戦場で遂に英雄(エインヘリアル)と遭遇して、正体と行動を共にしていた兵士もピンチに。そんな兵士たちをうさぎが救出しつつ、エインヘリアル(=ジークフリート)を桜花とヴラドのコンビが撃退します。これを機に他の兵士たちとも打ち解けていく35試験小隊の面々。
そんな中、桜花はヴラドの前の契約者のことを中隊長から聞き、桜花はヴラドに前の契約者のことを聞き出します。
前の契約者は、レッドグレア(忌まわしい紅い光)と呼ばれていた前エグゼ隊長だったのです。さらに実は桜花の養父なのですが、それは残念ながら禁則事項にあたるため、ヴラドの口からは言えません。。ただ、ヴラドが選ぶほどに気高い人格(=血)をもった今でもヴラドが尊敬するような人物でした。
そしてヴラドは桜花に問います。「汝の「大丈夫」を余は信じてよいのか」
そのとき桜花は。。。

 

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第四章 復讐鬼

ミムラスは、自分の育ての親でもあり、本作戦の中隊長のもとへ来ます。そして、疲弊する中隊長は、ミムラスのラフメーカーたる記憶を解放したうえで、自殺してしまいます。彼はミムラスをラフメーカーとして道具のように使う上層部の考えに耐えられなかったんです。
他方、純血の徒の拠点を強襲する異端審問会側。そんな中には桜花やうさぎも入っています。そこには待ち構えていたラフメーカーと遂に対峙することとなります。
ヴラドには復讐で我を忘れることはないといっていたものの、桜花は復讐の衝動を抑えることができず、戦いに身を投じていきます。しかし、桜花の怒りに我を忘れた攻撃ではラフメーカーを倒すことはできず、ラフメーカーにつかまってしまいます。
そのとき、桜花はラフメーカーから自分の養父が実はエグゼの前隊長であり、ヴラドの前契約者、そしてラフメーカーが所属していた赤い蝶の虫籠を壊滅寸前まで追い込んだ人物であったことを知ります。
桜花が絶体絶命のピンチのとき、すんでのところで京夜が助けに入ります。
ラフメーカーを取り逃がしたのもつかの間、うさぎがラフメーカーの罠にはまって、毒に侵されてしまいますが、こちらも京夜が助けてくれます。
桜花は反省しっぱなしですね。。

 

第五章 紅蓮の継承

やっとのことで外側の世界に帰ってきたタケル達。使った転移魔法陣が純血の徒のものなので、敵が周りにいるかと思いきや、現れたのは星白流(対魔導学園の生徒会長)。星白曰く、反体制派は、純血の徒の中にもいるとのこと。どの組織も一枚岩ではないんですね。
そんな星白から、桜花がピンチであることを聞きます。
異端審問会側のキャンプ地に戻った桜花とうさぎはキャンプ地が敵の襲撃を受けたことを知ります。そこにいた斑鳩は敵(ラフメーカー)にさらわれてしまいます。
桜花は自分が復讐で我を忘れて突っ走った結果だと自責の念に駆られます。
そんな中、うさぎが必死に桜花を鼓舞しているところ、中隊長が桜花たちの下へきて、桜花の父親であるレッドグレア(=峰城和眞)のことを話します。
中隊長の話をきいて、桜花は養父が異端審問官でヴラドの契約者だったことを受け入れます。その際、中隊長が「桜花はまだヴラドの本当の力を引き出していない」と聞きます。
桜花は今まで他人の血をヴラドに吸わせるのは悪いことと認識していましたが、ヴラドは気高い血のみを対価として求めており、戦場で亡くなった仲間の無念を果たすためにも、ということで、亡くなった人々の血を「拝領」して、固有魔法「ドラキュリア」を発動させます。これにより桜花はドラキュラの真祖と同等の力を手に入れ、京夜とともに、斑鳩がとらえられている、旧アルケミストの第五研究所へ向かいます。

 

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最終章 隣を歩く

第五研究所へ向かう途中、敵エインヘリアルと魔導竜騎兵と遭遇し、ここは京夜とうさぎ、そしてスプリガンが引き受け、桜花は第五研究所へ向かいます。
うさぎたちは善戦するものの、数では勝てず、うさぎもあわや絶体絶命のピンチに陥りますが、そこに内側の世界から帰還したタケル、マリ、そしてカナリアが駆け付け敵を一蹴します。他方、一足先に第五研究所の地下についた桜花は、再度ラフメーカーと対峙します。彼女が用意した魔導竜騎兵10体を返り討ちにするものの、ラフメーカーは斑鳩を精神魔法「エンドオーダー」で操って、桜花を襲わせます。斑鳩はバンパイアに効果のある霊銀のナイフでヴァンパイア化した桜花を遅い手傷を負わせます。さらにラフメーカーは桜花にも「エンドオーダー」をかけて、幻影で桜花の妹の姿に見える斑鳩を、桜花自身に殺させようとします。。
桜花の抵抗もむなしく、ラフメーカーに精神、肉体を乗っ取られそうになった時、タケルが助けにはいり、間一髪でラフメーカーを撃退します。

 

エピローグ

第五研究所の前で敵エインヘリアル、魔導竜騎兵と戦っていたマリ、うさぎ、カナリアは突然戦場に現れた異端審問会がアルケミストと共同で開発した量産型レリックイーターを目の当たりにして驚愕します。核にはアイアンメイデンにとらえられていた魔女が使われていたようです。
ただ、そんな人口のレリックイーター使用者たちは、会長鳳颯月の指示により35小隊の捕獲を命じられておりました。
他方、タケルは撃退したラフメーカーの扱いについて、桜花にどうするかはお前が決めろといいます。桜花はラフメーカーを本人の希望通り殺すのではなく、バンパイアの真祖の力を使って、ラフメーカーを使途にし、殺さず、自殺もできないようにして、生きて永遠にその罪を償えといいます。
マリ、うさぎ、カナリアと合流したタケル、桜花、斑鳩は、異端審問会には戻らず逃走することにします。合流する先は星白流率いる反体制派です。
他方場面が変わり、鳳颯月と杉波朱雀の会話で、実はラフメーカーに桜花の養父たちを襲わせて、桜花以外を殺すように指示をだしたのは、颯月だったことがわかります。この男怖すぎです。また、何を考えているのか、よくわからなくて怖すぎです。

 

 

 

 

対魔導学園35試験小隊 7巻 逆襲の紅蓮の管理人評価チャート

対魔導学園35試験小隊第7巻感想。レーダーチャート

 

主人公 6 今回は鳳桜花がほぼ主役ということで、主人公の草薙タケルは出番がほとんどなかったので、評価は低めです。あしからず。
ヒロイン 10 今回の主役は第一ヒロイン(^_^;)の鳳桜花ちゃん。いやぁ、活躍しまくりでした。そして、彼女の気高き想いとヴラドの人格(結構いいやつでした!)、前契約者である桜花の養父:峰城和眞の話など、目がうるうるするシーンも多かったです。
桜花が大活躍ということで、満点の10点をつけました。また、人物像や背景も深いものがありました。
登場人物 9 今回やっと登場した桜花の敵のラフメーカーことミムラス・ヴァレンシュタインが結構いい味を出していました。
ホーネットのように単にいかれた宿敵という感じでもなく、その人物像が深く描かれていて、人間の厚みが感じられました。単純に滅ぼすべき相手と思えない感じもしました。また、既に故人ですが、桜花の養父:峰城和眞(前エグゼの隊長で、前ヴラドの契約者)のエピソードなど、興味が惹かれるところが多々ありました!なので点数は高めです。
セクシー 7 今回は前年ながらシリアスシーンが中心で、セクシーなシーンは少なかったです。といいつつ、作者は必ず1巻につき1回はセクシー(というかチチ)を出したいのか、シャワーシーンが挿絵ありで描かれていましたので、点をつけました。ただ、エロエロで興奮するまでではないです。
萌え 4 萌え度は低かったです。しいて言えば、純血の徒との戦いの最前線に送り込まれた35試験小隊が徐々に周りの兵士たちに認められて、マスコット的にかわいがられるぐらいでしょうか。。。うーんでもちょっと無理があるかも。なので、萌え度は低めです。
バトル 10

今回のバトルも結構見どころ満載でした!特に桜花がヴラドの固有魔法「ドラキュリア」を発動させて、ドラキュラの真祖の力を手に入れたシーンなどは、結構感動ものです。柳実先生のすごいところでしょうが、このあたりの人物の心理描写が非常に優れていて、単なるバトルものとは一線を画しますね!さらにラフメーカーとの戦いも二転三転して、見ごたえ十分です。

テンポ 9 非常に良かったです。無駄なく、必要なエピソードと心理描写を交えつつ、物語はクライマックスへ向かっていく感じが読んでいて気持ちよかったです。
感動(涙) 10 今回も目がうるうるでした!特に桜花の養父のエピソードがヴラドの口から語られるシーンは必見です。何度も読み返して自分の世界に浸ってました。
奥深さ 10 ここにきて、徐々に今までの伏線がつながり始めた感じです。最初からきちんと構想を練って書かれた作品だなぁと感心してしまいました。
かといって、意図的に作っているという感じも受けず非常に腑に落ちる作品です。
意外性 10 正直、桜花の養父が前エグゼの隊長で、ヴラドの前の契約者だったとは全然気づきませんでした!やってくれましたね、柳実先生!という感じです。
また、ラフメーカーも単なる悪役という範疇にするのではなく、彼女の苦悩も描かれていた点などはホント想定外でした。

 

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