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魔法少女育成計画(まほいく)1巻のネタバレ感想とあらすじ(後編)

魔法少女育成計画1巻

 

魔法少女育成計画(まほいく)の原作ライトノベルのネタバレ感想の後編になります。前編を見ていない人は、こちらから先に前編を見ることをお奨めします。

 

前編では、ねむりん、ルーラ、ラ・ピュセル、そしてマジカロイド44が脱落(というか殺害されてしまいました。。。)。

 

殺さなければ、殺される、という恐怖の中、魔法少女たちのバトルは苛烈を極めていきます。特に火に油を注ぐ運営側のマスターである森の音楽家クラムベリーとそのパートナーのファヴ。ホントこいつら鬼ですよね。。何が楽しいのやら。。。(T_T)。。。

 

無駄話はこのぐらいで、早速後編のネタバレ感想に行きます!

 

詳細は以下を見てくださいね。

 

原作ライトノベル(小説)情報

【著  者】遠藤 浅蜊

【イラストレーター】マルイノ

【出版社】 このライトノベルがすごい!文庫

【発売日】 2012/6/8

【ジャンル】ファンタジーアクション

【ISBN-13】978-4796680394

 

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魔法少女育成計画(まほいく)1巻のネタバレ感想とあらすじ(後編)

 

第五章 邪魔者にさようなら

スイムスイムは、ファヴを経由してシスターナナから会いたいとの連絡をもらったそうです。シスターナナとしては一貫して魔法少女が一丸となってこんなバカげたバトルロワイヤルを終わらせたいために、協力者を募っているようですが。。。

 

他方、スノーホワイトは、ファヴから兎の足がマジックアイテムであり、ハードゴア・アリスが落としたものでは?と言われます。が、スノーホワイトはハードゴア・アリスが自分を襲ってきたと思っており、直接返すのを渋っているようです。。そんなやりとりをファヴとしているとこちらにもシスターナナが会いたいと。。。

 

スノーホワイトはシスターナナとウィンタープリズンに会い、シスターナナに協力することに。。。といっても何をするか決まっているわけじゃないですけどね。とそこに見知った顏が。。。ハードゴア・アリスです。最初はビビるスノーホワイトでしたが、どうも兎の足はハードゴア・アリスがスノーホワイトにあげたもののようです。うーん、表情がなく感情も出さないし言葉も少ないのでわかりづらいですが、どうも敵ではないみたいです。ハードゴア・アリスもスノーホワイトと同様にシスターナナに協力することに。。。シスターナナにとってはやっと理解してくれる人が出てきて超ハッピーみたいです。

 

さて、場面は変わってリップルとトップスピード。相変わらずコンビを組んでます。二人で祭り会場でトラブルが起きないか見張っている際にファヴ経由で今度はカラミティ・メアリがリップルに会いたいと言ってきたようです。うーん、どういう風の吹き回しでしょう?でもきっと友好的ではないでしょうね。。。リップルはパスというものの、大事な用事ということを盛んに告げるファヴでした。。

 

さて、スイムスイムはというと、シスターナナから会いたいという申し出を受けて、アジトの王結寺で待っています。仲間のユナエル、ミナエルのピーキーエンジェルスとたまも控えています。ただし、隠れて完全に攻撃モードです。そこにのこのこやってきたシスターナナとウィンタープリズンをわなにはめます。スイムスイム怖すぎです。正攻法でやったところでカラミティ・メアリとためをはるウィンタープリズンに勝てそうもないので、ユナエルにシスターナナに変身させ、ミナエルにナイフに変身させて、ウィンタープリズンを混乱させてそのすきにミナエルが変身したナイフでウィンタープリズンに致命傷を負わせたんです。どうにかシスターナナは逃がし、また、ユナエルだけは倒しましたが、そこで力尽きてしまいました。。。うーん、もう完全にみんないっちゃってます。こんな簡単に殺し合いができるなんて。。

 

カラミティ・メアリのリアルは何と39歳の中年女性。しかもアルコール依存症で実の娘に暴力をふるい続け、旦那と離婚。旦那は娘を連れて行ってしまいました。カラミティ・メアリは暴力に快楽を見出すタイプで、最初は自分が弱かったのでさらに弱い者(娘)を虐待していましたが、その後魔法少女になってから暴力の権化たるやくざなどをいたぶりその快楽に浸っていたみたいです。もはやアルコールも不要なぐらい。そんなカラミティ・メアリは、魔法少女になる際、コンパクトを置いて、「カラミティミラクルクルクルリン!魔法のガンマン、カラミティ・メアリにな~れ!」ですからね(>_<)。かなり痛いです。管理人はドン引きです。ただ人間だれしも人には言えないような趣味やら趣向があるのでリアルでも同じようなやつがいないかというと否定はできませんが(>_<)。。本作品って一見魔法少女と言ってかわいげですが、内容は人間社会のつるぼのようなダークな内容です(>_<)。まぁ、管理人的にはそれがいいのですが。

 

話はそれましたが、カラミティ・メアリにとって自分に屈服しない者は魔法少女でも例外なく、制裁の対象です。力を持って屈服させる、これに快楽を感じる以上、やることは一つ。リップルを呼び出して待ち合わせの場所である中宿のホテルプリーステスの屋上から眼下に広がる立体道路を走る車に向かって無差別にドラグノフを撃ちまくります。カラミティ・メアリの魔法は武器の強化。とんでもない威力でたちまち国道はパニック状態に。もちろん、人間も撃ちまくって殺します。それもこれもリップルを呼び寄せるためです。リップルはとんでもない奴に目をつけられてしまったものです。。カラミティ・メアリは自分を恐れない者は許さないんです。

 

 

第六章 マジカルキャノンガール

カラミティ・メアリの暴挙で国道は火の海で逃げ惑う人々。。そんな状況は魔法の端末経由で各魔法少女にも共有されます。スノーホワイト、ハードゴア・アリスはすぐに人々の救助に、スイムスイムたちは何と救助は他の魔法少女に任せて、自分たちは救助に来た魔法少女を襲うと・・・。新リーダーのスイムスイム怖すぎです。他方クラムベリーは静観です。いけば彼女の望んだ強者との戦いが待っているのに。。彼女の興味はそれよりもウィンタープリズンを殺した者にあるみたいです。

 

さて、トップスピードのホウキに乗って一足早く現場にたどり着いたリップルは惨状を見て激怒です。頭に血が上って後先考えずにほうきから飛び降りてカラミティ・メアリとサシで交戦状態に。最初は結構五分で渡り合っていたのですが、いかんせんカラミティ・メアリは罠をはっており、その1つの地雷を踏んでしまいます。足を外せば爆発という絶体絶命のピンチでしたが、そこにトップスピードが爆風を上回るスピードでリップルをかっさらい、どうにか爆風に巻き込まれるところから逃げれました。トップスピードにしこたま怒られ、トップスピードはこのまま逃げようといいますが、リップルは断固拒否。カラミティ・メアリは自分(リップル)をおびき寄せるためだけにこんな惨状を作り出したんだから、私が逃げればさらに多くの住民が殺される、ここで逃げたら私は魔法少女じゃないと言います。このシーンはかなり鳥肌もんで感動でうるうるきました。

 

これを聞いたトップスピードも俺だって魔法少女だといい、覚悟を決めてホウキの両脇からブースターまで出し、今までにないトップスピードでカラミティ・メアリに向けてホウキごと体当たりを敢行します。音速にもにた速度で、カラミティ・メアリの銃撃も風防がはじくぐらいです。カラミティ・メアリは直撃はどうにか回避し、お返しとばかりに今度はアンチマテリアルライフルで応戦。さすがにこんな化け物の弾までトップスピードの風防ではじくことはできず、間一髪で直撃を避けたトップスピードとリップルでしたが、手詰まり感が。。。

 

そこで二人は策を練ります。デパートなどの大きな防火扉で身を隠しおとりでカラミティ・メアリに突撃した振りをするトップスピード。それと同じようにもう一枚別の防火扉を今度はリップルがカラミティ・メアリめがけて投げます。裏にはトップスピードがいると思いこみ攻撃しようとするカラミティ・メアリを横目にリップルとトップスピードははるか上空に移動して、そこからリップルがガラスの破片やらクナイやら手裏剣やらを一気にカラミティ・メアリに向かって投げます。リップルの魔法は投げたモノが100発100中するというもの。無数のガラスの破片や手裏剣などに襲われカラミティ・メアリもさすがにすべてよけることはできず。最後にはクナイが額に深々と突き刺さり絶命します。これがカラミティ・メアリの最期でした。

 

カラミティ・メアリを倒して地上に降りてきたリップルとトップスピードですが、さすがに死闘を繰り広げたため、リップルも倒れます。意識はありますが、助け起こそうと右手を差し出すトップスピード。。リップルがその手を取って立ち上がろうとするとなぜかトップスピードがそのまま倒れてきます。。どうしたことか?と思うリップルですが、トップスピードの後ろに人影が。。。薙刀となたを足して二で割ったような武器をもった白いスク水を着た魔法少女、スイムスイムです。安心しきったところを背後からだまし討ちしたんです。漁夫の利というか姑息で卑怯ですが確実な手です。そのままリップルと戦闘状態になりますが、スイムスイムは何にでも潜れる能力のため、リップルの攻撃はすべてスイムスイムの体をすり抜けてしまうんです。膠着した状態だったので早々にスイムスイムは撤退します。悔しいですが引き際もいいですね。。。

 

リップルは早々と倒れたトップスピードを担いで退散しようと倒れたトップスピードのところに駆けつけますが、そこにはトップスピードはおらず。。代わりに肩から胸にかけて深い切り傷を負った20歳弱の栗色の髪をした女性が息絶えてました。トップスピードは絶命し、魔法が解けて元の姿に戻っていたんです。そして、リップルは息をのみます。トップスピードはマタニティドレスをまとっていたんです。お腹はうっすらと膨らんでいて・・・。トップスピードは妊婦だったんです。あと半年は死ねないとか口癖のように言っていたのはお腹の赤ちゃんの出産までは死ねないということだったんです。。絶句するリップル。やるせない怒りが込み上げてきて、怒りで唇を噛み口の中は血だらけになってもまだ噛み続けました。スイムスイムだけは許せない。。。

 

国道の被害者たちを一身に助けていたスノーホワイトとハードゴア・アリス。そこにピーキーエンジェルスの域のころにミナエルとたまが攻撃してきます。ただ、たまは透明外套で隠れていたのですがスノーホワイトの困った人の声が聞こえる能力で見つかってしまいます。奇襲が失敗に終わったと悟るや否や、ミナエルは透明外套をたまから奪いとってしまいます。そのまま撤収したのか。。たまも穴を掘って逃げます。応戦していたハードゴア・アリスは落とした兎の人形をひろってスノーホワイトと再び人命救助にむかいました。

 

自室でテレビを見ていたシスターナナこと羽二重奈々は、ウィンタープリズンが死んでからずっと部屋にこもっていました。彼女は清らかでも高貴でもなく、そうなれば大好きな王子様(=ウィンタープリズン)に愛されると思っていたみたいです。なので、ウィンタープリズン亡き今、何もかも嫌になってしまっています。結果的に自分の行動がウィンタープリズンを殺してしまったとも言えます。敵を討つヒロインも柄ではないと思っており、何もやる気がなく・・・奈々は亜柊雫が残したマフラーをカーテンレールに結び椅子をその下に・・・そして、大好きな雫のマフラーを首に括り自ら命を絶ったのでした。

 

今週のチャットでは脱落者のオンパレードです。ヴェス・ウィンタープリズン、カラミティ・メアリ、シスターナナ、トップスピード、ユナエル。5名脱落なので残ったのは7名。スイムスイム、スノーホワイト、たま、ハードゴア・アリス、ミナエル、森の音楽家クラムベリー、リップル。当初の8名以下になったのでこれで終わりと思いきや、途中配ったマジックアイテムのおかげで予想外に魔力供給が減ったため、さらに減らして魔法少女を4名以内にする必要になったと。うーん、どう見ても詭弁ですね。要は殺し合いをさせたいんでしょうね。。。しかし誰もこれを止めることはできず。。。誰にも望まれないバトルロワイヤルは継続となってしまいます。。。

 

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第七章 クラムベリーの秘密

カラミティ・メアリの暴走はテロということで落ち着いたようです。まぁカラミティ・メアリが使った武器はやくざの闇ルートから入手したロシア製などが中心だったので、結構信ぴょう性が高まったかもしれませんね。

 

で、今クラムベリーとファヴは今回の対応、8名の定員を4名にしたこと、を話しています。ファヴは非難轟々で大変だったと言いますが、クラムベリーはファヴの仕事だとばかりに冷たくあしらいます。ファヴはクラムベリーのことをマスターと呼ぶんですよね。。。クラムベリーの正体、それは魔法の国から派遣された新たな魔法少女を見出すための試験官だったんです。ただ、本来の試験はもっと和やかで当然脱落者が死ぬこともなく。魔法の国自体死人が出ることを忌避してます。なのになぜ?と思いますよね。。。

 

そもそもなぜ魔法少女を選抜するのかというと、魔法の国は新しい血を求め、他の世界の住民から魔法少女を選抜するのが慣習だそうです。クラムベリーも実は以前この試験を受けたんです。が、その試験が問題で候補者が誤って召喚した悪魔が暴走し、クラムベリーを除く候補者試験官全員を殺してしまったんです。クラムベリーはその魔法(音を操る)で悪魔をついには倒します。そしてその戦いの中で目覚めた快楽に酔いしれてしまったんです。当時9歳です。うーん、これは完全に人間性が崩壊したようなものですね。

 

その後見せてもらった本来の試験はクラムベリーにとっては至極つまらないものでした。そんなことをファヴにいったらファヴから「だったらクラムベリーが試験官(マスター)になれば自由裁量で試験ができる」といわれ、それで試験官になったそうです。ファヴは電子使い魔なんですが、こいつも壊れた思考の持ち主なのでしょうね。。

 

クラムベリーとしては、最後に残るのはウィンタープリズンだと思っていたので、強敵ウィンタープリズンがやられたのは結構ショックだったようです。この部分を読むと今回は4名といってますが、結局は最後の1人までやるのか?(クラムベリーを除く)という気がします。。

 

場面は変わってスイムスイム。スイムスイムは考えます。定員が4名に減ったことにより戦いは継続。ユナエルは死んでしまいましたが、ミナエル、たま、そして自分(スイムスイム)が生き残るにはどうすればよいか?残ったうち、リップルはカラミティ・メアリを倒したこともあり、また自分も戦ってみて正面からは倒しづらそう。他方、スノーホワイトはどんな魔法の力かわからず、たまの透明外套も見破られたことから近づきがたい。。ハードゴア・アリスもスノーホワイトと行動を共にしているので同じ。そうなると、狙うはクラムベリーか?という思考みたいです。が、そこにミナエルがアジト(王結寺)に帰ってきます。そして確実に1人殺せる相手がいると息巻いています。

 

スノーホワイトは国道の戦いを経て、疲弊しきっています。もうこの街には魔法少女はいない。そんな感情に満たされ無気力全開です。そんなスノーホワイトのかたわらに座っていたハードゴア・アリスは、言葉少な気に無口ながら、スノーホワイトを励ましているみたいです。スノーホワイトの魔法少女はいない!という言葉に対して、「いいえ、います」と強く回答。多分彼女にとってはスノーホワイトあなたがいるでしょと言いたかったと思うんですが、極度のこみゅ障なんですよね。逆切れしたスノーホワイトはハードゴア・アリスからもらったマジックアイテム(兎の足)をハードゴア・アリスに投げ返して、自分に構わないで!と走り去ってしまいます。。

 

鳩田亜子(プロローグに出てきた子)は朝目が覚めると学校へ行く支度をし、朝食を一人でとってました。一緒に暮らしている叔父と叔母は既に仕事にいっているみたいです。学校へ向かう途中、誰と話すわけでもなく一人昨日のスノーホワイトのことを考えてました。スノーホワイトは構わないでと言っていたけど、ハードゴア・アリス(自分)と違って傷つけば簡単に死んでしまう。自分が守ってあげないと。。今日放課後でもスノーホワイトを捜して兎の足だけでも持っておいてもらわないと。。と考えていたところに、ふと名前を呼ばれます。通学路の先を見ると白のスクール水着でフードをかぶった女性が。手には武器。そしてよばれた名前は「ハードゴア・アリス」。スイムスイムよる白昼堂々の奇襲です。

 

亜子は人前では変身することができず、人気のいない所に逃げようとした矢先にあっさりとスイムスイムに切り裂かれてしまいます。無念です。。。手にはラッキーマジックアイテムの兎の足が。。。本来スノーホワイトのためにと思って手に入れたのですが、ここで兎の足が光ります。。。

 

姫河小雪は朝目が覚めて、魔法少女に変身もしていないのに声が聞こえてきたことに驚きます。多分これがマジックアイテム兎の足の効果なのでしょうね。急いでスノーホワイトに変身し声の方へ向かいます。声はどんどん小さくなっていきます。声の主は鳩田亜子(ハードゴア・アリス)です。スノーホワイトが瀕死の彼女の下に到着しますが、亜子はそこにスノーホワイトがいるのかもおそらく認識できない状態だったと思います。でも心の声はスノーホワイトに届きました。

 

スノーホワイトを元気づけてあげたかった。あなたがいれば、私を助けてくれたあなたがいれば、この街から魔法少女はいなくならないって、言ってあげたかった。昨日は言えなかったけど、今日こそ・・・せめてこの兎の足をスノーホワイトに・・・

 

心の声はやがて聞こえなくなり、亜子は動かなくなります。スノーホワイトは亜子に見覚えがありました。鍵をなくして困っていたときに助けてあげた女の子。スノーホワイトはそのやるせない気持ちで彼女の手を強く握るしかできませんでした。

 

このシーンが一番泣けました。。。なんかハードゴア・アリス、不器用で不憫すぎます(T_T)。どうしてこんなことに??

 

ミナエルは国道での戦いのときに早々にスノーホワイトにたまの居場所がばれて作戦が失敗した際、たまの使っていた透明外套を奪い取りその場で隠れ、ハードゴア・アリスのもっていたウサギの人形を見つけて、それを外套でかくして、自分自身が兎の人形に変身してハードゴア・アリスの自宅と正体を突き止めたんです。そしてスイムスイムが衆人環視の中奇襲。えげつないですが、確実な手。。ミナエルはユナエルの死で多くのことを学び二度と同じ失敗はしないと思ったようです。

 

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第八章 魔王の娘

スイムスイムがハードゴア・アリスを始末してから2日後。クラムベリーはスイムスイムの会いたいという申入れを承諾しました。奇襲と言いつつ、戦いになること必至ですね。のこっていたマジックアイテムの元気が出る薬を配分していつでも飲めるようにしてクラムベリーの元へ行きます。クラムベリーの指定した山小屋に先に到着し、待ちます。スイムスイムも元気が出る薬を飲んで地面にもぐりこみ臨戦態勢に入ります。

 

一方のクラムベリー。彼女の魔法は音を操るもので、耳も平均の魔法少女以上にいいです。なので、ミナエルの天使の羽のおとや、透明外套を着て隠れているたまの息遣いもバレバレです。クラムベリーは音で正確にたまの居場所を見つけ、無造作に石を投げつけます。殺す気だったんですが、たまも元気が出る薬を飲んでいたようで致命傷にならず退散。上空にいた天使のミナエルの音は消えていました。先を進むクラムベリーは無造作に岩に右手を突き刺します。そこから岩が女性の形になり倒れ伏します。ミナエルが変身していたんです。変身していても心臓音までは消せず。。。何気にクラムベリーって無敵ですかね。

 

スイムスイムは山小屋を出てたまと合流。たまは腕がやられているようですが同情している暇なく、挟み撃ちにしようとします。他方のクラムベリーは余裕の表情。スイムスイムの魔法の特性を知ってなお、自分に勝算があると思ってます。自分がスイムスイムを殺してしまっては強い合格者がいなくなりますが、それでもいいんです。実力差を分析できずに喧嘩を売る方が悪いと。

 

スイムスイムの能力はどんなものにでも潜れる=透過する能力なのですが、実は透過できないものが。それが音と光なんです。なので、クラムベリーの破壊音波をもろにうけたスイムスイムはあっけなく弾き飛ばされ意識を失います。たまはそんな様子を見ているだけだったので、クラムベリーはスイムスイムを先に始末しようとしたのですが、その正体を見てコンマ何秒かとまってしまいました。その正体とは小学生1年か2年の女の子だったんです!これは管理人としても衝撃でした!いや、この設定はやばすぎです。取扱注意ですよね。一説には反社会的な内容だとも(-_-;)。この点、アニメではどう描かれるのか興味があるところです。。

 

クラムベリーはマスターなので本来ならば魔法少女の正体を知る立場にあったんですが、強さのみ興味があったためその正体には無頓着だったんです。ただ、このコンマ何秒かが命取りになります。たまが攻撃してきたんです。ただ、背中を切り裂かれただけだったのですが、たまの魔法は穴掘り。ほんの少しでも穴を掘れば=傷をつければそこから瞬時に直径1mの穴に広げるんです。それは人体でも同じこと。。。結果、クラムベリーはたまからのかすり傷が原因で瞬時に1m傷口が広がり、胴体と頭が消し飛び絶命します。。。

 

たまは、クラムベリーの返り血を浴びつつ、自分たちのリーダーのスイムスイムの身を案じています。たまとしてもまさかスイムスイムが小学生1年か2年の幼い少女とは思いもよらずびっくりです。目を覚ましたスイムスイムですが、正体を見られたということで速攻たまを殺します。これは尊敬するべきルーラの教え。いかなるものにでも魔法少女の正体を明かしてはいけない。。。もうほとんどルーラ教状態ですね。たまが不憫です。。

 

とそこにファヴがスイムスイムに対して、新しいマスターと呼びかけてきます。クラムベリーが死に、たまが死に、のこったスイムスイムにその権利があるとのこと。スイムスイムはマスターになることを受け入れますが、どうもちゃんと理解しておらず。また、ファヴの「自分と二人三脚で」というお誘いに「それは嫌」といって電源を落としてしまいます。

 

さて緊急連絡。脱落者、たま、ハードゴア・アリス、、ミナエル、森の音楽家クラムベリー。これで4名以下になったので書連絡は後程個別にということに。。。さてこの後どうなるのか。。。

 

 

第九章 コスモスは戦場に似合う

魔法の国では事務仕事を嫌がる風潮があるそうです。なので、電子妖精タイプの使い魔は非常に重宝されるみたいです。ファヴもそんな電子妖精の1人?です。結構古参らしいです。が、ちょっと仕事に勤勉ではなく。先のクラムベリーが試験を受けた時の事故もファヴがきちんとチェックしていれば起きなかったんです。ただ、ファヴはクラムベリーとあって興奮させられます。彼女はあきらかに精神のバランスを欠いていたが、見ていて飽きないだろうと。なので上層部にはウソの報告をしてクラムベリーをマスターに推薦します。その後二人でそれこそ二人三脚で数々の選抜試験を行い強者を魔法少女としてきました。そんなクラムベリーも死に、新たなマスターとなるはずのスイムスイムも行動原理が理解できず、協力を拒む始末。良いマスターとは言えない。排除しないととファヴは考えます。諸悪の根源はこいつですよね!こいつ。ファヴ!どうしようもない奴ですね。

 

バトルロワイヤル終結宣言でほっとするスノーホワイト。同時になぜ自分だけが生きているんだろう・・・とも。そんなとき生き残った魔法少女リップルから会いたいと言われます。何気にこの二人まだ会っていなかったんですね。意外です。ただ、リップルが言った言葉も意外でした。スイムスイムについて知っていることがあれば教えてほしいと。。。どうもリップルの中ではまだ終わっていない様子です。トップスピードの敵を討つ気満々です。もうゲームは終わったのに。。。スノーホワイトはリップルにもう終わったんだからやめよう。そんなの魔法少女じゃない。ただの人殺しだよと言いますが、リップルはただの人殺しでも構わないと言います。そして続けて、「でも、魔法少女にはなりたかった……あなたに憧れていた、スノーホワイト」と自分の胸中をカミングアウトします。最初の方でリップルが良くサイトでスノーホワイトの目撃情報などを見ていたのはライバル視していたというよりも、あこがれていたんですね。。。

 

そんな話を聞いていたファヴが突然、スイムスイムの弱点は光と音だとリップルたちに話しかけます。そしてリップルがどうしてもというならば残り2人になるまでゲーム続行OKと言いだします。むちゃくちゃですね、こいつ。まぁ、確かにスイムスイムを排除したいというファヴと目的が一致するで、ファヴはリップルを利用したのでしょうね。

 

弱点を聞いたリップルは早々にスイムスイムに会いに行ってしまいます。残ったスノーホワイトはファヴの本心を聞いて激怒りです。魔法の端末を叩き壊して、二人を止めるべく後を追います。

 

スイムスイムは魔法少女の頂点のマスターになったものの部下を失ったので、リップルが新しい部下になればと思い、会うことにしたみたいです。が、いざリップルの姿を見て思い出します。リップルはトップスピードの来ていたコートを羽織っていました。その姿を見てスイムスイムは元気が出る薬を飲んで臨戦態勢に・・・そして戦いの火ぶたが切って落とされます。

 

リップルとしては一度戦っている相手なのでそのときのスピードなどを計算に入れていましたが、予想以上の速度で傷を負います。元気が出る薬を飲んでいるからですね。おかげで左半身に重大なダメージをうけおそらく左目と右腕を失うぐらいです。でもおかげで隙ができたということで、カラミティ・メアリのもっていた四次元袋からスタングレネードをスイムスイムに投げつけます。スタングレネードとは手りゅう弾の一種で爆発から生じる強烈な音と閃光によって対象を無力化する非殺傷性の武器です。スイムスイムを無力化できたものの、至近距離だったこともありリップルも目が見えない状態です。ただ、気配はわかります。そこめがけて刀をふり下げ、スイムスイムを仕留めます。意識が揺らいでいく中で、視界に泣いているスノーホワイトを見つけ、リップルはおもわず舌打ちを。。

 

スノーホワイトは戦闘後の惨状をみて両ひざをつきます。小学生低学年ぐらいの子が刀で串刺しにされてこときれており、リップルは少し離れたところでうつ伏しています。そこにファヴがスノーホワイトにおめでとう、君が合格者だと言ってきます。そしてマスターになってほしいと言いますが、当然断ります。そしてスイムスイムがもっていた管理者用端末をガシガシ殴り始めます。なぜ?というファヴに、スノーホワイトは管理者用端末が壊されると困るというファヴの声が聞こえるからと言います。多分、この中にファヴの電子妖精としての本体が入っているんでしょうね。でも管理者用ということで頑丈な造りになっていてなかなか壊れません。そんなスノーホワイトをあざ笑うファヴ。魔法少女は何でも自分が通せると思っちゃうのが良くないと説教まで垂れます。そしてちゃんとわきまえていれば、他の魔法少女、ラ・ピュセルやハードゴア・アリス、トップスピードだって死なずに済んだと言います。

 

これを聞いたリップルが突然激怒します。リップルは死んでおらず、意識が戻ったんですね。右腕は今にもとれそうなほどですが。ただ手にスイムスイムが使っていた魔法の国の武器が握られています。さすがのファヴもこれはヤバイと思ってリップルを言いくるめようとします。そんなファヴの心の声はちゃっかりスノーホワイトに聞こえています。スノーホワイトの「そいつのいうことを聞かないで!」との叫びと同時に、リップルは端末に向かって武器を振り下ろしました!これがファヴの最期でした。。。

 

エピローグ

ファヴとクラムベリーの暴走をしった魔法の国は慌てて特使をこちらの世界に派遣してきました。彼らはスノーホワイトとリップルに平謝りし、二人は正式な魔法少女になり、そして魔法の国の名誉住民の資格も授けられました。

 

スノーホワイトは今回の事件で一皮むけて、世界中で困った人を助けて回っています。本来魔法少女は特定のブロックを担当するのが慣わしなんですが、スノーホワイトはお構いなしって感じで好き勝手やってます。そしてたまに不自然な試験が実施されているという情報をもらうとその試験を調べ、不正があれば摘発することをしているみたいです。その情報提供者はリップル。スノーホワイトが一匹狼なのに対して、リップルは各部署に知り合いがいる人気者になっているようです。リップルはリップルで一皮むけたのでしょうね。。

 

スノーホワイトは、「自分は今回は何も選ばなかったことを後悔した。」なので、「次は選ばなかったことを後悔するんじゃない、後悔する前に自分で選ぶ」と心に固く決めるのでした。。。

 

 

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総評

かなりやられた~と感じた作品でした。魔法少女ものなのでもっとほのぼのした感じかと思いきや、ガチのバトルロワイヤルですからね。。魔法少女がいかにブルーワーカーなのかよくわかりました(>_<)。また、それぞれの固有魔法を駆使したバトルはひとひねり、ふたひねりされていて、読んでいて、そうくるかぁとうなってしまいました。タイマンバトルではないので、必ずしも強者が勝者ではないということを改めてわからせてくれました。

また、違った切り口から見れば、かなり社会的にタブーとされるような内容も盛り込まれていて、その点小さい子供にはちょっと・・・な内容でした。まぁ、そういった面が逆にこの作品の魅力的な部分でもあるのでしょうが。
本作品は現在10巻まで出ていて基本バトルモノです。魔法少女が殺し合います。なので精神的に強くないと読み進めるのはつらいかもしれません(T_T)。

 

 

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続いて、以下の管理人のレーダーチャートを見て下さいね。

 

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魔法少女育成計画(まほいく)1巻の管理人評価チャート

魔法少女育成計画1巻のレーダーチャート

主人公 10 ある意味、魔法少女16人みんなが主人公とも呼べるかと思いますが、唯一1人あげろと言われれば、表紙の魔法少女スノーホワイトでしょう!スノーホワイトは消極的で当然人を殺すようなタイプでもなく、でも最後まで生き残りますが、彼女自身後悔ばかりのバトルロワイヤルでした。これを機に一皮むけますが、それはまた次の話の時に。。。
ヒロイン 10 主人公同様、魔法少女全員がヒロインと言えるでしょうね。個性豊かでそれぞれの事情を有しながらも、バトルは進んでいき、そしてさまざまな悲劇が生じます。バトルロワイヤルものなので悲劇しかなかったような(T_T)。でも、心を揺り動かされる内容でした。
登場人物 10

こちらももう言うことないですね。主人公、ヒロイン同様です。16人と数は多かったですが、個性派埋没しなくて最後まで混乱することなく読めました。

セクシー 5 あまりセクシーはなかったですが、露出度の高いコスチュームにドキドキしました。特にカラミティ・メアリとスイムスイムですかね(^_^;)。超絶ボディにスク水は反則技です。。。
萌え 8 美少女キャラ満載で萌え度は高かったです。10点をつけたい気もしましたが、内容があまりにシリアスすぎて萌える気持ちになれず、-2点の8点にしました。
バトル 10

不意打ち、頭脳戦あり、ガチのタイマンありので、満腹になりました。それぞれの固有魔法を使ったバトルは見どころ満載です。ところどころひねられていてそれもよかったです。

テンポ 8 よくもまぁ、これだけ少ない紙面にこんなに内容の濃いものを盛り込んだと感心させられました。16人もの登場人物をうまく使って、テンポよく物語は進みます。ただ、殺し、殺されなので精神的に疲れましたが。
感動(涙) 8

魔法少女ものでこれだけウルウルするとは思いませんでした。それぞれが背負った人生がにじみ出ていて、思わず感情移入しちゃいました。前向きな感動が2割、、悲しい涙が8割といった感じでした。。

奥深さ 10 魔法少女ものをこういう風に表現するかぁ、と感心しました。魔法の国の話がちょっとだけ出てきたり、バックの設定もかなりしっかりと練られていて(それでいて懲りすぎてないです)、すんなり入っていけました。
意外性 10 意外性はできれば20点ぐらいつけたい気分です。何度もやられました(>_<)。精神的に堪える意外性が多くて、一部からは反社的と言われてもやむなしかと。。内容としては12禁は間違いないかと(^_^;)。。こどもの性格が歪みそうです。。。

 

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