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魔法少女育成計画(まほいく)1巻のネタバレ感想とあらすじ(前編)

魔法少女育成計画1巻

 

祝TVアニメ化!2016年10月1日から放映が開始される魔法少女育成計画(まほいく)の原作のネタバレ感想です。

とあるN市では、魔法少女育成計画という完全無料のソーシャルゲームをやっていると数万人に1人の割合で本当の魔法少女になるという都市伝説みたいなものが。。。ただ、それは噂ではなく本当だったんです。そんな狭き門を潜り抜けて魔法少女になった16人が思いもよらぬ理由からお互いを殺し合うことに。。。

 

魔法少女ものと思いきや、かなりガチのバトルロワイヤルものです。

 

魔法少女のかわいい外見とは似つかないドロドロしたバトルと、その中でも垣間見える友情など、そして、予想外の展開や結末に脱帽した作品でした。久々にうならせてくれました。

 

登場する魔法少女は16人と多いのですが、限られた紙面にも関わらず、それぞれ個性が出ていて、読んでいて混乱することはなかったです。かなり内容が濃かったこともあり、感想も前編後編に分けてます(^_^;)。

 

詳細は以下を見てくださいね。

 

原作ライトノベル(小説)情報

【著  者】遠藤 浅蜊

【イラストレーター】マルイノ

【出版社】 このライトノベルがすごい!文庫

【発売日】 2012/6/8

【ジャンル】ファンタジーアクション

【ISBN-13】978-4796680394

アマゾンで購入  楽天で購入 

 

魔法少女育成計画1巻の公式あらすじ

大人気ソーシャルゲーム『魔法少女育成計画』は、数万人に一人の割合で本物の魔法少女を作り出す奇跡のゲームだった。幸運にも魔法の力を得て、充実した日々を送る少女たち。しかしある日、運営から「増えすぎた魔法少女を半分に減らす」という一方的な通告が届き、十六人の魔法少女による苛烈で無慈悲なサバイバルレースが幕を開けた……。第2回「このラノ」大賞・栗山千明賞受賞作家の遠藤浅蜊が贈る、マジカルサスペンスバトル!

 

出典:「BOOK」データベースより

 

続いて、以下の管理人オリジナル「感想とあらすじとネタバレ」を見て下さいね。

 

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魔法少女育成計画1巻のネタバレ感想とあらすじ(前編)

 

キャラクター紹介※ちょっと長いです。また一部意図的に隠していますのでご容赦を。早く読みたい人は飛ばしても問題ありませんので。

スノーホワイト
本名:姫河小雪(ひめかわ こゆき)
正体:N市の中学2年の女子学生
性格:うっかりもの。正義感が強い。妄想癖がある。困っている人を放っておけない優しい性格。争い事は苦手。ある意味絵に描いたような理想的な魔法少女。
アバター:白い学生服風のコスチューム
魔法:困っている人の心の声が聞こえる。

 

ラ・ピュセル
本名:???
正体:実は・・・。
性格:幼いころから魔法少女(ただし、戦う魔法少女)にあこがれている正義感の強い性格。
アバター:竜騎士
魔法:固有アイテムである剣の大きさを自由に変えられる。

 

リップル
本名:細波華乃(さざなみ かの)
正体:高校2年の女子学生。わけあって一人暮らし。
性格:人間嫌いでちょっと暴力的。。。人とのコミュニケーションは苦手で無口。何かにつけてイラついている感じでしょっちゅう舌打ちをしている。斜に構えた感じ。
アバター:忍者
魔法:投げたものはすべて百発百中。手裏剣以外持ち上げられれば何でもOK

 

トップスピード
本名:室田つばめ(むろた つばめ)
正体:19歳。実は・・・
性格:おせっかい焼きで、自分のことを「俺」という姉御?タイプ。
アバター:魔女
魔法:猛スピードで空を飛ぶ魔法の箒を使う。スピードは半端なく、他の魔法少女も追いつくことはできない。音速の域??

 

カラミティ・メアリ
本名:山元奈緒子(やまもとなおこ)
正体:39歳の主婦。夫と娘を虐待して離婚歴あり。
性格:他人を虐げる、見下すことで悦に浸るタイプ。自分の欲望のためには他人を殺すこともいとわない性格破綻者。
アバター:西部のガンマン
魔法:あらゆる武器をパワーアップできる。ただし、武器の製造はできないので武器自体は入手する必要あり。

 

ルーラ
本名 :木王早苗(もくおう さなえ)
正体:そこそこ優秀だったOL。ただ、魔法少女になって退職しているのでその後は無職。
性格;自分はエリートだった意識もあり他人を見下しているが、カラミティ・メアリの前では従順にせざるを得なかったことに屈辱を感じている。自己中で他人を道具のように考えるタイプ。
アバター:お姫様
魔法:目の前の相手になんでも命令できる。ただし、複数の条件縛りがあって万能ではない。

 

スイムスイム
本名:坂凪綾名(さかなぎ あやな)
正体:実は・・・。
性格:素直で、ルーラを尊敬している。沈着冷静である意味どこか人間味が欠けている感じ。その才能は驚異的。。。
アバター:巨乳の白いスクール水着の少女。
魔法:どんなものにも水みたいに潜れる。ただし、光と音は透過できない。

 

ミナエル
本名:天里美奈(あまさと みな)
正体:女子大学生。ユナエルとは双子。
性格:主体性がなく短絡的。長いものには巻かれるタイプでお調子者。
アバター:双子の天使
魔法:生き物以外の好きなものに変身できる。

 

ユナエル
本名:天里優奈(あまさと ゆな)
正体:女子大学生。ミナエルとは双子。
性格:主体性がなく短絡的。長いものには巻かれるタイプでお調子者。
アバター:双子の天使
魔法:好きな生き物に変身できる。対象が目の前にいれば完璧に変身できる。

 

たま 
本名:犬吠埼珠(いぬぼうざき たま)
正体:不明。
性格:気が弱く、強く出られると逆らえないタイプ。いつもおろおろして強者に従う。
アバター:犬娘
魔法:いろんなものに素早く穴を開けられる。特筆すべきは、ほんのわずかでも傷をつけられればそこから穴を瞬時に直径1メートル、奥行き5メートルにまで広げることができる。人体も例外ではない。

 

シスターナナ
本名:羽二重奈々(はぶたえ なな)
正体:女子大学生。
性格:おっとりとした優しく真面目なタイプ。魔法少女同士のバトルロワイヤルに最初から異議を唱えていた。
アバター:修道女
魔法:好きな人の力をめいっぱい引き出せる。

 

ヴェス・ウィンタープリズン
本名:亜柊雫(あしゅう しずく)
正体:女子大学生。羽二重奈々(シスターナナ)とは相思相愛。
性格:ボーイッシュで、男女ともいけるタイプ。シスターナナを溺愛している。
アバター:公子
魔法:何もないところに壁を作り出せる。攻撃力はかなり高い。

 

森の音楽家クラムベリー
本名:不明。
正体:実は・・・

性格:戦いを好む性格破綻者。
アバター:花に包まれたエルフの音楽家
魔法:音を自由自在に操ることができる。音波での攻撃を得意とし、また、他人の声をまねることもできる。聴覚も異常に優れている。

 

マジカロイド44
本名:安藤真琴(あんどう まこと)
正体:不明。
性格:自分のことを客観的に見れる。結構冷静。
アバター:魔法少女には珍しいロボット。背中にはランドセル型大型ブースター、腰部にウェポンラックを装備。
魔法:未来の便利な道具を毎日一つ使える。バックパックからランダムに四億四千四百四十四万四千四百四十四の「未来の便利な道具」のうちから一つを取り出す事が出来る。ただ、1日限りでしかも自分では取り出すアイテムを選べない。

 

ねむりん
本名 :三条合歓(さんじょう ねむ)
正体:働くことが苦手な怠け者。夢の中でばかり活動する24歳・ニート。
性格:怠け者で自分から率先して魔法少女の活動をするタイプではなく、周りの魔法少女の話を聞いて満足する。
アバター:パジャマ姿の少女
魔法:他人の夢の中に入ることができる。

 

ハードゴア・アリス
本名:鳩田亜子(はとだ あこ)
正体:中学1年生。父が母を殺害し刑務所に服役中のため、現在は叔父・叔母の家に厄介になっている。
性格:他人に極力迷惑をかけないように気をつかっていて、いつも一人でひっそりとしている感じ。現実をあきらめ他人に迷惑をかけずに自殺しようと考えている。
アバター:不思議の国のアリスを真っ黒にして不健康にした感じ。猫背。
魔法:どんなケガをしてもすぐに治る。首を斬られても復活する。

 

 

魔法少女育成計画とは?

冒頭、「魔法少女育成計画」の説明です。どうもゲーム(ソーシャルゲーム)の類みたいです。どれだけプレイしても完全無料で、課金も一切なしだそうです。魔法少女になるためのRPG。それが魔法少女育成計画です。魔法やマスコットキャラ、コスチューム、マジックアイテムなどを利用して敵を倒して、「マジカルキャンディー」を手に入れて魔法少女へと成長していくとのことです。。

 

プロローグ

鳩田亜子は困ってました。中学校からバイト先へ行って家へ帰ってきたのですが、鍵を紛失してしまったようです。もう既にあたりは暗く探すには時間がかかる。しかも今住んでいる家は叔父と叔母の家で世話になっている身です。べつに叔父さん叔母さんは意地悪ではないんですが、迷惑をかけたくない。自分が叔父さんたちと一緒に住むようになったのは父が母を刺殺してしまい、身寄りのない自分を引き取ってくれたというからなおさらです。自分は不必要な存在だと思い、ひそかに自殺も考えている亜子。

 

なので猶更迷惑はかけたくなくて困り果てて、ぽろぽろと涙を流していると、そこに魔法少女が優しく声をかけてくれます。そして困ったことがあるなら手助けをするとも。今までそんな温かい言葉をかけてもらったことのなかった亜子は、思わず鍵をなくしてしまったことを素直に話します。本物の魔法少女にあったという高揚とともに。

 

その後5分ぐらいで魔法少女は鍵を捜してきてくれます。まさに天使ですね!亜子はとても温かい気持ちになりもう死のうなどとは考えなくなります。そして自分も魔法少女になれば必要とされる存在になるだろうか?と秘かな憧れを持つようになります。

 

 

第一章 ブラック&ホワイト

港湾都市であるN市。そこには他にはない特徴があります。それは昨年の6月ぐらいから「魔法少女」の目撃情報が報告されるようになったこと。それも1人の魔法少女ではなく、複数の魔法少女の姿です。さらに魔法少女を見たというのもかなりの数です。N市では何かが起こっているのでしょうか・・・

 

ある商業ビルの屋上で高下駄に手裏剣型髪留めをつけた魔法少女リップルが、魔法少女のみがもっているマジカルフォンでネットでの魔法少女目撃情報を見ています。そして、この書き込みは本当なのか?と、右半身が黒、左半身が白の球体で1枚のみの片羽が生えた生き物?というか人工生命体に聞いています。この球体の名前は「ファヴ」。魔法少女のマスコットキャラクター。複数の魔法少女がそれぞれマスコットキャラを持っているのではなく、マジカルフォンを介して登場するキャラみたいで、他の魔法少女との連絡役も担っているみたいです。

 

リップルこと、細波華乃は約2か月前に魔法少女になりました。冒頭にあった「魔法少女育成計画」というソーシャルゲームをしていたら突然ゲーム内からファヴに話しかけられて、晴れて魔法少女に。。。ただ、現実はそんな簡単じゃなく、先輩魔法少女からレクチャーを受けます。魔法少女にやるべきことなどを。リップルを担当したのはトップスピード。見た目は魔女の格好でホウキに乗って空を飛べる能力の持ち主です。性格は男っぽく、ホウキにバイクのように風防をつけたりと普段はヤンキーなのかもしれませんね。でも結構世話好きのようで事あることにリップルを機にかけていますが、リップルはそれがうざいみたいです。

 

で今日もファヴと話しているとトップスピードがきます。そして、最近目撃されている魔法少女のコスチュームがソシャゲ「魔法少女育成計画」のと酷似しているとうわさになっていることを言ってきます。ファヴ的には宣伝にもなって気にはしていない様子ですが。

 

場所が変わって浜辺に近い鉄塔の上には別の魔法少女が2人います。白い制服風のコスチュームを着たスノーホワイトと、竜騎士の格好をしたラ・ピュセルです。二人は私生活では、幼馴染でスノーホワイトは姫河小雪、ラ・ピュセルは岸辺颯太といいます。ラ・ピュセルはなんと普段は男の子なんですよね。二人とも中学二年生です。ファヴは二人に次回の定例チャットには絶対に参加してくれと言ってきます。魔法少女の定例会みたいなもんですね。毎週チャットルームでやっているんですが、強制ではないため最近は出席者が少ないみたいです。ただ、大事な発表があるとのことでした。

 

翌週のチャット会議では初めて全魔法少女が参加しました。ファヴの重大発表というのも聞いたのでしょうね。荒くれ者で名をはせていて他の魔法少女がおびえる存在のカラミティ・メアリも来ています(^_^;)。。最近はやくざを一掃したという噂もあるガンマンスタイルの魔法少女です。怖そうです。。で、肝心の重大発表というのは、現在魔法少女が15名で、あらたに1名が魔法少女になったとのこと。これで16名になるが、魔法少女の魔力は地元の土地に依存しており、これだけ増えると魔力が枯渇してしまうので、魔法少女を減らすことにしたとのこと。そこで申し訳ないけど、マジカルキャンディーが少ない者から引退してもらって、最終的には半分の8名にするとのこと。

 

魔法少女の面々からは当然ですが、大クレームです。ですが運営の方針は変わらないとのことです。来週のチャット会議まで頑張って善行を積んでマジカルキャンディーを集めてねということに。あと連絡事項として、マジカルフォンがバージョンアップしたからそれも見ておいてとのことでした。。。

 

それから一週間、魔法少女の目撃情報が今まで以上に増えてます。その中でもスノーホワイトはダントツ見たいです。スノーホワイトの困っている人の声が聞こえるという魔法能力はこういったときに役立ちますね。マジカルキャンディーの保有数もダントツみたいです。そんな目撃情報のサイトを見ていたリップルにトップスピードが話しかけてきます。

 

リップルが魔法少女になりたてでトップスピードについて魔法少女のオリエンテーションを受けていたとき、ちょっとしたトラブルがありました。カラミティ・メアリがリップルとトップスピードがたまり場にしているビルの屋上にやってきたんです。次の新人の教育係は自分だったはずだというカラミティに慌てたトップスピードがファヴに前からお願いしていたので、自分に回ってきたことを説明します。が、カラミティ・メアリはそんな話は気にせずに、リップルをじろじろ見て値踏みしています。そんなぶしつけな視線に不快感を覚えたリップルはカラミティ・メアリを睨み返すと、突如カラミティ・メアリがリップルに銃を発砲します。リップルもすかさず背中の刀を抜いて飛来した弾丸をはじきます。トップスピードが間に入って仲裁するも、別れ際にさらにカラミティ・メアリは置き土産とばかりにトップスピードとリップルに発砲していきます。こいつ頭おかしいですよね!?どうにかリップルが刀ではじきましたが。。。(^_^;)。

 

さてさて、1週間経過後恒例のチャットが開かれます。全員出席の中今週の脱落者に「ねむりん」の名前が。。ねむりんは目立たない魔法少女で魔法少女としての人助けの活動はほぼ皆無。毎回このチャット会議に出ては他の魔法少女の話を聞くのが楽しみのような大人しい子でした。必然、人助けをするでもなく結局最初の脱落者に。。みんなと別れを惜しみつつも、ねむりんのアバターはチャットルームから消え去ります。。その席上マジカルキャンディーの紗所有数のトップの発表も。言わずと知れたスノーホワイトです。すごいですね!

 

一通りの話が終わりみんながチャットルームから出ていく中で、クラムベリーのみ残っています。そして、ファヴにある質問をします。それは、「脱落した者は、魔法少女の視覚がはく奪される、というが具体的にはどうなるのか?」という質問。この質問に対してファヴはあっさりと「資格を奪われた魔法少女は死んじゃうぽん」といいます(>_<)。。それは、つまり「生物として息の根が止まるってことぽん」とも。。。うーん、「ぽん」とかかわいげに言ってますが言っている内容はとんでもなく最悪ですね。。

 

このやりとりはチャットのログにのこっており、ほどなく全魔法少女が知ることになります・・・。ここから本当のバトルロワイヤルのスタートです。。

 

第二章 お姫様と四人のおとも

スノーホワイトは幾度となくファヴに連絡し、死ぬぐらいなら魔法少女をやめるといいましたが、いったん魔法少女になった者はやめることもできず、やめたければやっぱり死んでしまうとのこと。うーん、なんか詐欺にあったような感じですよね。どこかの魔法少女も同じように魔法少女になってから後出しじゃんけんのように重大なことを言われて切れた奴がいたような(^_^;)。。そんなことを考えつつ、スノーホワイトがいつもの鉄塔の上で思案にふけっていると、よこにいたラ・ピュセルが何やら魔法の端末をいじっているみたいです。で、自分の端末に着信音のような音が。確認するとマジカルキャンディーの数が半分ぐらいになっています。動揺するスノーホワイトですが、すぐにラ・ピュセルが元の数に戻して状況を説明します。前回のチャットでファヴがいっていた魔法の端末のバージョンアップというのは、魔法の端末間でマジカルキャンディーの譲渡ができるようになったというものだったんです。ということは、チームを組んでキャンディーを集めろということなんでしょうね。ただ、もっと悪意に見れば強制的にキャンディーを移せることもできるので、奪い合いも可能になってしまいますよね。。。前向きにラ・ピュセルは一緒にキャンディーを集めて死なないために頑張ろうといいますが、スノーホワイトはそこまで割り切れず。。。そんな落ち込んでいるスノーホワイトにラ・ピュセルは、「たとえこの身が滅びようとも、あなたの剣になる」と言ってくれます。スノーホワイトはうれし涙を流しながらラ・ピュセルと抱き合うのでした。。。

 

さて、リップルはどうしているかというと、なんだかんだいって、トップスピードとコンビを組んで行動中です。魔法の端末のバージョンアップによりどの魔法少女もチームを組み始めているみたいですが、リップルは他になかのいいやつがいるわけでもなく、また、自分(リップル)の魔法は投げたモノが百発百中という人助けにはあまり向いていない能力ということもあり、ホウキで空を飛べるトップスピードは上空から困っている人やトラブルを探すことができてマジカルキャンディー集めには役に立つんです。まぁ、要は打算で一緒にいるんです。

 

二人で行動し始めてしばらくしたある日、リップルがいつもの待ち合わせ場所で待っていると、トップスピードが他の魔法少女2人を連れてやってきました。マジカルキャンディーを集めるにはチームを組んだ方が有利ということで、新たなチームメンバーか?と思ったリップルですがどうも違うみたいです。連れてきたのは、シスターナナとヴェス・ウィンター・プリズン。シスターナナは文字通りシスターの格好をした魔法少女でその能力は好きな人の能力を最大限引き出すもの。おっとりとしたいかにもシスターという感じです。他方のヴェス・ウィンター・プリズンは背の高いボーイッシュな感じで、拘束金具(ベルト?)がたくさんついコートのようなものをきていて、全身黒ずくめ。一見して結構やるなぁという感じです。魔法は壁を瞬時に作ることができるというもの。何でもシスターナナがうっかりカラミティ・メアリの縄張りに入ってしまい襲われた際に、カラミティ・メアリと互角にやりあったという強者らしいです。

 

そんな二人が何の用か?というと、シスターナナいわく、今回の運営のやり方はおかしい、魔法少女みんなで一致団結してどうにかしようというもの。うーん、どうにかって具体案があるわけでもなく、まぁ気持ちはわかりますが、どうすることもできない状態だからみんなキャンディーを死に物狂いで集めているわけで・・・。そんな理想論を熱く語るシスターナナにリップルはいらっと来て、握られた手を振りほどきます。そんなやりとりをみていたヴェス・ウィンター・プリズンは半切れ状態でリップルをにらみ、お互い戦闘モードです。。ただ、戦闘になるまえに、トップスピードが素早く仲裁し、事なきを得ます。。

 

シスターナナたちが帰ったあと、トップスピードはリップルに平謝りです。まさかあんなことを言い出すとは思わなかったと・・・。まぁ、仕方ないですよね。。ムカつくリップルですが議論しても仕方ないので、その後二人でキャンディー集めに出かけます。。。

 

場面は変わって、5人の魔法少女がある廃寺で会議を開いています。ルーラがリーダーの一団です。今のところ最大派閥といったところでしょうか。メンバーは、ルーラ、ピーキーエンジェルス(ユナエルとミナエルの双子の天使系魔法少女)、スイムスイム、たまです。ルーラは見た目跳高飛車なプリンセスで紫色の髪をしています。魔法は相手に絶対服従の命令をすることができるというもの。ある意味最強かもしれません。ミナエルは「生き物」に姿かたちを変えれる魔法、ユナエルは「生き物以外」に姿かたちを変えられるもの、スイムスイムは見た目スクール水着をきたグラマーなお姉さん系で魔法はどこにでも水に潜るように潜れるもの、たまは犬の格好をした魔法少女で(たまなのに犬なんですよね(^_^;))、どこでも穴を掘ることができる魔法です。

 

集まって何をしているかというと、今後の計画を練っています。ルーラは今回運営が魔法の端末をアップデートしてマジカルキャンディーの譲渡ができるようになったが、どういった意図があるか?とメンバーにききますが、いずれも満足な回答なく。。。ルーラ曰く、キャンディーの奪い合いをしろということだ、といって、早速一番キャンディーを稼いでいるスノーホワイトを襲撃する計画を立てます。。。

 

ここで少しルーラの話を。彼女の本名は、木王早苗(もくおうさなえ)。学歴も高く一流企業に就職しますが、まわりのバカさ加減にいつもイライラしていて、一人ぼっちでした。そんなときに魔法少女育成計画のソシャゲーに出会い、そして晴れて魔法少女に。これこそ自分の本来の姿だ!と狂喜し、その日のうちに会社を辞めてしまいます。自信に満ち溢れていたルーラですが、新人研修を担当した先輩がカラミティ・メアリでその洗礼を浴びます。単純なカラミティ・メアリの暴力に屈してしまい、依頼ルーラはカラミティ・メアリを恨むようになります。そして、その復讐のために仲間を着実に増やしていたんです。いずれも組しやすいやつを選んで。

 

さて、早速スノーホワイトの襲撃をします!スノーホワイトは公開チャットにラ・ピュセルとの待ち合わせ場所を不用意に書き込んでいたこともあり、襲撃は簡単でした。ただ、ラ・ピュセルは見るからに武闘系(竜騎士ですからね~)なので、まずはおとりがラ・ピュセルを抑え、そのうちにスノーホワイトを襲い、ルーラの魔法で動けなくしてキャンディーを奪おうとします。作戦はある程度予定通りに行ったのですが、ラ・ピュセルが思いのほか強く、完全な足止めができず、結局スノーホワイトからすべてのキャンディーを奪うことはできず約2914のキャンディーをとるまででした。このうち、半分をリーダーのルーラがとり、1/4を作戦に貢献度の高かったスイムスイムが、のこりの1/4を他の3人(ミナエル、ユナエル、たま)で分けることになります。。。。

 

一週間後、まちにまった定例チャット会議です。参加者は激減してルーラのチームの面々とクラムベリーだけです。で、冒頭新しい16人目の魔法少女は今週から参加することになったと報告があります。そして肝心の脱落者は・・・なんとルーラです!?管理人は状況が全く分かりませんでした。当のルーラもです。チャットが終わった後、廃寺ではルーラの死体を囲んで4人の魔法少女が話をしています。どうもルーラは4人に謀られたみたいです。厳密にはスイムスイムにです。

 

どういうことかというと、スイムスイムはルーラのことを本気で尊敬していました。そしてルーラの言った言葉を一文一句逃さず聞いて覚えているぐらいでした。そんなルーラの言葉に、「リーダーはあこがれの対象でなければならない。皆がリーダーのようになろうとすることで組織が活性化するのだ」というのがあり、それを実現するためには、自分がルーラになるには、どうしてもルーラが邪魔だったんです。ルーラを殺すしかないとスイムスイムが悟った時、食べたものは吐いてしまい、翌日は熱が出て、学校を休んだほどだったそうです。うーん、ちょっと壊れてますかね、スイムスイム(^_^;)。でもなかなかルーラを殺す機会がなかったのですが、今回のスノーホワイト襲撃事件の際にチャンスが来ます。実はスノーホワイトはキャンディーを約5万もため込んでいた、そのうち、3万7千を強奪することに成功、そのうち3万5千はたまの端末に移して、ルーラには2千しかなかったと報告し、3万5千は他の魔法少女に均等に無償で配って、結果、ルーラの保有キャンディーを最下位にしたんです。うーん、スイムスイムって恐ろしいですね(-_-)。

 

もともとルーラは他のメンバーをさげずんでいたので、反対する者はなく、結果としてルーラは死んでしまうことになりました。。。スイムスイムは、涙ならがそんなルーラの死体を一人表通りの端に横たえ、今までありがとうとお礼を言いつつ去っていくのでした(-_-)。。。

 

 

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第三章 魔法騎士

シスターナナこと羽二重奈々(はぶたえなな)は自宅でとヴェス・ウィンタープリズンこと亜柊雫(あしゅうしずく)と一緒にいます。二人はリアルでも知り合いだったんです。羽二重奈々は見た目一寸ぽっちゃりですが愛らしい感じのおっとり大学生。そしてこの部屋は彼女が借りている部屋みたいですが、そこに「彼女」の亜柊雫が半同棲状態で一緒に住んでいるみたいです。今は夕飯の支度をしています。亜柊は魔法少女のときと同様にすらっとした忠誠的な感じで男子からも女子からも好かれるタイプで、事実今まで羽二重奈々以外にも彼女もいたそうです。今は奈々と付き合っていますが、どうも亜柊雫の方が惚れている様子です。なので、今回の魔法少女サバイバルでも何があっても彼女を守ろうとしていたみたいです。

 

で、今日はどうするかというと、なんと森の音楽家クラムベリーが会いたがっているということで、会いに行くそうです。うーん大丈夫か?明らかにやばそうですが、シスターナナもまだクラムベリーの正体は知らず。もしかしたら自分たちの意見に賛同し、この異常な状況の打破に力を貸してくれるかも・・・と思っているみたいです。

 

早速、クラムベリーの指定した、クラムベリーの根城にしている高波山にある採石場に行くシスターナナとウィンタープリズン。最初は温和な感じなクラムベリーでしたが遂に本性を発揮します。今回のバトルロイヤルの邪魔をするなということでシスターナナに襲い掛かりますが、そこにウィンタープリズンが立ちはだかります。彼女の魔法はどこにでも壁を作ることができるというもの。これでクラムベリーのいく手を阻み、シスターナナをかばいながら戦闘です。そしてシスターナナの魔法(好きな人の力をめいっぱい引き出せる)の支援もあり、クラムベリーと互角以上に渡り合い、どうにか馬乗りになって(マウントポジションをとって)、クラムベリーをタコ殴りにします。ここまではよかったんですが、クラムベリーの魔法(音を操る)で、シスターナナの声真似に気を盗られて形勢逆転します。ただ、やばさをさとったウィンタープリズンはシスターナナを連れて速攻逃げます。うーん、英断ですね。

 

クラムベリーは自分と互角の戦いをしたウィンタープリズンとシスターナナを殺すのはもったいなくなって後回しに。。。そして次のターゲットに興味が行きます。。うーん、クラムベリーは戦闘狂なんですね。そしてファヴとのやり取りを見ているとどうも黒幕的な立ち位置っぽいですね。

 

ウィンタープリズンはクラムベリーとの戦闘で大いに反省しています。愛するシスターナナを危険にさらしてしまったのですから。ただ、もとはと言えばシスターナナが今のバトルロワイヤルに異議を唱えなければ身の危険はなかったようにも。。。ただ、ウィンタープリズンはシスターナナの意思は最大限尊重しそのうえで守ることにしたみたいです。なので、シスターナナが新人魔法少女(ハードゴア・アリス)のメンターとしてレクチャーをすることにも同伴してきました。ウィンタープリズンとシスターナナの前にはハードゴア・アリスという新人魔法少女がいますが、見た目非常に不健康であまり精気を感じないです。目もうつろに反応も薄く、猫背で手がダラーンとした感じです。服装も不思議の国のアリスの服装を真っ黒にした感じ。シスターナナの話は聞いているのか聞いていないのかもわかりません。が、スノーホワイトの名前がでると途端に反応して彼女はどこにいるのか?と言ってきました。担当地区を教えてあげるとさっさと駆け出していなくなってしまう始末です。うーん、ハードゴア・アリスは何をしたいのか。。。

 

さて、ここでもう一人反省をしている魔法少女が。。ラ・ピュセルです。彼はルーラによるマジカルキャンディー強奪事件でスノーホワイトを危険にさらしてしまい、さらにキャンディーも奪われたことをとにかく後悔しています。二度とこのようなことがあってはならないとかなり慎重になっています。キャンディーも半分ずつもったり、待ち合わせ場所も適宜変えたり。。。今日はもうスノーホワイトと別れて今は一人。。。ただ、背後に気配が。。ラ・ピュセルはその気配に気づいていたのですが、スノーホワイトは気づいていないようでしたので、サッサと返して警戒をしていたんです。そこにはなんと森の音楽家クラムベリーが。。。彼女の次の標的はラ・ピュセルだったんです!先のルーラたちの強襲に対して3対1でもスノーホワイトを守ったということで、強敵とみなされたようです。クラムベリーはとにかく戦闘狂なのでしょうか。お互い合意の上での戦闘開始です。。もはや何のために戦っているのか・・・

 

その週のチャットは参加者はクラムベリー以外いません。うーん、嫌な予感がしますね。。。
お知らせは3つ。1つ目は魔法の端末がバージョンアップして便利なアイテムがダウンロードできるようになったとのこと。ただアイテムは5つで早いもの順とのこと。2つ目は、ラ・ピュセルが「事故」で死んだこと。3つ目はラ・ピュセルが死んだことで今週の脱落者はなし。。。管理人も唯一のリアル男子が消えてしまい、またスノーホワイトを守る騎士がいなくなって非常にショックです。

 

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第四章 月夜の魔法少女

ファヴとクラムベリーは二人だけで話をしています。会話の中で今回の魔法少女育成計画をソシャゲにしたのはファヴの発案だそうです。って、こいつがAIだと思ったのは管理人だけでしょうか(^_^;)。ファヴはクラムベリーのことをマスターと言ってます。ということはやはり黒幕なのでしょうね。そしてクラムベリーはどうも強者との戦闘を求めているとのことです。やはり戦闘狂ですね。。ぬるい魔法の国の魔法少女の選抜試験に飽き飽きしていたことからこんな試験?を取り入れたみたいですね。

 

で、今回のアイテム追加。具体的なアイテムの効果は以下の通り。
四次元袋(10年):持ち上げられる大きさ、重さのものは何でも収納可能。
透明外套(25年):羽織れば見えなくなる。匂いも消える。
武器(5年):リストから1つ選べる。
元気が出る薬(3年):テンションがマックスになる薬。10錠。
兎の足(6年):大ピンチになったらラッキーなことが起きる。

 

いずれも実はタダではなく、それぞれ寿命がとられるそうです。うーん、金よりも怖いです。上記のカッコ書きが対価としてとられる寿命。

 

誰がゲットしたかというと、これも以下の通り。
スイムスイムー透明外套
たま:武器
ユナエル:元気が出る薬
カラミティ・メアリ:四次元袋
兎の足:???今のところ不明。

 

ただし、スイムスイム、たま、ユナエル、あとミナエルはチームを組んでいるので実際にゲットした人が使うわけじゃないみたいです。

 

さて、キンキラキンのクラブのビップルームでカラミティ・メアリは魔法少女の格好で酒を飲んでいます。が、魔法少女の体って毒を浄化するみたいで飲んでもアルコールは中和されてしまうみたいです。無意味な。。それはさておきカラミティ・メアリはやくざの用心棒的なこともやっているようで、こういった彼らの経営する店を私的に使うこともできる関係みたいです。そこに訪問者が。

 

ロボット型魔法少女のマジカロイド44です。彼女は現状のバトルロワイヤルを見て、強い奴とチームを組んだ方が生存率が上がるとみてカラミティ・メアリに接触してきたようです。どうもマジカロイド44が魔法少女になった時にオリエンテーションしたのがカラミティ・メアリだったので面識があり、また、生存率の高さという面でも彼女が一番だと思ったようです。

 

ちなみにマジカロイド44の魔法は四億四千四百四十四万四千四百四十四の魔法のアイテムを日替わりで取り出せるというものらしいですが、選ぶことはできず。使えないアイテムもあり、能力的には非常に不安定なことも関係しているみたいです。

 

で、カラミティ・メアリが、マジカロイド44に出した条件はたった一つ。1人魔法少女を殺して来いというもの。完全にやくざですね。。狙いやすそうなやつは限られていますよね(T_T)。。

 

誰もいない路地裏でスノーホワイトは気配を感じて振り返ります。そこにはハードゴア・アリスが「やっと、みつけた」といってゆっくりと歩み寄ってきます。。。アリスの狙いは何でしょう?スノーホワイトの命でしょうか。どうも違うような。。。でもあの外見で路地裏で迫っていたら殺されると思っても致し方ないことですよね。ましてスノーホワイトはラ・ピュセルを失ったばかりですから。おびえるスノーホワイトですが、そこで突然ハードゴア・アリスの首が飛びます。もはやスプラッターものですね(>_<)。現実を飲み込めないスノーホワイトの前に今度はマジカロイド44がきます。ハードゴア・アリスを殺したのはマジカロイド44だったんです。

 

もともとスノーホワイトを殺そうと思ったんですが、ちょうどハードゴア・アリスが無防備にいたことから殺したみたいです。カラミティ・メアリからは1人殺して来いと言われただけですが、まぁスノーホワイトも無防備にいるので殺そうとするマジカロイド44。がそこで驚愕の事態が!?スノーホワイトを殺そうとしたマジカロイド44の胸が後ろから手刀で串刺しで、前の胸から手が生えてきている感じです。誰がやったのかと振り返るとそこには首のないハードゴア・アリスが・・・。彼女の魔法はどんなケガをしても治るというもの。首が切られても例外じゃないんです。怖すぎです(^_^;)。。。そこでやっと現実として認識できたスノーホワイトは悲鳴をあげます。。。が気が付けばベッドで目を覚まします。今野は夢だったのか?と思うスノーホワイトですがその手には、マジックアイテムの兎の足が。。。

 

今週のチャットもクラムベリー以外出席者はなし。今週の脱落者はマジカロイド44との業務連絡だけでした。。

 

後編の感想へ続く。。。

感想が思いのほか長くなってしまったので、2つにわけています。

 

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